PADIダイビングショップ アリエス

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ブログ ~ 東伊豆・伊豆海洋公園ダイビングツアー ~

オオモンカエルがウロウロしています

黄色いオオモンカエルアンコウ@伊豆海洋公園(IOP)|ダイビングショップアリエス

第二オオモンカエルアンコウ

3月30日(日)は東伊豆・伊豆海洋公園(IOP)ダイビングツアー

 

【天気】晴れ、15℃

【海況】エントリーエキジット口に波あり

【潜水データ】

■ 透明度:15~20m

■ 最低水温:15.0℃

■ 最大深度/①37.2m/②30.6m

■ 潜水時間/①47分/②45分

 

ここのところ、IOPツアーを組むと北東風が吹き荒れて、長いこと潜れていなかった。

ツアー前日は潜水注意、当日は朝方まで北東風が吹くものの、その後は西風に変わり穏やかになるはずだった。

 

一本目は14リッタータンクを背負って、3番の根へ遠征。

遠征は初というお客様もいた。

1.5番から2番の根に移動する時に、ずいぶんと水底から離れた中層を泳ぐことになる。

水底が近い所では中性浮力が上手く取れる方も、水底が離れると急に中性浮力が取りづらいと感じる人もいる。

中層を泳いで、目的地で一気に深度を落とすというのは、深場に行く時によく使う潜り方なので、こういった形にも少しづつ慣れてって頂く。

 

~ 画像をタップすると拡大します ~

インターネットウミウシ@伊豆海洋公園(IOP)|ダイビングショップアリエス

2番の根のインターネットウミウシ

ホシテンス@伊豆海洋公園(IOP)|ダイビングショップアリエス

最大サイズのホシテンス

前日の情報では、透明度は10mだったけれど、実際は手前のエリアで15m、遠征エリアでは20mと透明度は良好だった。

 

2番に到着すると、大きなインターネットウミウシを発見。

その後、3番の根沿いに深度を落としていく。

1番の根もビーチにしては高低差があって豪快に感じるのだけれど、3番は遥か水底から巨大な壁がそそり立つ。

Vサインのように深場に向かう根は、通常のダイバーではいけない深度まで続いていく。

 

ここには来るダイバーが少ないからか、手前のエリアに比べるとソフトコーラルやウチワが多い。

そこにキンギョハナダイの群れが広がり、

大型のイサキの群れが通り過ぎ、

壁沿いではスジハナダイが固まっていた。

 

戻る途中の砂地では、そのフォルムから「ん、イラ?」と思ったほどにでかいホシテンスがいた。

そのすぐ横には、砂と同化して写真では見えずらいペアのメイタガレイ。

60㎝ほどのコブダイ二匹などがいた。

メイタガレイ@伊豆海洋公園(IOP)|ダイビングショップアリエス

ほぼ砂と同色のメイタガレイ

白点の出ているイスズミ@伊豆海洋公園(IOP)|ダイビングショップアリエス

白点の出ているイスズミ

エキジット口には少し波が立っていた。

お客様に上がってもらってから、自分が出ようという時に大波がやってきた。

耐えられる大きさの波ではなかったので、一旦沖に戻る。

波のもまれ水面から顔を出すと、若い男性三人組がエキジットをしようとしていたのだが、

一人はエキジットロープ下で倒れ、もう一人はロープから離れてしまい、

倒れたままフィンを脱ごうとしているのだけれど、なかなか脱げないようで、波が来るたびに転がっていた。

 

先にエキジットが出来れば、器材を下ろしフィンを脱いで手伝うことも出来るのだけど、

出口が塞がれているので上がることも出来ない。

それからどの位だろう、三人のダイバー達はしばらく転がり続けていた。

 

波がある海でもスムーズにエントリーエキジット出来るのもダイビングスキルの一つ。

波の大きさは一定ではないので、自分たちが上がるタイミングで高くなってしまうこともある。

まずは浅くなって来た時に体で揺れを感じる。

揺れがあまり大きければ、タイミングを変えたり、前のダイバーと間隔を空けて上がるようにする。

前のダイバーが転んで道を塞いでしまった場合に、自分まで一番波の威力が強いところで詰まってしまうのを防いだり、一人倒れて前の人まで巻き添えにしないようにする。

それをイントラからの指示がなくても判断出来るようになりたい。

あとはエントリーの時も同じだけれど、一番転びやすい波の高さのところを、いかに早く抜けられるかが重要になる。

カマスベラ@伊豆海洋公園(IOP)|ダイビングショップアリエス

オスに近いカマスベラ

ミナミゴンベのペア@伊豆海洋公園(IOP)|ダイビングショップアリエス

ミナミゴンベのペア

二本目は潮が引いている上に、時折高い波が来ていたので、フィンを履かずに海に入り、水面で付けることにした。

フィンを履いているよりも圧倒的に波にも強いし早く入れるのだけれど、水面でフィンを履くのに手間取っていると波に打ち上げられてしまい、転がることになる。

 

遠征ポイントには生物情報はないけれど、二本目は一番の根の辺りを周るので生物情報を聞いていた。

現地スタッフのKさんから、

「一番の水深22m辺りに大きな黒いオオモンカエルアンコウがウロウロしています」

「クエ穴の下辺りで、ピカチュウがウロウロしています」

「一番の根のイソギンチャクの辺りで黄色いオオモンカエルアンコウがウロウロしています」と教えてもらった。

全部ウロウロしているらしいので、ウロウロシリーズと名付けて、このこたちを探しながらルート取りをすることにした。

 

一番の根の先端辺りではペアのフタホシキツネベラ、

その上ではペアのミナミゴンベ。

季節がらか、この日はよくペアになっている魚たちを見た。

オオモンカエルアンコウ@伊豆海洋公園(IOP)|ダイビングショップアリエス

第一オオモンカエルアンコウ

スジベラの若魚@伊豆海洋公園(IOP)|ダイビングショップアリエス

これは珍しい魚?

先端を周った辺りに黒い大きなオオモンカエルアンコウを発見。

その先に、ちょっとバラハタの幼魚を思わせる、赤と黄色と白のきれいな魚がいた。

なにか珍しい魚なのでは?と思って写真に収め、あとから図鑑で確認すると、それはスジベラのようだった。

スジベラは珍しい魚ではないけれど、こんな鮮やかな、色がはっきり分かれた個体を見たのは初めてだった。

 

そしてクエ穴の下に行ってピカチュウを探していると、Aちゃんがあっさりと発見

ナイス!(^o^)/

深度を上げて一番の壁面を見ると、一応オオパンカイメンにくっ付いて擬態しているつもりなのか、存在感ありすぎの第二オオモンカエルアンコウを発見。

ウロウロシリーズは3つとも見ることが出来た。

 

途中明らかに浮力が取れていない4人組のダイバーたちのグループとすれ違った。

まるで水底を落ちていくかのように移動していく。その中に特徴的な明るいイエローのバックフロートのBCを着ている人がいた。

二本目のエキジットの際もちょっと波があった。

ちょうどエキジット口からエントリーしようとしているグループと重なってしまったが、エキジット優先なので、挨拶をして先に上がらせてもらった。

するとすぐ後ろに先ほどすれ違った4人組のチームがエキジットしてきて、エントリーチームはさらに待つことになった。

が、浮力も取れていないダイバーたちだったので転がり始めた。

しばらく転がった後、見かねたエントリーチームが手伝い始めた。

ダイビングは一つのミスもなくスムーズに終えられて当たり前。

ダイバーの多いIOPではないけれど、エキジットの際にレギュを咥えてなくて転び、波で溺れる事故もある。

「完全に水から上がるまでレギュを咥えている」

そんな基本的なことを守るだけで防げる事故もある。

きちんとダイビングを教わって、皆さんに上手いダイバーになってもらいたいと思った一日でした(#^^#)

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