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ブログ ~ 東伊豆・赤沢ダイビングツアー ~

なぜ、ダイバー5人死亡という事故は起きたのか?

ゲッコウスズメダイの幼魚@東伊豆・赤沢|ダイビングショップアリエス

しばらくいついているゲッコウスズメダイ

5月17日(日)は東伊豆・赤沢ダイビングツアー

【天気】晴れ、27℃。

【海況】凪

【潜水データ】

■ 透明度:6~12m

■ 最低水温:17.0℃

■ 最大深度/①37.2m/②40m+

■ 潜水時間/①39分/②42

 

往路の車内でYさんが言った、「モルディブでダイバー5人が死亡する事故があったよ」ダイビングで死亡事故が起きるのは、さほど珍しいことではないが、大抵は1~2名で、一度に5人というのは、なぜ?というのが最初の印象だった。

後日ニュースのURLを送ってもらい内容を読むと、事故が起きてもまったく不思議ではないダイビングをしていた。

 

内容はこうだった。

イタリア人ダイバー5人は、水深50mに入口がある洞窟、最深部は70m、全長は200mという穴に入って行ったというのだ。

それもシングルタンクのレクリエーションダイビングの装備だったそうだ。

50mという水深だけでも、十分深く、エア切れ、長い減圧停止、ガス昏睡(窒素酔い)などリスクが伴う。

ましてや、ダイビングの中でももっとも危険とされる、頭上が塞がれている洞窟に、そんな深度から、さらに深く行くというのが、とても正常なガイドがすることとは思えない。

 

~ 画像をタップすると拡大します ~

テングダイ@東伊豆・赤沢|ダイビングショップアリエス

10匹ほどのテングダイの群れ

イサキの群れ@東伊豆・赤沢|ダイビングショップアリエス

イサキの群れ

そして、ゲストダイバーもかなりの経験があったようで、中には経験本数が5000本ほどあったダイバーもいたそうだ。

この潜水計画に問題を感じる人はいなかったのだろうか?

ガイドが行けると言うのだから平気だろう、もしくは反対出来ないような雰囲気があったのだろうか。

 

この事故では、ガイドの遺体は洞窟の入り口付近で見つかっている。

捜索にあたった、軍の上級者ダイバーも減圧症で命を落とした。

それを受け、フィンランド人のケーブダイビングのスペシャリストチームに依頼し、残りのダイバーは数日後、洞窟の一番奥で見つかっている。

砂の巻き上げで、出口の光が見えなくなり、方向を間違えて進んでいる内に、エア切れやパニックを起こしたのじゃないかとも言われていた。

事故後CNNの取材に、この洞窟に潜ったことのあるロシア人のテクニカルダイバーは、「きちんとしたトレーニングを受けた、テクニカルダイバーだけが潜れる場所だ」と語っている。

 

ガイドの判断への疑問というと、以前柏島でこんなことがあった。

減圧停止が出ているゲストダイバーのダイコンを、ガイドが自分に渡すように言い、そのまま減圧停止をせずに浮上した。

そして、ゲストダイバーは症状がそれなりに重い減圧症に罹患した。

これは一般のニュースにはなっておらず、ゲストがSNSで発信していた。

この後訴訟にもなったようで、今は元記事は削除されているようだった。

デコストップが出ていたなら、減圧停止をすればよくて、なぜガイドがそんな判断をしたかは分からない。

 

この2つのガイドの判断の件で、まずモルディブのケースなら、ブリーフィングを聞いた段階で、自分ならその潜水計画では潜らない。

柏島のケースなら、ダイコンを渡さない。

どちらも普通に考えたら、起こりそうもない事態なのだけれど、実際に起こっている。

では、どうしたらゲストダイバーは事故に遭わない判断が出来たのだろうか?

キンギョハナダイのオス@東伊豆・赤沢|ダイビングショップアリエス

キンギョハナダイのオス

スバルヘビギンポ?@東伊豆・赤沢|ダイビングショップアリエス

これはスバルヘビギンポ?

それには、初心者の内から正しい判断が出来るインストラクターと一緒にダイビングをしていき、その考え方を学ぶしかないと思う。

今まで大勢のゲストダイバーを見てきて、初めに正しいダイビングが覚えられないと、それを修正することはなかなか難しい。

だけれど、今はその”正しい判断が出来るインストラクター”を探すのが難しいのかもしれない。

時々当店のブログでも取り上げるけれど、さわやかな笑顔を浮かべながら、平気で重大な講習の不正をしているというインストラクターが多くいる。

お客様が見抜くことはほとんで出来なくて、不正の事実を他店に行って初めて知る。

 

この日の一本目に、18年来のお客様である、Cちゃんの500本記念ダイブがあった。

こうして長く一緒に潜って頂けるのは、とても嬉しい。

おめでとうございます、これからも自分のペースで長く続けて下さいね(#^^#)

 

当店では”本当の上手さ”をお伝えしたいと考えているけれど、

それには、まず身体的スキルのマスターがあって、それよりもずっと多くのことを知らなければいけない思考的スキルがある。

これは、少し一緒に潜ったからお伝え出来るような量ではなくて、ダイビングをしていれば、時々は難しい状況になることもある。

そんな時に、どう考え、どう対処するかをお伝えして、知識にして頂く。

ご本人が一緒に潜っている時だけの事例ではなく、他の日に起きたことも適宜お伝えしていく。

”本当の上手さ”とは、一言で言えば”安全にダイビングが出来る”ということ。

潜れるダイバーは大勢いても、上手いダイバーは少ない。

モルディブの事故もそんなケースだった。

全てのダイバーに安全に潜って欲しい。

決して自分のスキルより遥かに上の海に潜ってはいけないし、それをさせるガイドやインストラクターは”正しい判断をしている人”ではない。

<アリエスはダイビングを上達したい初心者ダイバーのためのダイビングショップです

ダイビングを本当に楽しむために必要なのは、

<本当の上手さ>と<生物を見る楽しさ>だと、アリエスでは考えています。

上手くなれば同じ海に潜っても見られる生物はまったく違い、安全性も高くなります。

「上達して、その先にある水中風景を見て欲しい」

 

ダイビングはただ本数をたくさん潜っても上手くはなれません。

上手くなりたい、きちんとしたダイビングをしたい、

そんなお客様はダイビングツアーの特長をご覧頂き、

当店のツアーにご興味をお持ち頂けたら、ツアー参加の流れをご覧ください。

 

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