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~ブログ~ 南伊豆・神子元ダイビングツアー ~

第12回神子元島水中クリーン作戦

第12回神子元島クリーン作戦|ダイビングショップアリエス

4年振りに開催された神子元クリーン作戦

5月26日(金)夜~27(土)は南伊豆・神子元ダイビングツアー

 

クリーン作戦はコロナ禍で中止が続き、2019年以来四年振りの開催だった。

夜、新宿駅で待っていると、最初に来たお客様が開口一番こう言った、

「くにさん、今日の神子元のブログ見た?」

「見てないですけど、どうかしました?」

「透明度が5mだって」

数日前は20mあったのになー( ̄д ̄)

「まあ、神子元マジックに期待して行きましょう」

 

山道を走り、楽しみにしていた新しく開通した伊豆縦貫道を初めて通った。

いやー、これは楽だなー。

下田の市外に抜ける手前の道は、とても国道とは思えない、車が一台しか通れないようなクネクネ道で速度が落ちていた。

その部分が全部スルー。

あるサイトには15分位時間が短縮されると書いてあったらしい。

 

~ 画像をタップすると拡大します ~

イサキとタカサゴ@南伊豆・神子元|ダイビングショップアリエス

イサキにタカサゴ、ウメイロが群れる

アオウミガメ@南伊豆・神子元|ダイビングショップアリエス

でっかいカメが登場

翌朝は5月らしい青空が広がっていた。

サービスに着くと、今年はオレンジのクリーン作戦のTシャツを着たダイバー達で賑わっている。

あー、この光景が戻って来たんだなぁ。

何人かの知り合いも来ていた。

 

開会式を済ませると、早速神子元島へ向かう。

島周りの浅場の水中でゴミ拾い開始。

以前毎年やっていた頃は、ゴミ拾いといっても、外洋の神子元島にはゴミが少なく、探すのに苦労した(良いことなんだけど)

それが四年振りの開催とあって、ゴミがあちこちに目に付く。

そのほとんどが釣り関係のものだった。

 

よく糸が岩に絡まっているのだけど、これが普通の釣り糸とは訳が違う。

ストローみたいな太さの物もあれば、金属のワイヤー製のものもある。

二本目に見ることになるのだけど、神子元島周辺にはメータークラスのカンパチなどもいるので、金属製の糸じゃないと上げられないのだろう。

 

釣り用の鉛なんかも落ちているので、どんどんゴミ袋が重くなってくる。

まだまだゴミは多かったが、潜水時間が決まっているのでエキジットしなければならない。

ゴミが落ちているのは良くないことなのだけど、ゴミ拾いはまるで宝探しをしているように面白い。

今は神子元で参加しているけれど、他の海でも行われていることがあるので、やってみたい方はお知らせください。

楽しみながら、海をきれいにすることが出来ますよ(#^^#)

 

クリーンナップが終わると、昼食がふるまわれる。

カレーと豚汁だったが、どうやら豚ではなくて猪が入っているらしい。

そういえば、昨晩道で猪見かけたな。

 

昼食の後はダイビングメーカーが何社か器材を展示しているので、

実物を触ったり、説明を聞いたりしてきた。

モニターとして借りることも出来る。

巨大なヒレナガカンパチ@南伊豆・神子元|ダイビングショップアリエス

まるでマグロ並みの大きさのヒレナガカンパチ

カンパチの群れ@南伊豆・神子元|ダイビングショップアリエス

カンパチの群れも登場

昼食が一段落すると、恒例のビンゴ大会が始まった。

少しすると、アリエスゲストの全員が当たった!

しかも、ウォータープルーフバッグとか干物セットとか実用性の高い物だった。

が、自分の番号6は一向に呼ばれない。

 

司会者の方が言う、

「いよいよ最後に特賞の発表でーす!」

「番号は、ろくばーん!」

おぉ、特賞が当たった!

そういえば、特賞ってなんだっけ?

 

「特賞はハンマー眉毛になりまーす」

ハンマー眉毛とは?

ハンマーガールと呼ばれる女性が、二本の眉を二匹のハンマーヘッドシャークのように、

油性ペンで書いてくれるのである。

これはまずい…( ̄д ̄)

東京に帰らなければいけないし、明日は新規のお客様の接客もある。

もし消えなくて、眉毛がハンマーだったらやばい。

 

ハンマー眉毛をしている司会者が言った、

「ハンマー眉毛は自分か、乗船している船の船長から選べまーす」

うむ、ここは空気を読んでおこう。

「船長でお願いします」

 

正解だった。

大して知り合いもいない自分よりも、みんなが知っている船長がハンマー眉毛になった方が喜ばれるだろう。

司会者と二人で並んでハンマーポーズを取りながら、

「ハンマーリバー」と記念撮影をしている。

 

知り合いが声を掛けてきた、

「オシタさん、結局特賞って何が当たったの?」

「ハンマー眉毛だよ」

「それだけ?」

「それだけだよ」

「罰ゲームじゃん…」

まあ、そういう見方もあるだろう。

やってもいないけど(^_^)

ハンマーヘッドシャークの大群@南伊豆・神子元|ダイビングショップアリエス

潜水時間残り5分でハンマーの群れゲット!

ハンマーヘッドシャークの大群@南伊豆・神子元|ダイビングショップアリエス

よくよく見たら、けっこうな大群だった

二本目はファンダイブ。

一本目の水中は透明度が良くなっていて、15mほどは見えていたと思う。

 

カメ根に着くと、水面が青い。

お客様には、せっかく神子元に来たので「一匹でもサメ見て帰りましょう」と言ってあった。

いざエントリーすると、水面の青さはどこへ?白っぽかった…。

 

まあ変えられるものでもなく、どこかに青い潮があるかもしれない。

潜降すると、丸々太った大きなイサキ、タカサゴ、ウメイロが群れていた。

そして、目の前を130cmはあろうかという大きなカメが通り過ぎて行く。

なかなか幸先いいぞ。

 

南に向かい高根に着くと、潮が怪しくなってきた。

自分が吐いた泡の一部が、上昇せずに横でぐるぐる回っている。

根が切れた辺りの泡は20°ほどの角度ですっ飛んでいく。

この先はやばそうなので戻ることにするが、

ドライだと岩を這って進むのもしんどい。

 

このぐるぐると回るエアは神子元ならではなので、動画を撮りたかったが、自分が吹っ飛んでしまうといけないので止めておいた。

神子元は時として本当に難しい海になる。

こういった状況になると、ゲストのお手伝いも出来ないので、自力でなんとかしてもらうしかない。

しかし、こんな状況に置かれるのも神子元だけなので、

ダイバーはハードコンディションの神子元を満足に潜れるようになれば、

ダイバーとしての潜れるスキルは最高位に達することが出来ると思う。

 

流れを避けるために北へ向かってから、南東へ流す。

するとイソマグロかと思うような、どでかいヒレナガカンパチ二匹が通り過ぎ、

疲れるが追った。

その後は小ぶりの(といっても80cm位はありそうな)カンパチの群れが現れ、

ちょっと疲れるが追った。

さらに潜水時間終了5分前、一匹のメジロザメが現れた。

 

そのメジロザメに寄っていくと、奥には20~30頭のハンマーヘッドシャークの群れが!

本当にドライスーツというのは運動性能に劣るが、ここまで来たら追うでしょう。

久しぶりに思いっきり息を吸った。

どうせ潜水時間は30分と決まっているので、節約などは考えなくてもいい(人によるけど)

こうなると性能の低いレギュレーターだったら呼吸が追い付かないだろう。

 

後から画像を処理したら、全部は写っていないのに30頭ほど数えられたので、

50頭はいたかもしれない。

 

ダイビング終了後、ベテランガイドのTさんに、

「昔はクリーンナップの頃にハンマーなんていなかったですよね?」と言うと、

「いない、いない」と大きく首と手を振った。

 

そう、以前ハンマーが出るのは夏から秋だけだった。

それが今では一年中のように見られる。

水温が高くなると回遊魚は減ってしまうので、春から初夏にかけてはハンマーと回遊魚が同時に見られる美味しい季節である。

夏になると大分船上が殺伐としてしまうので(笑)

神子元に初挑戦したい方や、ゆっくりと潜りたい方はこの頃がお勧めですよ(#^^#)

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