ゲストが力強く指を差した水面を見上げるとカメの姿。
カメも増えたなー、伊豆と千葉を合わせて、今年は六回目の目撃だろうか。
この日よく見かけたのが、昨日に続きブチススキベラの幼魚。
クリーム色で、大きさは2cmほど。
ひらひらと千切れた海藻のように漂う。
成魚もいて、こちらは水玉のドットがなかなか美しい。
穴を除くと、薄い黄色にストライプの入った、かわいいベンケイハゼが見つかる。
ライトを点けると引っ込んじゃうし、レッドライトだと知らないお客様には認識が出来ないけれど、キョトンとした顔がなんともかわいい魚なので、いたらぜひじっくり見て欲しい。
そして、久しぶりにリュウキュウヤライイシモチを見た。
テンジクダイ科の魚で、季節来遊魚。
なかなかの美しさなのだが、派手さの無い魚は一般受けはしない。
図鑑を何冊も出版されている、加藤晶一さんとお話したのを思い出す。
「ハナダイの図鑑は作らないのですか?」
日本にはハナダイの良い図鑑が見当たらなくて、加藤さんのかわいいイラストと幼魚や成魚、特徴の書いてある図鑑の愛用者なので、ぜひとも作って欲しかった。
「ハナダイは種類が少なくて駄目だね。最低200種類はないと」
「ハタと合わせても駄目ですかね?」
「ハタは人気ないでしょ」
う~ん、サラサハタの幼魚とかきれいなんだけど、目を引くハタは少ないのかなぁ。
「作るとしたらテンジクダイかな」
んっ、テンジクダイ(・。・;?
確かにテンジクダイの種類は多そうだ。
ウィキペディアによると273種類いるらしい。
マンジュウイシモチみたいなのを除けば、ほとんどが薄い金色にラインが入るという、同じようなデザインをしている。
目の所に青いラインがあるのが特徴の、アオスジテンジクダイ、アオハナテンジクダイ、コンゴウテンジクダイなんて並んでいると、見分けるのが楽しくてワクワクしてしまう。
が、「テンジクダイが好きッ!」というダイバーに出会ったことがない。
テンジクダイ好きの時代は来るのだろうか?
この同じようなデザインのテンジクダイ科の魚を見分けるというのも、マニアックな楽しみ方として、ぜひ始めてみたいと思う(#^^#)
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