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7月11日(土)は東伊豆・伊豆海洋公園(IOP)ダイビングツアー。
この日も南西風だった。
おすすめは富戸。
が、二連続で富戸に行っているお客様たちだったので、今日こそは別の海をお見せしたい。
候補にあげたのは小田原・江之浦か東伊豆・IOP。
いくらなんでも降りすぎの雨せいで、どこも透明度が悪い。
高い山が海のそばにある小田原や伊豆は、もろに影響を受けてしまう。
「昨日の時点で江之浦の透明度が5~7m、IOPが8~15m。IOPは富戸とかにくらべると波が立ちやすいので、ちょっとチャレンジな感じになるかもしれないけど、どっちが良いですか?」
この日は経験本数8本という初心者の方がいて「IOPはちょっと早いかなー」と思いつつも「少しでも透明度が良い方がいい」というリクエストと、少しは波のある海に潜るのも練習かな?と思い、東伊豆へ車を走らせる。
*画像をクリックすると拡大します。
「天気もいまいちだし、きっと空いてるだろう」とたかをくくっていたら、意外と混んでいた。なんとか屋根付きのテーブルを確保。屋根のある休憩スペースの多いIOPはこの時期ありがたい。
大雨注意報が出ていたものの、結局2本目を上がった時に少し降られたくらいで、後は時折青空が見えるような日だった。
波がある時のエントリー&エキジットは手順とタイミングが重要だ。
特にエキジットでは波打ち際でまごまごしてるとひっくり返ってしまう。
一本目、波のタイミングを見てドブンとエントリーすると、
「ミズガミドリダ…」( ゚Д゚)
見事な緑色である。
最近はなくなった「春濁り」のような色だ。
ダイビングサービスのボードには「本日の透明度5~15m」とあったので、深くいけば抜けるかと思い、オープンウォーターダイバーがいけるギリギリ18mまで行ってみたら、
「マダミドリダッタ…」( ゚Д゚)
本当は良い透明度の中で、伊豆海洋公園の豪快な地形をお見せしたかったが…。
しかし水温も上がり生物は色々と見られた。
真っ赤な卵を守るクマノミの姿、
イソギンチャクには1cmほどのミツボシクロスズメダイ、
エキジット口の岩の近くには小さなカゴカキダイ、
一の根にはナノハナスズメダイに、キホシスズメダイの幼魚が小さな群れを作っている。
初夏から今の時期はかわいい幼魚たちが沢山見られる。
そして浅場でよく見たのがセダカスズメダイの成魚。
大人になるとめっちゃ地味なので、ゲストに見せても「ふーん」という感じもあるが、これを見せるのには訳がある。
それは幼魚がとってもかわいいから。
ホワイトとグリーンという珍しいツートンカラーに、背びれに黒点。
この成魚の姿を知ってから幼魚を見ると、より楽しい。
幼魚は浅場に住み、警戒心が強くてなかなか姿を見ることが難しい。
伊豆では幼魚の個体数自体が少ない。
が、成魚はやたらといる。
いや、君じゃなくて幼魚が見たいんだよね(^_^)
それにしても、セダカスズメダイも元々は季節来遊魚。
この魚に限らないが、伊豆の温暖化が進み、越冬する季節来遊魚が増えてきた。
以前は死滅回遊魚と呼んでいて、冬に水温が下がるといなくなってしまっていた魚たち。
それがいなくならないとなると、もはや季節来遊魚とは言わない。
以前からいる伊豆の普通種とも区別をしたいので、元南方種というカテゴリーを作ろうか。
季節来遊魚だったけど越冬したら元南方種。
アリエスの生物図鑑では、この呼び名でいってみよう(^^)
~7月豪雨で被災された皆様へ~
被災された皆様の一日も早い復興を願っております。
また、亡くなられた方のご冥福を心よりお祈りいたします。
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