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ブログ ~ 西伊豆・大瀬崎ダイビングツアー ~

いたっ!キンギョの色彩変異

錦鯉のように白と赤が鮮やかなキンギョハナダイの色彩変異@西伊豆・大瀬崎|ダイビングショップアリエス

まるで錦鯉のように白と赤が鮮やかなキンギョハナダイの色彩変異。下がノーマル。

3月30日(土)は西伊豆・大瀬崎ダイビングツアー

【天気】晴れ、気温24℃、西寄りの強風。

【潜水データ】

一本目/潜水時間67分/最大深度23.4m/透明度8~10m。

二本目/潜水時間46分/最大深度34.4m/透明度10~15m。

 

この日は西寄りの強風。

お客様にはポイントの候補を3つ上げ、

その中で「先端に興味あります」との声があったので、潜る海は大瀬崎に決定。

中には大瀬崎自体が初という方もいた。

 

予約の電話を入れると、混んでいるようで「12リッタータンクなら大丈夫ですよ」とのことだった。

休憩室もカーテン内スペースはなかったけれど、この日は暑いくらいの陽気だったので問題なかった。

 

~ 画像をタップすると拡大します ~

オガサワラカサゴが近くに三匹@西伊豆・大瀬崎|ダイビングショップアリエス

レアなオガサワラカサゴも近くに三匹

ニゲミズチンアナゴ@西伊豆・大瀬崎|ダイビングショップアリエス

大分引っ込んじゃったニゲミズチンアナゴ

一本目は湾内へ。

まずはヒレナガカサゴの幼魚を見て、

レアなオガサワラカサゴも近い位置に三匹。

アカオビハナダイの群れのいる小さな漁礁に寄ってから、

1㎝ちょっとのイロカエルアンコウへ。

 

ペアのミジンベニハゼを見てから、近くのニゲミズチンアナゴへ。

ニゲミズは2018年に和名が付いたばかりの魚。

伊豆では2020年に大瀬崎で初めて見られた。

その後はいるにはいるのだけど、名前の由来が”逃げ水=蜃気楼の一種”だけあって、

なかなかしっかり見る事が出来なかった。

 

遠目からじっーと見ると、細い棒のようなものが突き出てる。

大瀬崎には目印用の棒があちこちに刺さっているので、動きがないと区別がつかない。

するとちょっと動いた。

あれが、ニゲミズか。

みんなで寄ると、大分引っ込んじゃったけれど、それでもしっかり見る事が出来た。

クサハゼ@西伊豆・大瀬崎|ダイビングショップアリエス

クサハゼ

セトミノカサゴの若魚@西伊豆・大瀬崎|ダイビングショップアリエス

セトミノカサゴの若魚

深度を上げていくと、セトミノカサゴの若魚がいて、

カンナツノザヤウミウシがのんびりと移動している。

そのちょっと先には、最初に見たのとは別のオガサワラカサゴがいて、

もうちょっと粘れば、オガサワラ&カンナをワンフレームに収められそうだったけれど、

時間がかかりそうなので止めた。

 

この段階で潜水時間は60分越え。

オオモンカエルアンコウの幼魚の情報があったのだけど、

デジイチを持ったダイバーのグループがなかなか離れず、

さすがにもう寒いかなーと、お客様に確認すると大丈夫だと言う。

 

キリンミノの幼魚を見たりして時間を使い、オオモンカエルアンコウの幼魚へ。

この岩にはハチジョウタツもいるらしいが、

エアも大分少なかったので、これは探さずに切り上げた。

カンナツノザヤウミウシ@西伊豆・大瀬崎|ダイビングショップアリエス

オガサワラの近くにカンナツノザヤウミウシ

キリンミノの幼魚@西伊豆・大瀬崎|ダイビングショップアリエス

キリンミノの幼魚

二本目は先端へ。

初めて潜る方には、伊豆で一番魚影の濃い海を見ることになるだろうと思われた。

ここでの一番の狙いはキンギョハナダイの色彩変異。

写真では見たことがあるけれど、まだ実物には出会えていない。

 

場所は把握しているのだけど、聞いた話では、

「大体30m弱にいるんですけど、キンギョなんで水底近くにいたり20m位まで上がったり」

「前後の根に動いたりすることもありますね」

「大きいし、あの色合いなんで、視界に入ればすぐ分かりますよ」とのことだった。

そんな広い範囲で、果たして見つかるものなのだろうか…。

 

資格の関係で、エアーチームは上の方で待機して、エンリッチチームが探して、

見つけたら呼ぶ作戦となった。

オオモンカエルアンコウの幼魚@西伊豆・大瀬崎|ダイビングショップアリエス

粘って見たオオモンカエルアンコウの幼魚

婚姻色のナガハナダイ@西伊豆・大瀬崎|ダイビングショップアリエス

先端には婚姻色のナガハナダイが沢山

そのキンギョがいると言われる場所は、先端の中でも大きなソフトコーラルが群生し、

色とりどりのハナダイ科の魚が多いので、水中のお花畑のようだ。

他の海なら珍しいトサヤッコがちょいちょい現れ、

婚姻色を含むナガハナダイや、サクラダイ、キンギョハナダイが乱舞する。

 

その中に見たこともないような真っ赤なハナダイが現れた。

一瞬キンギョハナダイの色彩変異かと思ったが、赤の面積が多すぎる。

それはバラナガハナダイのオスだった。

 

こんな真っ赤なハナダイも珍しく、

和名の由来は薔薇から来てるのかとも思った。

しかし美しかったなー、時間があればもっとじっくり撮りたかった(≧◇≦)

バラナガハナダイのオス@西伊豆・大瀬崎|ダイビングショップアリエス

真っ赤な体色が美しいバラナガハナダイのオス

キンギョハナダイの色彩変異、発見の画@西伊豆・大瀬崎|ダイビングショップアリエス

キンギョハナダイの色彩変異、発見の画

しかし本命のキンギョは見つからなかった。

もうNDLもないし、エアも少ない。

諦めて戻ることにした。

一縷の望みをかけて、あまり深度は上げずに、いるであろうと聞いていた水深をキョロキョロしながら泳ぐ。

ふと、ソフトコーラルの根元を見ると、真っ白な魚が目に飛び込んできた。

いたっ!キンギョハナダイの色彩変異だっ!

 

これはみんなに知らせないと!証拠写真も撮らないと!

本当はじっくりアプローチしたいところなのだけど、いかんせん色々と時間がない。

深場や反対方向に行かれてはならないので、常連Yさんと共に浅瀬に追い込む。

水中での位置取りは安全性にも関係があるし、

魚を上手に見る時にも使う。

今回は追い手が二名だったので、少ししてから反対方向に泳がれてしまったが、

もう少し多い人数なら上手くいったかもしれない。

 

伊豆に珍しいハナダイは数多いけれど、

色彩変異というのは、あの柄はもう出現しないかもしれない、貴重な目撃だった。

それにしても、白く美しい個体だったなー、またバラナガハナダイと合わせて挑戦しに来たい(#^^#)

 

ダイビング終了後、ガイドのSさんと話していると、

「今日湾内に2㎝位のオシャレハナダイいましたよ」と言われた。

オシャレ?

これはぜひ見たいっ!

「明日は来れないんですよね。早くても来週なんですけど、それまでいますかね?」

「経験上は一日しかいないですね」

そして、翌日にはオシャレハナダイはいなくなった…(´-ω-`)

 

それにしても色んな魚が出るなー大瀬崎。

いつかオシャレにも出会いたい(#^^#)

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