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ブログ ~ 西伊豆・大瀬崎ダイビングツアー ~

砂泥に輝くミホノハゴロモハゼ

ミホノハゴロモハゼ@西伊豆・大瀬崎|ダイビングショップアリエス

砂泥にいる青白く輝くミホノハゴロモハゼ

3月17日(日)は西伊豆・大瀬崎ダイビングツアー

< 天気 >晴れ、気温19℃、無風のち南西の強風。

< 潜水データ >

一本目/潜水時間61分/最大深度35.4m/透明度8~15m。

二本目/潜水時間74分/最大深度25.2m/透明度8m。

 

先端に向かって台車を押している時には無風だったのが、セッティングをしているそばから風が強くなってきた。

 

エントリーすると若干緑っぽさを感じたが、先端の先端に向かうにつれ、透明度が上がってきた。

 

~ 画像をタップすると拡大します ~

でかいコブダイがぐるぐる回る@西伊豆・大瀬崎|ダイビングショップアリエス

でかいコブダイがぐるぐる回る

婚姻色が美しいナガハナダイ@西伊豆・大瀬崎|ダイビングショップアリエス

婚姻色が美しいナガハナダイ

先端は北に向くような角度になるころ、ソフトコーラルが減り、石ばかりの地形になる。

そこで1mほどもある大きなコブダイが、メスを追いかけて、深場に消えていくのを見た。

すると、今度は外海側から自分たちを目がけて、一直線に突進して来る。

触れるほどの距離で、目をギョロギョロさせながら、自分たちの周りを品定めをするかのように、ぐるぐる回る。

 

どうも彼の縄張りに入ったようだ。

コブダイは一匹のオスに対して複数のメスのいる縄張りを作る。

そこに入ってきたオスとは、嚙みつきあったり頭突きをしたりして戦う。

我々を縄張りを荒らす敵だとは思わなかったようで、少しすると去って行った。

下の動画がその様子。

先端の中ほどから、大きなソフトコーラルが密集し、他にはないカラフルな風景を作り出す。

その中を色取り取りのハナダイたちが泳ぎ、特に二色に分かれたナガハナダイの婚姻色が美しかった。

 

幼魚は見ることが多いが、成魚は少ないフタホシキツネベラに、

コガネスズメダイの大群が通り過ぎる。

 

二本目は先端のカラフルさから一転、一面砂地の湾内へ。

ガイドのSさんに生物情報を聞くと、困ったことに見たい生物が多すぎる。

難易度が高いのもいて、取捨選択をし、ぱっぱっと見て行かないと周れそうもない。

フタホシキツネベラ@西伊豆・大瀬崎|ダイビングショップアリエス

成魚は珍しい?フタホシキツネベラ

ちっちゃーいイロカエルアンコウ@西伊豆・大瀬崎|ダイビングショップアリエス

ちっちゃーいイロカエルアンコウ

まずは「今日の生物情報の中で一番珍しいから、ぜひ見ていって」と言われた、

オガサワラカサゴの幼魚へ。

これは他のダイバーたちと被ってしまったので一旦スルー。

 

沖に進み、1.5㎝ほどのクリームイエローのイロカエルアンコウを見てから、奥の砂地へ。

水深25m。

そこはふっかふっかの砂泥地帯で、手がずぶずぶと地底に入っていってしまうほど柔らかい。

ちょっとでも手やフィンを大きく動かすと、すぐに視界が無くなってしまう。

 

目印の棒の辺りを数分見続けたけれど、魚の姿は無い。

近くに何本かの目印の棒があったので、じりじりと移動するが、そこにも魚の影はない。

この時に思い出した。

生物情報を聞いている時にSさんが言った、

「水温が低くなって、出てないことも多いんですよね」という言葉を。

お客様には伝え忘れていたが…。

ホシノエソ@西伊豆・大瀬崎|ダイビングショップアリエス

ミホノ待ちのホシノエソ

ペアのミジンベニハゼ@西伊豆・大瀬崎|ダイビングショップアリエス

ペアのミジンベニハゼ

待つことしばし、その魚は突然目の前に現れた。

黒い砂泥の上に、青白く輝くような体色、

ミホノハゴロモハゼだ。

 

機嫌よく全身出ていて、目ではよく見えるのだけど、カメラの液晶を覗くと全然見えない…。

大体の位置を見積もってシャッターを切る。

ハレーションがひどいので光量を落とす。

そうこうしている内に引っ込んだ。

 

出待ちをしている間、ずっと横にいるホシノエソを撮ったりした。

目視では地味なこの魚も、ストロボが当たると鮮やかな赤い色をしている。

 

今度はミホノが半身出てきて、少しするとまた引っ込んだ。

次に見たい生物も控えてるし、ぼちぼち次に行かないとなーと横を見ると、

常連のYさんが微動だにせずに、ミホノの巣を凝視している。

「まだミホノを見るぞ!」という強い意志を感じた。

しばし待ったが、次に出ることはなかった。

カンナツノザヤウミウシ@西伊豆・大瀬崎|ダイビングショップアリエス

カンナツノザヤウミウシ

ヒレナガカサゴの幼魚@西伊豆・大瀬崎|ダイビングショップアリエス

ヒレナガカサゴの幼魚

写真では全然表現されていないけれど、

実際のミホノは、透き通るような青白い体色に、ヒレは青と黄色のストライプになっていて、美しいハゼだ。

距離も遠く、そこそこ深いのでエンリッチが使えた方が良く、何よりフカフカの砂泥なので、巻き上げない完璧な中性浮力が要求される。

また砂泥地帯なので、スキル以外に好みとしても分かれるけれど、興味のある方はお声がけ下さい(#^^#)

 

少し深度を上げてペアのミジンベニハゼへ。

この辺だと瓶や缶に入っていることが多いミジンだけれど、

ここのこは貝にいるので、見た目にもよく、引っ込むこともなく、ずっと出ていた。

少し前まではゲッコウスズメダイと一緒に住んでいて、

一緒に写っている絵面は貴重だった。

 

帰り際、オガサワラカサゴを探しに行ったが見つけられず、

代わりにオガサワラカサゴの真っ黒バージョン、

ヒレナガカサゴの幼魚とカンナツノザヤウミウシがいた。

 

これだけ色々見て周ると、アリエスでもなかなかやらない、潜水時間70分越えになってしまった。

条件さえ許せば、アリエスは目一杯遊ぶ。

その条件の中には高いスキルがあるけれど、上手くなればなるほど、

遠くに行け、長く潜れるようになるので、見られる生物がどんどん増えていきます(#^^#)

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上手くなれば同じ海に潜っても見られる生物はまったく違い、安全性も高くなります。

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