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5月25日(土)は南伊豆・第13回神子元クリーン作戦。
【天気】曇り時々晴れ、気温22℃。
【潜水データ】一本目/潜水時間42分/最大深度13.4m/透明度12m/最低水温19℃。
二本目/潜水時間38分/最大深度20.4m/透明度8~12m/最低水温19.4℃。
ツアー前。
現地ダイビングサービスのブログ一覧を見ていると、
海の色が青だったり、白だったり、黒だったりと日替わりで安定しない。
前日の透明度は3~5mだった。
神子元では大分低めに透明度が書かれるので、本当にこの透明度ではないにしろ、かなり悪い。
この日は毎年行われている、水中クリーンナップの日だった。
お揃いのTシャツが配られ、一本目には水中清掃、昼食がふるまわれたり、
ダイビングメーカーのブースも出ているので、最新の器材を見たり、説明を聞いたり、
物によってはモニターも出来る。
今回は日本には登場したばかりのメーカーのレギュをお借りした。
そして、アクアラングでは今夏発売されるダイコン、カルムアクトの実機を見ることが出来た。
今までにない、USB充電とソーラー充電が可能なカラー液晶モデル。
内機はカシオで、バッテリーの持ちも良く、液晶は大きく、質感も高かった。
一本目は水中清掃なので、普段は潜らない神子元島周辺の浅瀬を潜る。
落ちているのはほぼほぼ釣り道具。
竿なんかも落ちているし、あとは釣り糸類が多い。
糸と言っても、大物狙いの神子元なので、
細いストロー位の糸もあれば、ワイヤーみたいなものもある。
清掃に専念する為カメラは持って入らなかったけれど、
マメマクラが大群でいたり、
岩の下にはテングダイとイシガキフグ、
浮上する為に中層を泳いでいると、
ツバメウオの群れに、タカサゴの大群が通り過ぎたりと、
まるで南の島のようだった。
~ 画像をタップすると拡大します ~
昼食とビンゴ大会を挟んでの二本目はファンダイブ。
水面から見た水は青そうだったが、実際エントリーすると白っぽく、
深い所には見事な緑色の水が溜まっていた。
潜降してすぐに小さなカメが泳ぎ去り、
ツムブリの大きな群れが目の前を通り過ぎ、
白っぽい先に薄っすらとハンマーの姿もあったが、
去年のようなハンマー大群とはいかなかった。
神子元クリーン作戦は一年程度前から予約を入れないと取れないので、
レベル限定にはなりますが、参加ご希望の方はお知らせ下さい(#^^#)
この日は海上保安庁の方も来ていて、同じ船に乗っていた。
潜水安全御守のカード(店にあるので、欲しい方はお取りください)と、
「ダイビングの安全対策」という資料を頂いた。
海保では毎年海難事故統計の資料が出されるが、この資料はそれとは違う内容で書かれていて興味深かった。
機会があれば、もっと詳しく書いてみたいと思うが、去年のダイビングでの死亡者数は、過去10年の中で2番目に多い16名だった。
死亡事故の原因で一番多いのが溺水で19件、全体の40%を占める。
死亡者は10名で、溺水したら2人に1人が死亡する確率になる。
水中での活動になる以上、呼吸源の確保というのが重要になる。
物理的にレギュレーターを咥えていること、残圧の管理をきちんと行うこと。
まだ水から完全に出ていないのに、レギュを外してしまう方や、
申告残圧をかなり下回ってから、こちらに伝えてくる方もいる。
次に事故件数と死亡者が多いのが病気によるもの。
資料によると持病による事故は一人だけで、他の12名の事故者は突発的な病気で、
前日に飲酒をしていた人が多いそうだ。
「前日なら大丈夫だろう」と深酒をする方もいるが、ダイビングでは大きなリスクになるようだ。
安全に潜るための提言がいくつも書かれていて、それは普段から当店がお伝えしている事と共通点が多かった。
「溺水者はグループからはぐれてから事故に至るケースが多い」
バディシステムを守り、グループ意識を持ってダイビングをしていれば、
最悪の事態は防げる可能性が高くなる。
ダイビングに慣れてくると、
「私は上手だから、ガイドから離れていたって、ちゃんと見てるし、いつでも戻れる」と全然違う方向に行ってしまう方がいるが、そういう方は上手なダイバーとは言えない。
資料の中に、西表島で一名行方不明、一名死亡という事故の例が載っていた。
グループの内部で離れすぎていたようで、エアが少なくなったダイバー二名に浮上の合図を出し、15m離れていたゲスト三名と浮上したが、最初の二名は水面に現れなかった。
その後水深40mで浮遊する事故者を発見した。
この時、グループが固まっていて、全員で浮上していれば事故は起きなかったかもしれない。
突発的な病気だったら、防げない可能性もあるが、少なくとも捜索の時間はかからなかった。
このような場合の安全対策として、
「ゲストを散在させない」
「単独行動させない」
「目を離さない」とある。
ご自身はグループから離れて、どっかに行ってしまっていることはないでしょうか?
普段当店がブリーフィング等でお伝えしている意味を、危険な目にあってから実感するのではなく、事故例から学び、安全なダイビングにいかして欲しい。
資料はお店に置いてありますので、見たい方はお知らせ下さい。
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