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2月15日(土)は東伊豆・八幡野ダイビングツアー。
【天気】晴れ、ぽかぽか陽気の気温12℃
【海況】凪
【潜水データ】
■ 透明度:15~20m
■ 最低水温:15.4℃
■ 最大深度/①19.2m/②17.2m
■ 潜水時間/①53分/②58分
この日にほとんど全てのマイ器材が揃ったKちゃん。
全ての器材が固定化(水中重量が常に同じになる)されて、初めて中性浮力やトリムの大前提である、適正ウエイトやトリムを探すことが出来るようになる。
中性浮力は深度に対する空気の出し入れの量で決まる縦方向のスキル。
トリムは重量バランスの配置で決まるので、これは器材によって変わる。
Kちゃんはまだフィンだけが決まっていなかった。
ダイビング器材の中で、一番選ぶのが難しいのがフィンだと思っている。
脚力や弾性の好み、そして重さによってトリムが変わる。
Kちゃんの場合は足下がりの傾向があったので、やや沈むフィンに、アンクルなしという組み合わせにしたらトリムが良くなった。
ある大手ダイビングショップでは、これからダイビングを始める人全てに、ドライスーツ用の重いフィンを一択で販売しているが、人によって違う重量バランスがあるのに、これはあり得ないことだし、上達させる気も技術も無いのだろうと思う。
~ 画像をタップすると拡大します ~
この時期らしい良い透明度の中、
もはや伊豆では通年見られるようなってきたクマドリカエルアンコウ、
昔よりもレア度が上がってきたベニカエルアンコウ、
岩の下を覗けばイチモンジハゼに、ベンケイハゼ、
イソギンチャクの根では、季節来遊魚の中では寒さに弱いと思われる
ミツボシクロスズメダイが15℃台になっても、まだ頑張っていた。
二本目の最後の方にアカネキンチャクダイを発見。
このこは八幡野にはいついていて、時々見かけるのだけれど、
当店の記録では、他では田子以外で見たことのない魚。
頭の方が茜色になっているということが名前の由来だそうで、
目を引く美しい体色をしている。
出逢う度に、結構な速度で泳いでいて、なかなかしっかりと写真を撮らせてくれない。
相手が早く泳ぐものだから、どうしても後ろから追いかける形になる。
常連のYさんと挟み込もうとしたが、岩の隙間に入られてしまった。
いつか、ばっちりストロボの当たったきれいな写真を撮りたいなぁ。
このアカネキンチャクダイという魚は不明確なところが多かった。
1992年発行の図鑑海水魚にはアカネキンチャクダイとして掲載されている。
そして2016年に書かれた水中写真家の大方洋二さんのブログには、
「日本魚類学会で、アカネキンチャクダイはキンチャクダイとキヘリキンチャクダイの交雑種と発表された」とある。
アカネは斑紋や体色が一定でないこと、ペアや幼魚の目撃例がないことなどが理由らしい。
地球博物館の「魚類写真資料データベース」でも、もうアカネキンチャクダイで検索しても出てこない。
ネット検索すると、伊豆の数カ所では目撃例があるので、そんなに交雑種として増える物なのだろうか。
キンチャクダイ、もしくはキヘリキンチャクダイにはうっかりさんが多いのか?
どういう経緯で判明されていったのかが気になるところなのだけれど、それを調べていると延々と時間が過ぎて行ってしまうので、結局謎のままにしてしまう。
それはさておき、美しくアカネキンチャクダイを写真に収めてみたい(#^^#)
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