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一本目のエントリー時、一人のお客様のインフレーターがBCDの内側に入っていて、エアが入れられなかった。
これは事故に繋がるまずいことだった。
このブログを読んで頂いている方の中にも、
「それは危ないねー」と思った方もいるでしょうし、「えっ、そんなのエントリー前だから大丈夫じゃないの?」と思った方もいるでしょう。
そう、この状況なら事故は起きたりしない。
問題なのはバディチェック(当店ではセルフチェックと言っている)をやっていなかったこと。
バディチェックをしていれば、当然最初の「BCDにエアを入れる」という手順で気づくはずだった。
過去のブログ「セッティングミスで起きた事故」や「防げたはずのダイビング事故」でも書いたように、セッティングミスをしたり、バディチェックをしなかった(あるいは間違っていた)ばかりに起きた事故というのがある。
ダイビングの場合、小さな怪我や事故というのは少なくて、いきなり大事故に繋がることが多い。
人は実感しないと意識出来るようにならないことも多いけれど、自分がその立場になってからでは手遅れの可能性がある。
当店のお客様には事前のご利用案内で明記させて頂いているけれど、当店のブログではトラブルも書くことにしている。
これはお客様を揶揄することが目的ではなく、当事者でなくとも起こった出来事をブログで知ってもらい、事故を防ぐことに繋げてもらうという目的がある。
ルートは右奥の砂地へ。
今日から自分の器材という方もいたので、時折フィンキックを止めて、ホバリング状態を作りながら移動。
フィンキックをしている時は、ダイバーは中性浮力が取れていなくても浮くので、この停止をしても常に浮いている状態が出来ているかどうかを確認してもらう。
G岩の近くですぐにネコザメの赤ちゃんが見つかった。
まるで置物のように動かず、
つるっとした体に、ぷっくり膨らんだほっぺがなんともかわいい。
さらに砂地奥に進んで行くと、以前は水深30m位に多かったツノザヤ系のウミウシが、浅場に上がってきているという。
ちょうどガイドのSくんが調査ダイブに入っていて、
クチナシツノザヤウミウシ、ツノザヤウミウシ、1㎝ちょっとのヒレナガカサゴの幼魚を教えてくれた。
いつもありがとうございますm(__)m
戻る際には、水温も上がって出が良くなってきたネジリンボウ、
同じようなデザインなので、見分けるのが楽しいテンジクダイ科のコスジイシモチ、
そして、見慣れぬ白地に黒線の入った幼魚がいた。
ニシキベラの幼魚だった。
写真の色が出てないので分かりにくいのだけれど、
目の黒線の下にオレンジのラインが入っているのが特徴らしい。
エキジット間近、他のチームに進路を譲る形になった。
目の前を通り過ぎていくダイバーのお一人が、体が立ちパタパタキックだった。
中性浮力がまったく取れていないとこうなるのだけど、
富戸や大瀬崎の湾内でよく見かける。
経験本数などは分からないけれど、ダイバーのレベルが下がっているのを感じる…(´-ω-`)
初心者の方だと、ダイビングスキルというと「中性浮力」というのを一番に気にされることが多い。
中性浮力に関しては、PADIの提唱する「3つのE」さえ揃えば、ほぼすべての人が取れるようになる。
が、それは本当に基礎部分でしかなく、ダイビングを安全に行う、どの海でも遊びつくせるだけのスキルがある<本当の上手さ>は、もっと先にある。
二本目もまた同じエリアでヤシャハゼを見たいと思ったのだけれど、これは出ていなかった。
そして、またコネコ、すぐにコネコ。
一本目に見た時と同じエリアだったので、同じ個体も混ざっているかと思い、
ログ付けの時に「背景を比べて、ネコザメの赤ちゃんが何匹いたのか検証しましょう」ということになった。
すると明らかに背景が違い、このこたちはほぼほぼ動かないので、この日は計四匹見れたようだった。
探しやすかったし、今年はコネコの当たり年なんだな。
コネコも一年中いる訳ではなく季節限定です。
その後、動画を撮ってスキルチェック。
ゲストお一人づつ泳いで来てもらい、私の前で静止してもらう。
これで中性浮力が取れているか?、トリムがきれいか?、正しいキックが出来ているか?が一度に分かり、修正をしていく。
A岩の近くで大きめのエイを見つけた。
体に白い点が並んでいる、ホシエイだった。
この個体も尻尾まで合わせると80cmほどあり、まずまずの大きさだったのだけれど、
ホシエイは大きくなると259cmにもなった個体がいる。
2018年伊豆諸島の式根島でのことなのだけど、
横に釣り人が寝ている写真は、あまりにエイが大きすぎてフェイクのようにすら見える。
浅瀬にはマメマクラこと、キタマクラの幼魚がわんさか群れていた。
今年は特に多いみたいで、このまるっとした体がなんともかわいい、今の時期だけ見られる魚なのでした(#^^#)
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ダイビングを本当に楽しむために必要なのは、
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上手くなれば同じ海に潜っても見られる生物はまったく違い、安全性も高くなります。
「上達して、その先にある水中風景を見て欲しい」
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