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7月27日(土)は東伊豆・富戸ダイビングツアー。
【天気】晴れ、気温32℃。
【潜水データ】透明度10m
水温 22~26℃
最大深度/①14.0m/②10.2m
潜水時間/①56分/②51分
とにかく暑い日だった…(@_@)
富戸は器材を背負ってから歩く距離が長いので、
スーツを着たら、シャワーで頭頂部や後頭部を冷やしてもらう。
が、準備しているそばから、どんどん体が暑くなってくる。
ドライスーツのお客様もいたので、
器材洗い場のホースで頭に水をかけたら
「熱湯出てきたっ!」と言われた。
出せども出せども熱湯…、灼熱の太陽の威力恐るべし。
~ 画像をタップすると拡大します ~
水に入ってもぬるくて、大して体が冷える感じはなかった。
エントリー口の水面には小さなイカが群れている。
ダイビングは一年振りというブランクダイバーの方もいたので、
まずは砂地のハゼゾーンを目標にのんびりと泳いでいく。
ハゼのいるサークルが見えた水深14mあたりで、Mくんが「耳が抜けない」の合図。
今まで潜ってきて耳が抜けなかったことはなく、体調不良も寝不足もないという。
深度を上げても、耳抜き用のマッサージをしても抜けず、水面まで出ることになった。
ここまでの深度差が出るのは珍しい。
こういった事態の時に「本当に上手いダイバー」の思考的スキルが出る。
前々回のブログで「本当に上手いダイバーは水中でやるべきこと、やってはいけないことの判断が出来る」と書いた。
こういう場合、水底に残った方達にやって頂きたいのは「集まっていること」
水深が14mあるので、水面から水底は見えない。
集まってもらうことで泡がまとまり、その泡を目指して戻って来ることが出来る。
透明度が悪い時は、特に重要な行動だ。
これが全員バラバラの方向に動いていたら、
イントラが戻ることも出来ず、水中に残っているダイバーははぐれ、
その後水中でどうしたら良いのかの判断もつかない。
こういった場合、イントラが浮上してから、
「何分経ったら」「NDLが残りいくつになったら」「一番少ない人の残圧がいくつになったら」という指標を使い、全員で浮上する。
こういった判断をするにも、全員が固まっていないと出来ない。
待たされている間は退屈かもしれないけれど、グループ内にトラブルが出ているのだから、
それを安全に解決することが優先される。
水面にいるダイバーも、泡の上にいるようにして、不要に自分が水面移動をしなくて済むようにしたい。
どうしても耳が抜けないので、浅瀬の方に移動。
すると小さな岩の亀裂に、小さなカンムリベラとモンツキベラ、ちょっと育ったスミツキベラがいた。
おぉ、ここはおいしい。
そこには後からユカタハタもやってきた。
大瀬崎には一年中いるけれど、もともとは南方系で、富戸では初見だった。
岩の上の方にはイソギンチャクの中に小さなクマノミ。
南国っぽいカラーのクマノミは、昔からいる伊豆の普通種。
それが、伊豆の水温が上がるとともに、昔いた普通種が減ってきている気がする。
クマノミもそんな魚の一つ。
中層には、体が透明なクロユリハゼの群れもいた。
二本目はずっと浅場を流してB岩へ向かうコース。
B岩の手前にイナセギンポがいた。
尾ひれが黄色、体は青、顔がオレンジで、口は真一文字で笑っているように見える、かわいい魚。
周りには格子模様のナガブダイやアオブダイと思われる幼魚たちもいる。
少し戻ると、またイナセギンポを発見。
今年は当たり年なんだな。
A岩を越えた辺りの中層には、小さなカンパチの群れが捕食でビュンビュン飛び回っていた。
もうエキジットに近いところ。
暗がりを覗くと、またしてもイナセギンポがいた。
かわいいのだけど、さすがに三回紹介してもなーと思いつつ、
スレートには「またイナセギンポ」と書いた。
が、なんかちょっと違うような気がして、ライトを灯けてみると顔が赤くない。
目に黒いラインが入っている。
スレートを書き直した、
「違う、オウゴンだ!」
伊豆でイナセギンポはちょこちょこと見かけるけれど、オウゴンニジギンポは珍しい気がする。
いやー季節来遊魚が増えてきて、今年もどんな初見があるのか楽しみだなー(#^^#)
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