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この日は経験本数一桁の基礎スキルを練習中のお客様たち。
中でも今回アリエスツアー二回目のMちゃんは、当店に来る前、垂直潜降をしたことがなかった。
ダイビングライセンスを取得したお店はブログ<上達させないダイビングショップ>に書いたところで、日本で1~2位を争う大手ダイビングショップなのだけど、講習では垂直潜降もウエイトチェックも省いてしまうという、重大な不正をしている。
そしてMちゃんは、標準体型の女性ながら、10㌔という信じられない重さのウエイトを付けていた。
昨日のツアーのブログでも書いた通り、まずは適正ウエイトでの正しい方法での潜降が出来るようになるのが上達するのに重要で、適正ウエイトになれば、おのずと浮力は取れるようになってくる。
体が直立した状態で潜降出来れば良いのだけれど、水中バランスが良くなるまでは、背中が下になってしまうことがほとんど。
背中が下になるのが嫌で、これを直すために体勢を直そうとし続けると、いつまでたっても潜降が出来るようにならない。
なのでアリエスでは、背中が下でも良いので、適正ウエイトで正しい呼吸方法を使って潜降し、途中で半回転して下を向くようにお伝えしている。
これをしている内に、慣れて水中バランスが取れるようになり、フィートファーストで降りられるようになる。
潜降してすぐにツキチョウチョウウオがいた。
2018年に初めて見たのが江之浦で、翌年富戸で見て、それ以来だった。
よく魚を検索すると出てくる、伊豆大島のサービスさんが2024年の12月に「久しぶりに見た」とブログに書いていたので、一般的に見ても珍しい魚なのだろうか。
田子の白崎などでは、南方系のチョウチョウウオ科の魚は随分増えたけれど、元々伊豆にいたチョウチョウウオ系の魚はどんどん減ってきている。
これも温暖化の影響なのだろう。
そして、大岩を越えて、アオリイカの産卵床で卵とアオリイカを見た辺りで、まずいダイバーの集団と出会った。
ほぼほぼ立ち泳ぎで、もうもうと砂を巻き上げながら移動していく。
周辺の透明度は一気に下がる。
この砂の巻き上げが無ければ、この日の海は青かったんじゃないかと思う。
彼らは浮力が取れていなくて体が立っているのだけれど、フィンキックが早いとかではなく、まるでふにゃふにゃと蹴ることが出来ずに動いているだけだった。
これにはスキル以外にも理由があった。
それは、そのダイバー達が履いていたフィン。
商品名までは特定出来なかったけれど、エーペックスのRK3のような幅広で、見るからに重そうなゴムフィンだった。
それをウエットスーツで使ってしまっていた。
これはお客様を上達させることが出来るダイビングショップであれば考えられないことだった。
もちろんお客様がネット等で自分の意思で買ってきたかもしれないので、一概に店が悪いとは言えない。
ただ、あのフィンを使っている限り、足が重すぎて、永久にきれいなトリムは取れないだろう。
私が使っても、足が下がってしまうと思う。
先月紅海で体験ダイビングをしたHさんが、こんなことを言っていた。
「どこの国の人か分からなかったけど、紅海で潜ったダイバーが、日本人ダイバーが下手すぎて、全然ダイビングが楽しめなかったとブログに書いてあった」
これは当店でもやられたことがあって、
ブログ<小笠原で潜るダイバーのレベルが下がっているという問題>や、
<メガトンハンマーゾーンに行けないダイバーたち>に書いたけれど、自分の実力に見合わない海に行ってしまい、潜れるダイバー達の足を引っ張り、楽しみを奪ってしまう。ガイドさんたちも本来の仕事、その海で一番素晴らしい光景や生物たちを見せるということがきちんと出来ない。
これも多くの原因はいい加減な仕事をするインストラクターが増えてしまったからなので、本当に日本人ダイバーのレベル低下の問題は深刻だと思う(^_^;)
Mちゃんは前回からインナーが薄くなったので、ウエイト量を前回の5㌔から4㌔にした。
前回は足動きが出てしまって全然沈めなかったのが、今日は二本目にして、背中から身動き一つせずにスムーズに降りることが出来た。
なにしろダイビングライセンス取得講習では潜降をしたことがなかったのだから、
少しウエイトが重かった感じはあるけれど、素晴らしい進歩だった。
この調子で上達していって、安全に色々な海に潜れるダイバーになっていきましょう(#^^#)
<アリエスはダイビングを上達したい初心者ダイバーのためのダイビングショップです>
ダイビングを本当に楽しむために必要なのは、
<本当の上手さ>と<生物を見る楽しさ>だと、アリエスでは考えています。
上手くなれば同じ海に潜っても見られる生物はまったく違い、安全性も高くなります。
「上達して、その先にある水中風景を見て欲しい」
ダイビングはただ本数をたくさん潜っても上手くはなれません。
上手くなりたい、きちんとしたダイビングをしたい、
そんなお客様はダイビングツアーの特長をご覧頂き、
当店のツアーにご興味をお持ち頂けたら、ツアー参加の流れをご覧ください。
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