PADIダイビングショップ アリエス

DIVINGSHOP ALIES

〒151-0071 東京都渋谷区本町6-37-8 渡辺ビル1F

営業日時:12:00~20:00   定休日 :木曜日・不定休があります

ダイビングのお問合わせはこちらへ

お問い合わせフォーム

留守番電話になった際はお問い合わせ
フォームよりご連絡をお願い致します

03-6276-5758

~ブログ~ 西伊豆・大瀬崎ダイビングツアー ~

コハクの誤解

イトヒキコハクハナダイが水深7mに登場@西伊豆・大瀬崎|ダイビングショップアリエス

なんとコハクが水深7mに登場

5月14日(日)は西伊豆・大瀬崎ダイビングツアー

 

この日はヒレナガカサゴspとミジンベニハゼのリクエストが入っていた。

また「上達したい」とお越し頂いた新規のお客様Gさんもいたので、一本目はチェックダイブがてらsp狙いで行くことにした。

 

もはや新規のお客様のあるあるなのだが、Gさんもハンドシグナルもバディチェックもよくご存知ないようだった。

ハンドシグナルはコミュニケーションでもあるし、上達のためのアドバイスでもあるので、アリエスオリジナルのものも含め、多くのハンドシグナルを覚えてもらう必要がある。

 

覚えないとどうなるか?

浮上をするのに「エアを抜いて」の合図を出したら、

「ホバリング」の合図だと思って浮こうとしたら、そのまま浮いていったゲストがいた。

そりゃそうだろう、そんな浅い所でホバリングしたら(;・∀・)

 

初心者の方に限らず、本数が多いダイバーでもバディチェックをやっていない、または正しく出来ていない人が多いように思う。

チェックが不正確だったために起きた下記のような事故もあるので、チェックのフレーズを覚えて、正しい順番と内容でやって欲しいと思う。

ブログ「防げたはずのダイビング事故

 

~ 画像をタップすると拡大します ~

ヒレナガカサゴSP@西伊豆・大瀬崎|ダイビングショップアリエス

そんなに場所も変わらず
ヒレナガカサゴSPは健在だった

タカクラタツ@西伊豆・大瀬崎|ダイビングショップアリエス

SP近くのタカクラタツ

ダイバーのスキルは潜降を見れば、ほぼ分かる。

Gさんにご来店を頂きお話を伺っていた際に、「ウエイトは10㌔」と聞いていた。

特別体格が大きいわけではないので、「10㌔は重いんじゃないかな~?」と思っていた。

まあ、使う器材でも違うし、体質でも変わるので、これは潜ってみないと分からない。

 

ツアー日の申告ウエイトは8㌔。

「以前聞いた時は10㌔でしたけど、8㌔で大丈夫ですか?」

「うーん、アルミタンクで8㌔というログもあるんですよねー」とウエイトが正確に分からないご様子。

 

まず初心者の方の課題になるのが、身体的なスキルで言うと中性浮力やエア持ち。

エア持ちは中性浮力が取れていないと延ばせないので、まずは浮力が先になる。

そして中性浮力の感覚を覚えるのに必須なのが適正ウエイト。

よくアリエスでは「適性ウエイトから1㌔違っても潜りづらく、2㌔違ったらメチャクチャ」とお伝えしている。

 

一本目は8㌔で開始し、下を向いたままの水平姿勢で潜降をしていた。

この姿勢で降りられるのはオーバーウエイトだろう。

二本目は7㌔にした。

水面近くで強い足動きがあり潜降が出来ない。

潜降時の足動きは、オーバーウエイトのダイバーに多い。

足を持つと、早い速度で降りる。

これならまだウエイトは減らせそうだ。

そうなると、最初のウエイトから2㌔以上違うことになる。

ウエイトを軽くし、呼吸方法も意識をしてもらったら、

一本目に早かったエアも改善された。

一日でも上達して頂くことが出来て良かった(#^^#)

婚姻色のアカオビハナダイ@西伊豆・大瀬崎|ダイビングショップアリエス

アカオビハナダイの婚姻色が見事だった

アミメハギ@西伊豆・大瀬崎|ダイビングショップアリエス

目がくりくりのアミメハギ

現地サービスの方に生物情報を聞いていると、SPやミジンの位置はさほど変わっていないようだった。

そして、「コハクもいるみたいですよ」と言われた。

 

コハクとはイトヒキコハクハナダイのことで、通常は40~50mにいるような魚だ。

現地のブログを見て、出ているのは知っていたけれど、きっと深いだろうし、

まあ見てみたいとは思っていたが、「スジハナダイのラインが違うやつでしょ?」位にしか思っていなかった。

実際2010年に和名が付くまでは、ダイバーの間では「スジチガイ」と呼ばれていた。

正直、先日のヒメハナダイのように心が躍るほどではなかった。

 

一本目はSPを見た後、タカクラタツを見て、新漁礁に行くと、

この日はアカオビハナダイの婚姻色が見事だった。

オスの赤い帯の後ろ側がオレンジ色に変わっている。

ハナダイの婚姻色はどれを見ても美しく、夢中になって見てしまう。

 

二本目。

コハクを探そうかとも思ったが、教えてもらった場所にダイバーが多かったので、

先にリクエストのあったミジンベニハゼに向かう。

中級者以上なら簡単に行けるこの場所も、初心者の方にはなかなかの距離だ。

無事見られたミジンベニハゼはお腹が大きかった。

産卵間近なのだろうか。

 

帰り際、せっかくなのでコハクのところに行くと、やはり数人のダイバーが熱写していた。

狭い場所なので、お客様には少し離れた場所で待ってもらい、存在の確認だけしに行った。

 

少し待って場所が空いたので、皆さんを呼びコハクを見る。

誤解していた。

見るまでは「スジハナダイの線が違う奴でしょ?」くらいにしか思ってなかったが、

実際に見ると、幼魚のせいもあるだろうが、可憐で美しいのだ。

うぉぉ、これはバチッと写真に収めたい。

 

が、海藻から出たり入ったりするし、

既に潜水時間が50分を越えていて、「エアが少ない」(と言っても50位あった)の合図も出ていたので、もう少し粘りたかったが止めておいた。

 

帰り際、大瀬崎のガイド陣と話をしても、今までは柵下の40~50mに出ていただけで、

こんな浅いところに出るのは非常に珍しいらしい。

みなさん、こんなチャンスめったにないですよ。

潜降する辺りで、この美しいレア系ハナダイ見れますから(*^^)v

~アリエスではコロナ対策をしながら営業をしております。当店のコロナ対策はコチラをご覧ください~

<アリエスはダイビングを上達したいダイバーのためのダイビングショップです

ダイビングを本当に楽しむために必要なのは、

<本当の上手さ>と<生物を見る楽しさ>だと、アリエスでは考えています。

上手くなれば同じ海に潜っても見られる生物はまったく違い、安全性も高くなります。

「上達して、その先にある水中風景を見て欲しい」

 

ダイビングはただ本数をたくさん潜っても上手くはなれません。

上手くなりたい、きちんとしたダイビングをしたい、

そんなお客様はダイビングツアーの特長をご覧頂き、

当店のツアーにご興味をお持ち頂けたら、ツアー参加の流れをご覧ください。

 

<お問い合わせ&お申込み>Tel : 03-6276-5758 E-mail  info@alies.jp

‥ページの先頭へ‥

その他のメニュー

ファンダイビングで自然に上達できることなど、10の特長とサービスをご紹介。

ブランクダイバー、再開したい方は、こちらをご覧ください。

ツアーの特長やサポート、スタッフと店内の紹介、お店の考えなどをご説明しています。

お問合せはこちら

お気軽にお問い合わせください

03-6276-5758

電話受付時間 :12:00~20:00(お問い合わせフォームは24時間受付)

*留守番電話になりましたら、お問い合わせフォームよりご連絡をお願い致します。

 (電話番号が履歴に残りません)

定休日:木曜日・不定休があります

   お問合せ

03-6276-5758

ご来店は予約制となっております。
留守番電話になった際は、問合せフォームよりご連絡をお願い致します(電話番号が履歴に残りません)