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出発前から不穏な情報があった。
それは低水温。
既に7月には28℃あったのに、直近だと24℃位。
ウエットスーツで潜れないことはないのだけれど、潜水時間も長いし、
あまり動かないので、もう少し高くなって欲しいところ。
柏島に到着すると、ガイドのKさんが言った、
「なるべく暖かい恰好をしてください」
「昨日の最終ダイブは全域21℃だったんですよ」と。
ニジュウイチ?( ゚Д゚)
耳を疑ったが、聞き違いでは無かった。
その前のダイビングでは深場は冷たくても、上の方は暖かかったらしい。
寒かろうが、どうにか出来るものでもないので行くしかない。
一本目のポイントは<ストーンウォール>
海は凪、水温と透明度は高く、順調に柏島らしい生物が見られた。
ミナミハコフグの幼魚、黒いニシキフウライウオ、キツネベラの幼魚、
ホクトベラのメスを追いかけているブチブダイの若魚、シマタレクチベラにヒトデヤドリエビ。
そして今年はエビの当たり年だそうだった。
伊豆と同じで、柏島も年によっての流行がある。
スズメダイだったり、カサゴだったり。
このポイントで見たのは定番のフリソデエビのペアに続いて、バイオレットボクサーシュリンプ。
見た目はオトヒメエビの体が紫色バージョンなのだけれど、レア度は雲泥の差で違う。
二本目のポイントは<後浜№4>
まずは今年の8月に標準和名が提唱されたばかりの、ピグミーシーホースことコダマタツを見に行くことに。
ピグミーシーホースは体長が3cmほどまでの小さなタツノオトシゴの仲間の総称。
大瀬崎などでもよく見られる、ジャパピグことハチジョウタツもその仲間。
今までピグミーというと、このピンク色のこを指していたけれど、学名ではバージバンティと言う(正式にはもっと長い)
その存在自体は20年前から知られていたけれど、この度地球博物館を含むチームが、コダマタツという和名を提唱することになった。
木の精霊である木霊にちなんだ、素敵な名前だ。
深場の砂地にポツンと生える、大きなウチワ。
ここにはコダマタツが全部で5匹いるらしい。
全部集まっていたら、凄い写真が撮れるのだけど、そう上手くはいかなかった(笑)
その後は、白いクマドリアンコウ、何度も見ているのに柏島生物図鑑には未掲載だったオオウミウマ、あちこちにいるタテジマヘビギンポ。
そして、柏島に来たら狙いたいホムラハゼ。
小さなハゼなのだけれど、燃える炎を思わせるようなデザインをしている。
岩の下の小さな隙間を一人づつ見て行く。
開口部は広かったものの、奥の方の砂の窪んだ所を、3cmほどのホムラがちょこまかしていた。
さらに最後の見ものはトゲツノメエビ。
ガイドのKさんも「柏島でガイドを始めてから初登場」だそうで、現れる頻度としてはオリンピックの頻度位だそうだ。
これも岩の奥の方にいて、正面顔なのでフォルムが分かりにくいけれど、名前に棘と付くだけあって、かなりトゲトゲしている。
魚派のYさんも「これを目的に潜ってもいい」というくらい好評な一匹だった。
初日も終わり、明日の朝一は去年見れなかった、アレを狙いに行こう(#^^#)
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