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ブログ～ 西伊豆・大瀬崎ダイビングツアー ～
衝撃のアカイサキ
なんと水深15ｍにアカイサキ登場
4月16日（日）は西伊豆・大瀬崎ダイビングツアー。
ツアー前、現地サービスのブログで見られる魚をチェックしていると、えらくかわいいカサゴがいた。
その名もヒレナガカサゴsp。
少し前にヒレナガカサゴの幼魚を見て、自分史上もっともかわいいカサゴだったけれど、
このこは黄色いラインが所々に入っていてフォルムが分かりやすい。
これはぜひ見てみたい、明日の第一目標にしよう。
到着してガイドのYさんに場所を確認すると、
「早めに行った方がいいですよ、凄い人気なんで」と言われた。
～画像をタップすると拡大します～
カエルアンコウ
くう～、なんてかわいいヒレナガカサゴSP
「SPのすぐ近くに小さなイロカエルがいて、その先にオオウミウマがいて…」
「水神にジャパピグがいます」
えっ、そんな浅くて分かりやすいところにジャパピグが？！
「ジャパピグ、ケーソンにも二匹いるんですよ」
ケーソンに二匹？
見ものが色々いるなー。
「そうそう、今朝発見されたんで自分は見てないですけど、15ｍにアカイサキいるみたいですよ」
へっ、水深15ｍにアカイサキがいる？Σ(ﾟДﾟ)
アカイサキはイサキ科の魚ではなく、深場を好むハナダイの仲間。
以前、赤沢の水深40ｍほどで出て外し、
最後の手段としてガイドをお願いしたら、その時はもっと深場に行っちゃっていたようで出会えず、最近だとＩＯＰの二番の根の42ｍにいると聞いた。
検索しても水深50ｍとか平気で出てくる。
それが15ｍにいるとは、なんというボーナスチャンス！
浅瀬にはサバの仲間の幼魚が群れる
ホウキハタの幼魚
いる場所がぼちぼち離れていて、中級者以上なら余裕の距離なのだけど、
今日はブランクダイバーで初心者のお客様もいらした。
ヒレナガカサゴspとアカイサキを第一目標として、時間が許せばジャパピグを探そう。
「早く行った方がいい」と言われたが、はやる気持ちを抑えて準備をする。
湾内エントリー口は、いつもフィンを履くダイバーで砂が巻き上がっているのに、この日はきれいだった。
そして、潜降するゴロタエリアに行くと、この時期とは思えない程クリアな水が広がっていて、15ｍ以上は見えているだろう。
この水のきれいさだけでもテンションが上がる。
ケーソンでジャパピグを探しているであろうダイバーがはっきり見える。
耳抜きが心配なお客様を抑えながら潜降していると、
別の初心者のお客様が背中から潜降し、その下を泳ぐダイバーの上に落ちそうになる。
ぎょえー、やめてくれー(;・∀・)
危ないの合図を出して、ぎり避けてもらえた。
これだけ水がきれいだとワイドもいいなー
ニセイガグリウミウシ
sp近くに着くと、まずは小さなカエルアンコウを発見。
その先には2ｃｍほどのイロカエルアンコウ。
そして、目印のど真ん中にヒレナガカサゴspはいた。
ちっちゃーい、大きさ2ｃｍ位だろうか。
ノーマル同様、ぴょこぴょこ動く姿がかわいくて、
黄色いラインがあるので、フォルムが分かりやすい。
こういった目印があるのを、嫌がるガイドさんもいるけれど、個人的にはいいことだと思っている。
まずは見つけやすいので、お客様に多くの魚を見せられる。
お客様あっての仕事なので。
そして、生物の保護にもなる。
こんな小さな魚だと、気付かなければ簡単にフィンで飛ばされてしまう。
生物を大切にしたいからか、見つけたダイバーが目印を置き、
「みんなで生物を大切にしながら見ようよ」的な優しさを大瀬崎には感じる。
ついつい撮っちゃう婚姻色のイトヒキベラ
これも浅瀬に群れていたトゴットメバル
アカイサキへ移動中、シラスのような小魚が大量に通り過ぎる。
この光景も十分楽しいのだけど、先を急ごう。
アカイサキがいると言われる場所に到着し、砂が巻き上がらないように、まずは二人で探す。
ほどなくして、以前一緒に二度アカイサキを見損ねたゲストが発見。
みんなで見に行った時にはフクロノリに隠れていたが、少ししてちょこちょこ出てくるようになった。
これがアカイサキかー！
体の横には〒マークがしっかりとある。
何度も外した魚なので感慨深いなー(*^^)v
水深15ｍで見れたのも衝撃的だったが、店に帰ってログ付の際に写真を見てたら、さらなる衝撃が…。
どれもピントがあっていなかったのだ…チーン(T_T)
また行くぞ、待っててくれ。
残り時間わずかではあったが、ちょっとだけジャパピグを探してみようと思ったら、割とすぐに見つかった。
写真は失敗だったが。
もう今日は湾内でいいんじゃないかなーと思ったが、まだ先端に行ったことの無いお客様がいたので、二本目は湾内の一万倍魚がいる先端へ。
あっ、ブログが長くなってしまった。
先端は一言でいって「最高」でした。
黒潮ブルー炸裂で、透明度は25ｍオーバー。
初めて潜ったゲストからは「水族館の中にいるみたいだった」と。
そして、この三年で300本潜ったゲストからのログ回しのコメントでは、
「今日の海はサイコーでしたね」の文字。
ついつい顔がにやけちゃうような最高の一日でした(*^▽^*)
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