PADIダイビングショップ アリエス

DIVINGSHOP ALIES

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ブログ ~ ダイビング事故 ~

ベテランダイバーの死亡事故から得る教訓

このところダイビングの事故が頻発している。

 

最近事故が多いなぁとは思うが、不思議には思わない。

 

普段から感じているし、当店のお客様には時々口にしていたけれど、

昨今のスキルの低いダイバーの多さを考えると、「よくこんな少ない事故件数で済んでいるな」と思うくらいだった。

その位技術レベルの低いダイバーをよく水中で見かける。

 

浮力が取れていなくて、高速立ち泳ぎをしているダイバー。

初心者なのかもしれないが、まともなインストラクターに教わっていたら、

よほどの人でない限り、ダイビングライセンス取得中でも、そうはならない。

 

もう20年以上テクニカルダイビングをしている先輩インストラクターからは、

「ダイビング先進国の中で、日本のダイバーのレベルが一番低い」と聞いたことがある。

 

それはそうだろうなぁと思う。

 

「インストラクターの手抜き講習が、下手なダイバーを増やし、ガイドのリスクを高めている」

という記事が書かれたのは7年も前だ。

 

その時期に発表された「ガイドの役割」という声明に対して書かれたものだった。

 

その時には当店には他のダイビングショップの情報は多くなく、

へー、今はそんな状況なんだ。

くらいにしか思わなかった。

ダイバーレベルの低下はインストラクターレベルの低下が原因

それから年月が経ち、当店には多くの悪徳ダイビングショップの情報が寄せられるようになった。

 

ダイビングライセンス取得講習中にもかかわらず、

「ウエイトチェックをしたことがない」とか、

「垂直潜降をしたことがない」とか、耳を疑うようなことも多かった。

これはブログ「上達させないダイビングショップ」に詳しく書いたので、

気になる方は読んでもらえればと思う。

 

こんな講習をしているのは、日本でもトップ3に入る大きなダイビングショップ達だ。

別の店では、1本のタンクで2ダイブしてゲストが亡くなった。

経費を減らすために、金儲けのためにお客様が死んだ。

そんな馬鹿なことがあって良いのだろうか?

そんな店でも今日も大勢のお客様が器材を買いに来て、業績は好調だと聞く。

それが今の日本のダイビングショップの現状だ。

事故が起きるのも無理はない。

もちろんいい加減な講習をしているのは大手ダイビングショップだけじゃない。

 

もともと人間が生身では生きていけない海中で行うスキューバダイビングは高いリスクと隣り合わせの活動だ。

レギュレーターが口から外れ、あるいはエア切れになり、何かしらの呼吸源を確保出来なければ数分で死ぬ。

マスクに水が入っただけで、パニックになり起こる事故もあるという。

 

いい加減な講習をしているインストラクターは、自分がしていることによって、ゲストダイバーが事故に遭うかもしれない?とは考えないのだろうか。 

事故に遭う確率を減らすなら、本当に上手いダイバーになる事

ゲストダイバーの中にも練習もしないで、成果だけを求める人もいる。

神子元に潜れる実力がないのに「ハンマーが見たいです。ツアー参加を希望します!」と言われることがある。

2年位毎月潜って、きちんと練習すれば行けるようになると思いますよ」とお伝えすると、音信不通になる。

自分の実力に合わない海に行ってはいけない。

危ないし、他の潜れるダイバーの迷惑になる。

 

事故は何かしらの原因があり、どうしても防げなかったということは少ないのではないか。

ダイビングの事故に限らないけれど、ミスがいくつか重なって初めて起きるのではないだろうか?

一つ一つのミスは些細なものかもしれない。

バルブを開けていない、

残圧を確認していなかった、

エキジット時にマスクとレギュを外して転んだ、

それが重大事故に繋がっていく。

 

以前、死亡事故現場に居合わせたことをきっかけに、

ダイビングで死なないためにやるべき10のこと」という記事を書いた。

詳細は上記リンクからお読み頂ければ。

 

最低限まで事故に遭う確率を減らすのなら“本当に上手いダイバー”になるしかない。

それには真に上達させてくれるインストラクターに出会わないとならないし、身に付けるには時間も費用もかかる。

それまでに事故に遭ってしまうかもしれない。

だが、初心者でも意識次第で守れる2つのことさえ出来れば、最悪の事態は避けられる確率が高くなる。

 

20236月に海上保安庁が発行した「令和4~年 海難の現況と対策」(以下、事故統計)も参考にしながら、事故を考察し、どうすれば防げたのか?

または被害を最小限に抑えられなかったか?を考えてみたい。

今夏から起きたダイビング事故

この夏から起きた事故だけでも以下のようなものがあった。

< 7月16日 京都府舞鶴市 50歳前後の男性が死亡 >

ダイビングツアーに参加中、意識不明、心肺停止の状態で海面に浮いているのが発見され、病院で死亡を確認。

 

< 7月20日 北海道 男性59歳が死亡 > 

友人が「同伴者が頭をぶつけて海に浮かんでいた状態で発見した」と警察に通報。
 心肺停止の状態で病院に搬送され、その後死亡が確認。
 

 

< 8月20日 東伊豆の八幡野で59歳女性が重体 > 

何らかの原因で溺れ、意識不明、呼吸の無い状態でドクターヘリで病院に運ばれたが重体。

 

< 8月25日 石垣島 51歳女性が死亡 > 

女性は海中で「苦しい」と異常を訴え、インストラクターとともに海面まで浮上。

女性は自力で船に上がったが心肺停止となり、病院に搬送された。

その後、死亡。

 

< 9月14日 東伊豆の稲取で55歳女性が死亡 > 

夫婦でバディ潜水中、夫が落としたカメラを探すために別行動になった後、なんらかの原因で溺れ、海から引き揚げられたが病院で死亡を確認。

20年以上のダイビング歴があった。

 

< 9月18日 西表島で男性55歳一名死亡、63男性一名行方不明 > 

ドリフトダイビング中、イントラは残圧が少なくなった二名に先に上がるように指示、

その後他のゲストと共に浮上したが、二名は見当たらなかった。

2時間後海保が死亡した一名を発見。

21日、行方不明者の捜索は打ち切られた。

 

< 9月22日 西伊豆の雲見で36歳男性が死亡 > 

何らかの原因で溺れ、搬送される時には意識があったが、その後病院で死亡が確認された。

(この事故はヤフーニュースに載りましたが、その後URLのリンク切れとなっていました。静岡県警のHPには「救助された」ところまでが載っています)

 

< 10月1日 西伊豆の井田 47歳男性が溺れ意識不明 単独潜水? > 

「ダイビング中の男性が岸から十数メートルほどのところに浮いている」と消防に通報。

ダイビングセンターのスタッフに救助され、病院に搬送された。

男性は、搬送時、呼吸はしていたものの、意識はなかった。

 

< 10月21日 奄美大島 75歳男性死亡 >

体調不良訴え、船の近くで浮いているのをインストラクターが発見。溺死。

 

当店が把握していない事故や、報道になっていないものもあるだろうけれど、 

この記事を書いている間にも事故は増えていて、きりがないので追加するのはやめました。

 

これ以外にも、ダイバー個人の技術ではどうにもならない事故ですが、

6月にはドリフトダイビング中の7名が一時行方不明、

8月には宮古島で大手ダイビングショップの船が浸水し転覆、20名が海保に救助された。

 

この店は以前のブログ「その大手ダイビングショップでは永遠に上達しない」で紹介していて、死亡事故が起きているという話もある。

もしかすると、このように考える方もいるかもしれない。

「大手ダイビングショップだと利用しているゲストも多いから、事故の件数も増えるのでは?」

もちろんお客様が多い方が事故の件数が増えるという事実はあるかもしれません。

 

私が独立する前に17年勤めていたダイビングショップは、

一時期は日本一大きいと言われていた。

しかし、私の知っている27年間、死亡事故は起きていない。

スタッフをきちんと指導し、きちんとしたダイビングを教えていれば、

死亡事故はそうは起きないのではないか?

上記のブログを読んで頂くと分かるが、

とてもまともにダイビングのことを教えてるとは思えない。

 

ただ、防ぎきれない事故というのもある。

それはゲストダイバーがダイビングをしてはいけない病気を隠して潜っていた場合。

前の店に勤めていた時に実際にあった話。

喘息を隠してダイビングをしていたゲストがいた。

乾燥した空気であるタンクは喘息を誘発しやすい。

ある時水中で発作が起きた。

 

命に別状はなかったが、回復後彼はこう言った、

「死んでもいいからダイビングがしたいんです!」

そういう問題ではない。

周囲に掛ける迷惑というものをまったく理解していない、自分さえ良ければそれでいいという身勝手な考え方だ。

 

ダイビングツアーに参加するには、必ず健康チェックがあるけれど、

この項目は潜水に詳しい医師たちが作成している、ダイビングをするにあたって問題のある根拠があるものだ。

ここに当てはまったら、決して軽視してはいけない。

50代以上から事故は増える

目立つのが50代以上からの事故で、事故統計でも全体の60%近くを占める。

2021年の統計では、40代以上で事故の75%を占めていた。

 

4050代の人で始めたばかりなら、若い人よりも覚えるのに苦労するだろうし、

ダイビング歴が長い人であれば、潜る間隔が空いてしまったり、自分は歴が長いと慢心してしまったり、体力低下や突発的な病気のリスクも上がってくるだろう。

 

昨年は少なかった20代の事故が、去年は全体の24%近くと、

50代の次に多かったのも印象に残った。

あまり若いと経済的に頻繁にダイビングに行けず、技術不足で事故に遭うのかもしれない。

 

あくまでも事故件数に対するパーセンテージであって、

年齢別ダイバー人口に対しての事故比率という統計はない。

もしそれがあったとしたら、この割合は変わってくるのかもしれない。

 

経験本数で見ると、50本未満のダイバーで事故の約半分を占めるが、

500本以上でも事故は起きているので、経験本数が多いから事故を起こさないとは限らない。

気になる二件の事故

事故内容で圧倒的に多いのが溺水で62%。

ついで病気の19%が続くが、これだけで事故原因の80%を超える。

 

病気については普段から健康と体力の維持、ダイビング前に自己管理をすること。

これが出来ていないダイバーもいる。

ダイビング前日に二日酔いになるほど飲酒をしていたり、

酒臭かったり、嘔吐していたり…。

寝不足も体力に影響を与え、事故になったケースがあるのじゃないかと、

神子元のガイドさんが言っていた。

そして定期的にDAN登録のダイビングの知識のある医師の健康診断を受けることが必要だ。

 

溺水の原因を見ると、知識技能不足が40%近くと圧倒的に多く、活動に対する不注意が11%と続く。

原因不明も31%近くあり、事故者が死亡している場合には判明出来ない。

 

先に上げた事故の中で、特に気になったものが二件あった。 

報道はほんの僅かな文字数で書かれたもので詳細は分からず、大抵は続報もない。

自分なりに推察して、原因と対策を考えてみた。

 

一つは西表島の事故。

 

エアの少なくなった二名をガイドは先にゲストだけで浮上させた。 

わざわざチームから分ける位だから、かなりの残圧差があったのだろう。

大した差じゃなければ、二人だけで上げる必要が無い。

 

エアの減りには体格など個人差はあるけれど、技術的に未熟なダイバーが減りやすい。

 原因としては中性浮力が取れていない、呼吸方法を知らない、トリムが悪く水の抵抗が多い、

上手なキックが出来ずに運動量が多い、バランスが悪くて呼吸が荒くなりがち、無駄な動きが多い等々。

 

この二名のダイバーは、この海に潜れる実力があったのだろうか? 

ガイドは二人だけで浮上をさせるという選択をしたのだから、難しい海況ではなかったはずだ。

難しい海況なら、どんなに潜水時間が短くても一緒に上がっただろう。

「バディシステムは維持しているし、浮上くらいは出来るだろう」 

そう考えたかもしれないが、水面に上がり、浮力を確保するというダイバーなら普通に行うことが出来ず、死亡と行方不明という結果になってしまった。

 

ドリフトではなく、もっと易しいポイントであったら、チームを分けるという選択をしなければ最悪の事態は避けられたのじゃないだろうか。

ベテランダイバーに起きた死亡事故

そしてもっとも気になったのが稲取の事故。 

夫婦でバディ潜水中に別行動を取り、奥さんが亡くなってしまったという結果に、ご主人はどれほど心を痛め、後悔しているだろうか…。

 

それを考えると、これから書くことがためらわれたが、ご主人が当店のブログを読むこともないであろうし、

このブログを読んだ方の、事故に遭う確率が少しでも減ればと考え書くことにした。

 

この事故の報道の中には「ダイビング歴20年以上のベテランダイバーがなぜ?」という見出しもあった。 

バディ潜水をしていた位だから、経験本数も多く、頻度も少なくはなかったのではないか?

 

奥様は溺れたということなので、突発的な病気かもしれないし、なんらかの原因でレギュが外れて、リカバリーが出来なかったのかもしれない。

初心者でも安全性を高められることの一つ目

初心者でも意識次第で安全性を高められる一つが“バディ意識”

 

日本ではグループ潜水が主なので、バディ意識が低いことも多い。

中にはバディがいなくなっても気付かない人もいる。

そんなにくっつかなくてもいいから、横に並び、一分に一回はバディを視界に入れる。

そうすれば、ロストしても一分以内で済む。

位置は必ず横並びで、上下や縦になってはいけない。

 

ゲストダイバーの中にはブリーフィングで「私(ガイド)よりも前に行かないでくださいね」とお伝えしても、前に出てみたり、離れたところに行ってしまう方もいる。

こういった行動はやめて欲しいのだが、ガイドをするようにならないと実感出来ない。

 

本人的には「私上手ですから、ガイドも見てるし、いつでも戻れますよ」と考えているかもしれないが、「戻って来ないなぁ」と思って見ていることもある。

前に出ているゲストがいると、違う方向に進むとロストになるのでルート取りにも影響する。

そして、下記に記す大切なバディシステムが崩れている。

 

こういったダイバーは身体的スキルだけがある“潜れるダイバー”であって、“本当に上手いダイバー”ではない。

 

別にガイドの真後ろにずっといる必要はない。

前に出ることをせずに、状況次第で少しくらい離れていても、バディ単位で動いていれば、一人よりは二人の方が気づきがあるはずなので、トラブルなども防げるかもしれない。

 

もし、稲取の事故でもバディシステムが守られていたら、最悪の事態は避けられたのじゃないだろうか。

 

突発的な病気の場合はレギュが口から外れるかもしれないが、方法を知っていれば、本人がレギュを咥えられなかったとしても、水を飲まない状態で浮上させることが出来る。

 

その対処方法とは、レギュを外したダイバーの頬を片手でぎゅっと掴み口を開かせ、フリーフローさせたレギュレーターを口に突っ込みながら浮上する。

 

こうすれば、呼吸をしなかったとしても肺の中で膨張した空気が出ていくので、肺の過膨張障害にはならないし、水を飲むことも防げる。

自分でも実際にこの方法を使ったことがある。

 

こういった対処が出来なくても、早いタイミングで救急車を呼ぶことが出来た。 

意識を失いレギュが外れた場合は、水を飲まないことが多いと言われる。 

また、レギュが外れてリカバリー出来なかった場合なら、本人のレギュや自分のオクトを渡してあげることも出来た。

 

レギュレーターリカバリーが出来なかった場合に自分で対処するなら、メインのレギュが外れた時に、自分のオクトを咥えられるようにしておくのもいい。 

オクトは左にあっても向きを変えれば自分で吸えるし、自分の器材であれば、右に二本出しにして、

片方にレギュレーターネックレスを付けて、口のすぐ下にあるようにしてもいい。

初心者でも安全性を高められることの二つ目

初心者でも意識次第で安全性を高められる二つ目が“呼吸源の確保”

 

事故の原因の62%を占める溺水。

これは呼吸源が口にあれば起きない。

 

残圧を自分で確認にしているのは基本。

ブリーフィングで「残圧がいくつ(例えば90気圧)になったら教えてください」と言われていると思う。

もちろんその残圧になったらガイドに教えるのは当然なのだけれど、

その後も少なくなってきたら伝えた方がいい。

例えば50とか30とかで。

「残圧90で教えてと言われたから、それ以降はどんなに少なくなっても教えない」

なんて思ってはいけない。

 

通常ダイビングは後半の方が浅くなっていくので、理屈上はエアが持つようになる。

が、実際には特に初心者では疲労でエアの消費が早くなったり、

残圧が少なくなった焦りから減りが早くなったりする。

 

ポイントにもよるけれど、エアが切れたら浮上して水面から付いて来れば良いのだから、

少なくなったとしても心配しすぎない方がいい。

 

万が一エア切れになりそうでも、バディやガイドがいればオクトをもらうことが出来る。

(バディ意識、グループ意識)

 

先に出てきたレギュレーターをなんらかの形で咥えられるスキルも重要だ。

呼吸源の確保は完全エキジットまで続けること

そしてもう一つ、簡単なことだけれど皆さん実行しているだろうか?

 

それは“完全にエキジットするまでレギュとマスクを外さないこと”

 

えっ、そんなこと?

と思うかもしれないが、自分の命を守るためには重要なことだ。

 

マスクやレギュを付けたままだと苦しく感じる人もいるので、まだ水がある段階で取ってしまう人がいる。

 

波打ち際で転んだ場合に、レギュとマスクがあれば水を飲むことは無いのだけど、外したがばっかりに海水を飲んでしまうことがある。

海水を飲むとかなり苦しい。

 

海辺は足場が悪く滑ることも多い。

重量物を背負っている人間は立つことが出来ないこともある。

水が30cmもあれば溺れるだろう。

稲取の事故もこの可能性があるのではないだろうか?

その日は3ダイブ目ということで、エキジットのタイミングで周囲に人がいなかったかもしれない。

 

グループ潜水をしていたり、周りにダイバーが多い時なら、こういった状況になっても誰かが助けてくれて死ぬことは無いだろう。

 

だけれど本当に上手いダイバーは、そんな状況自体にしない。

安全なダイビングをすること、上達することに、そんな凄い秘密はない。

言われれば当たり前のことばかり。

でも、その当たり前が出来ていないダイバーが多い。

そして“本当の上手さ”を理解していないダイバーも。

ダイビング事故を一件でも減らすために出来ること

最初にも出てきた“ダイバーのレベルの低下”は、教えるインストラクター側のレベルの低下が大きな要因の一つだろう。

 

なんでこんなにイントラのレベルが下がっているかと言えば様々な要因があるのだけれど、話が逸れるので、これを正していく方法をご紹介したい。

それはゲストダイバーの方に「いい加減なダイビングをしている店を使わない」ようにしてもらうこと。

そういったダイビングショップを使うゲストが多ければ、資金源となり一向に悪い店が減らない。

 

皆がいい加減なダイビングショップを選ばないようになれば、考えを改めたり、経営出来なくなったりして、悪徳ダイビングショップが減るのではないかと思う。

だけれど、こういったショップは商売がとても上手い。

器材の販売数が多く、多くのCカードを発行している彼らはダイビング業界の中では強い力を持っている。

 

これはゲストダイバーが自分自身を守る事にもなる。

いい加減な講習をされれば、時間と費用が無駄になるし、

上達出来ないということは楽しみも安全性も低くなる。

 

悪質なダイビングショップを見抜く方法は、

選んではいけないダイビングショップの見分け方」に書いたので参照して頂きたい。

 

これ以上ダイビングが危なくてつまらないものになってしまわないように、

一人でも多くのダイバーが“本当に上手いダイバー”になってくれることを願いたい。

~アリエスではコロナ対策をしながら営業をしております。当店のコロナ対策はコチラをご覧ください~

<アリエスはダイビングを上達したいダイバーのためのダイビングショップです

ダイビングを本当に楽しむために必要なのは、

<本当の上手さ>と<生物を見る楽しさ>だと、アリエスでは考えています。

上手くなれば同じ海に潜っても見られる生物はまったく違い、安全性も高くなります。

「上達して、その先にある水中風景を見て欲しい」

 

ダイビングはただ本数をたくさん潜っても上手くはなれません。

上手くなりたい、きちんとしたダイビングをしたい、

そんなお客様はダイビングツアーの特長をご覧頂き、

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