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5月20日(土)は東伊豆・八幡野ダイビングツアー。
沿岸を低気圧が通過していて、北東強風の南うねりという、ポイントを選ぶのが難しい状況。
9時頃には波が落ちる予報だったので八幡野へ。
エントリー口は比較的静かなものの、防波堤がない場所は大きな波が打ち寄せている。
エントリー口の辺りは透明度1m、潜降地点で2~3mで1m程度は揺すられるうねりがった。
海は透明度が良くて穏やかに越したことは無いのだけれど、そういった海にばかり潜っていてはダイバーとしてのレベルが上がらない。
難しいコンディションでも潜れるようになってこそ、良いコンディションの時にもさらに余裕が生まれる。
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この日は絶賛練習中のお客様たち。
うねりの中で泳ぐ時は、戻される時はキックを止め、沖に出る時にフィンキックをして前に出る。
揺れている時は岩には掴まらない方がいい。
手を中心にして大きく揺すられてしまう。
が、八幡野の潜降地点は浅すぎて、掴まらないと浮いていってしまう恐れがあったので、仕方なく掴まってもらった。
そして、スキル的に期待していることがあった。
かなりの高身長でやせ型というお客様の、マイドライデビューだったのだ。
今まで、大瀬崎の湾内、ゴロタ下からエキジット付近に向かう時に水深が7mから2m位に浅くなる。
その際に浮かないための正しいドライスーツのエア抜きをしてても、どうしても浮いてしまっていた。
ゴロタ下でエアが出なくなるまで抜いても、ゴロタ上ではかなりの量が出る。
これはスーツが大きく、スーツ内のエアが多いこと、
そして、空気の膨張量に対して、バルブからの排気が間に合わずに起きていることだと思われた。
解決方法としては、排気が間に合うだけ浮上速度を落とせば良いのだけど、
今でも十分に遅くしているので、これ以上遅くすると移動速度が遅くなりすぎてしまう。
やはりドライスーツが変わっただけで、泳いでいる際の揺れがなくなり、
浅場に来ても浮くことはなかった。
今日はコンディションが悪すぎて見れなかったが、
潜降速度をチェックすれば、もっとウエイトが減らせるかもしれない。
ウエイトを減らせれば、もっとトリムは良くなるし、
余分なエアを入れなくて済むので、排気も楽になる。
潜水時間25分ほど、砂地の奥で残圧を確認するとお客様のハンドシグナルは、
「50」
うっそ?(・。・;
この場所で50はまずい。
エキジットしてから、お客様に「残圧確認してました?」と聞くと。
「してました」
「50の前に見た時はいくつでした?」
「80でした」
なるほど、見る頻度が少なかったのかもしれない。
あとはいきなりバッと減ったか。
八幡野の海は浅いのでなんとか戻れるかもしれない。
途中見知らぬダイバーの方が寄って来て、スレートに何か書き始めた。
どうも生物を教えようとしてくれているらしい。
お気持ちありがとうございます、しかし私達には時間がありません…。
お礼だけ言って後にした。
そう、ダイビングを楽しむにはスキルを上げなければいけない。
こちらのお客様は、どうしてもエアをドバっと吐くのが変えられなくて、エア持ちに苦戦していた。
エア持ちを良くするのは条件さえ揃えば、大抵の人が出来る。
エアを長く吐けば良いのだけど、
それには浮力(上下)とバランス(左右)が取れていて、トリム(前後)が良く、効率的なフィンキックをしていることが前提条件になる。
二本目は少し安定してきて、一本目と同じポイントまで寄り道をしていっても、エアは持った。
アジ根の近くにはアマミスズメダイの幼魚。
このまるっとしたフォルムに、グレーに蛍光ブルーのラインが映える。
一本目にもいたニラミギンポは穴から出ていて、
沖の根の上ではコクテンカタギが中層を泳ぐ。
そういえば、田子のサンゴの辺りには沢山の種類がいるけれど、
他ではチョウチョウウオって希少な気がするな。
定番季節来遊魚ながら、なかなかのかわいさのキツネベラの幼魚もいた。
水温は19℃ほどもあって、冬仕様のインナーのまま潜ったら、ずいぶん汗をかいてしまった。
次回から薄くしないと駄目だな(#^^#)
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ダイビングを本当に楽しむために必要なのは、
<本当の上手さ>と<生物を見る楽しさ>だと、アリエスでは考えています。
上手くなれば同じ海に潜っても見られる生物はまったく違い、安全性も高くなります。
「上達して、その先にある水中風景を見て欲しい」
ダイビングはただ本数をたくさん潜っても上手くはなれません。
上手くなりたい、きちんとしたダイビングをしたい、
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