コンパスの練習をしてから、早速海に入る。
赤沢のビーチは遠浅なので、潜降する場所もけっこう泳いでも浅い。
アリエスではびちびちの適正ウエイトにしているので、浅い場所ではフワフワしてしまう。
オーバーウエイトにしておけば、空気を抜けばゲストは水底から離れないので楽なのだが、
それでは中性浮力が上手くならない。
手前の方はダイバーが巻き上げた砂でニゴニゴなので、なるべく沖を目指す。
防波堤を越えた辺りで、まるで海藻のような6cmほどのホシテンスがいた。
初心者の方には受けないと分かっているのだけど、ついつい変な魚に反応してしまう。
すると、さらに3cmほどの小さなホシテンスが増えた。
やはりテンスなどよりは、ヨスジフエダイとかミツボシクロスズメダイとかウツボの方がお客様に受けはよいようだった。
一本目を上がってくると、赤沢はもはや「ここは富戸か?」と思わせるほど、ダイバーでぎゅうぎゅう。
休憩室も満員のようだったし、暖かい日なので外でのんびりとお茶をする。
二本目は海洋実習の最後。
初心者のゲストにとって難しいのは、やはり中性浮力関係。
フィンキックをしている時は浮いているのだけど、ホバリングになるとなかなか安定しない。
中性浮力は感覚的なものなので、深度によって、器材によって、どんどん浮力の感じは変わるから、空気の出し入れを繰り返して”浮く”感覚を身に付けるしかない。
二本目はもうちょい泳いで、以前アオリイカの漁礁となっていた場所に向かう。
そこには何十匹ものムレハタタテダイにヨスジフエダイ、
コロダイの幼魚なんかがいてカラフル。
やはり初心者のお客様に喜んでもらえるのは、こういう感じだろう。
と思っていたら、ロープの横に角の短いテンスがいた。
おっ、テンスモドキだっ!
テンス系が多いと言えば八幡野だけれど、赤沢ビーチもテンスは多いのだろうか。
ホシテンスは見るけれど、テンスモドキは少ない。
赤沢は八幡に続くテンスワールドなのか。
赤沢のボートダイビングの生物層の豊富さは眼を見張るものがあるけれど、
この時期ビーチもじっくり探せば色々と見られそうだった。
なにしろ浅いので、潜水時間60分は楽勝だろう。
エキジットすると、うちが使っていたベンチのすぐ横に、前回のブログに書いた
「150万のダイビングショップ」がいた。
まだ20代前半に見える、純朴そうな若い女性が着ているドライスーツの腿の部分には、ニックネームと、反対側にダイビングショップのロゴが入っている。
ホームページでは優しい微笑みを浮かべている、ショートカットの女性インストラクターはまるで能面のように表情のない顔で「〇〇ちゃんはタンク交換しておいてね」と言って去っていった。
赤沢は浅いからスタッフは経費節約で2ダイブで1本のタンクなのかな。
まだゲストのタンクを変えさせているだけましか(あっ、エア吸い過ぎたとか?)
某大手ダイビングショップは一本のタンクで2ダイブしたからか死亡事故を起こしてしまった。エアは多いに越したことはない。
ふと考えた。
この若い女の子も150万のローンを組んだのだろうか?
別に150万の器材を最初に買うのは悪いことじゃない。
それに見合ったものを、このダイビングショップが提供してくれるのなら。
グーグルマップの口コミを見る限りでは、
「インストラクターコースなんていい加減で、実力なんて付きませんでした」とか書いてあるので、厳しいかもしれないな。
悪質なダイビングショップに行ってしまって嫌な思いをする人が一人でも減るように、アリエスでは機会があるごとに、そういった店を避ける方法を発信していきたい。
それにしても、そういったダイビングショップに勤めているインストラクターは、自分も好きであったろうダイビングで、ゲストから悪く言われたりすることをしていて、なんとも思わないのだろうか?
思わないか、金さえ儲かれば罵声を浴びることくらい(笑)
アリエスを選んで頂いたお客様には<本当の上手さ>を通して<生物を見る楽しさ>を、これからもお伝えしていきたいと思う(#^^#)
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<本当の上手さ>と<生物を見る楽しさ>だと、アリエスでは考えています。
上手くなれば同じ海に潜っても見られる生物はまったく違います。
ダイビングはただ本数をたくさん潜っても上手くはなれません。
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