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6月21日(日)は西伊豆・大瀬崎ダイビングツアー。
【天気】雨のち晴れ、南西強風、32℃。
【海況】凪
【潜水データ】
■ 透明度:8m
■ 最低水温:20.2℃
■ 最大深度/①22.0m/②20.4m
■ 潜水時間/①51分/②60分
大瀬崎に向かう途中は強い雨が降っていたものの、到着する頃には都合よく上がった。
本日はアリエスツアー二回目のご参加のNさんがいらした。
前回はウエイトを6㌔で開始、5㌔に減らしても、まだ重いようだった。
なので、今日は4.5㌔から開始をする。
潜降の様子は動画を撮って速度とスキルを確認する。
すると、4.5㌔でもまだ速いようだった。
「あと500gはウエイトが減らせそうですね」とお伝えすると、
ご本人的には「えっ、そうですか?」と意外そうな感じだった。
適正ウエイトから500g違えばスキルに影響してくる。
~ 画像をタップすると拡大します ~
ブログ<適正ウエイトの答えは一つじゃない>に書いたけれど、最初はびちびちの適正ウエイトで潜って頂く。
このぴちぴちの適正ウエイトだと、完全に潜降のスキルが身に付いていないと沈まない。
オーバーウエイトでは、ドライスーツのエアをきちんと抜けていないのに潜降出来てしまったり、息を長く吐き続けるということもせずに沈んだり、落下しないようにするために足動きの癖が付いてしまったり、色々と上達しない癖が付いてしまう。
一度付いてしまった癖を直すのは、最初から覚えるよりも大変だ。
この、ぴちぴちの適正ウエイトで潜ると、断然浮力コントロールがしやすくなる。
中性浮力が本当に取れているかは、フィンキックを止めてみないと分からない。
そこでホバリングを行って、これを動画に残し、客観的に自分のスキルを確認して頂く。
初心者だと、水底から離れなかったり、ずっと大きなキックをしていたりして、すぐに浮力が取れていない事が分かる。
ところが、ある程度潜っている方だと、ここまではならなくて、中層にいる時にゆらゆらとフィンが動く。
実はこのほんのユラユラしたキックだけでも、足りない浮力を補ってしまう。
完全に動きを止めた時に、浮いていられないとならない。
これはまったく特別なレベルのスキルではない。
泳いでいる時のダイバーは中性浮力であるはずで、フィンキックを止めたら、そのままの状態で浮けていないとならない。
これで、沈むようなら中性浮力は取れていない。
これは高いレベルのスキルの話ではなく、ある程度潜っているダイバーなら、出来て当たり前のレベルの話だ。
エキジットに向かう途中、19年来のゲストCちゃんが、アラートを鳴らして一人のお客様が浮いていったのを教えてくれた。
これはチーム全体がよく見えていて、非常に安全性を高める。
海保の資料でも、事故はロスト後に一人になった後に起きる事が多いとある。
当店が現場に居合わせた死亡事故も、それだった。
また、稲取や黄金崎で起きた<ベテランダイバーの死亡事故>もバディ解消後に起きていた。
このバディがいなくなったことに気づき教えるというのは、経験が長いダイバーだから出来るものではなく、思考的スキルの高いレベルのダイバーだから出来ることで、アラートを持っていたということも重要だった。
Nさんは当店にいらっしゃる前は、ずっと現地ダイビングサービスで潜っていた。
現地ではバディは組まないらしい。
バディシステムが機能することは、安全なダイビングをする上で非常に重要なことだった。
だけれど、これは現地ダイビングサービスに問題があるという訳ではなくて、知らない人同士でバディを組まされても機能はしないだろう。
アリエスで潜ることで、バディ意識と高い思考的スキルを身に付けて頂き、これからも安全なダイビングを覚えていって頂きたいと思う(#^^#)

<アリエスはダイビングを上達したい初心者ダイバーのためのダイビングショップです>
ダイビングを本当に楽しむために必要なのは、
<本当の上手さ>と<生物を見る楽しさ>だと、アリエスでは考えています。
上手くなれば同じ海に潜っても見られる生物はまったく違い、安全性も高くなります。
「上達して、その先にある水中風景を見て欲しい」
ダイビングはただ本数をたくさん潜っても上手くはなれません。
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