6月26日(土)は東伊豆・伊豆海洋公園(IOP)ダイビングツアー。
もうけっこう前、お客様から一通のメールが届いた。
「IOPでジャパピグ狙いたいです!」
ジャパピグとはジャパニーズピグミーシーホースの略で、正式和名は2018年に”ハチジョウタツ”に決まったばかりの魚。
2000年頃から日本だけで観察されてて、八丈島のダイビングサービスの方の協力で和名が付いたので、名前に”ハチジョウ”が付いたそう。
学名にはそのまま”ジャパピグ”と入る。
このメールが届いた時に思った。
ジャパピグなんて見つかるのだろうか?
いる場所によってはハナタツですら見つけるのが大変なのに…。
このジャパピグは小指の爪ほどの大きさで、
何しろばりばりの保護色の上に色が地味だ…(*_*;
~画像をタップすると拡大します~
この日、「ジャパピグが見たい」とリクエストを頂いたお客様はいなかった。
そして、どちらかといえば小さいものに興味のなさそうなゲストが多い。
一本目は砂地をぐるっと周り、一番の根に当てて戻ってくるコース取り。
砂地の水深22m位にはアキアナゴが群生している。
けっこな数がいるのだけど、近づくとすっーと引っ込んでしまうので、
まともな写真は撮れない。
岩場には今や伊豆では貴重になってきたベニカエルアンコウがいた。
以前はカエルと言えば、カエルアンコウかベニカエルアンコウだったが、
すっかり南方系のイロ、クマドリ、オオモンが増えてきた。
これも水温上昇の影響かな(^_^)
そして、二本目はジャパピグを狙ってみることに。
オクリダシにいるので、場所は近く、深度は浅い。
小さいものに興味がなさそうだったので「探すのは5分」にする。
一通り見てみたが、見つからなかった…。
ぐるーと一回りしてから、最後にもう一度!と思って探してみた。
すると!いた!
ジャパピグ発見!
これが意外とでかかった。
前情報では「小指の爪」だったが、実際見ると「小指の第一関節」くらいある。
ちなみに、もう一匹小さいのがいるらしい。
しかし、ここで問題を抱えていた。
諸事情によりストロボが光らなかったのだ…。
ただでさえ撮りづらい魚なのに、光がないのは水中写真では致命的だった…(-_-;)
上がってから現地ダイビングサービスのNさんと話す。
「ジャパピグ見れたよー」
「あっー、良かったですね!」
「しかし、あれを見つけた人凄いよね」
「目の前で動いて、偶然分かったらしいですよ」
確かに。
ハナタツたちを探す時は、ライトで照らして目が光るのを探したりするが、
彼らは背中を向けたがるので、光らない時もある。
動いてくれるのが一番見つけやすい。
ジャパピグはもう三週間いるらしい。
「ずっといてくれた方がIOP的には良いよねー」
「そうですね、それ目当てで来てくれるので」
「見つからないこともあるでしょ?」
「そうですね、一時間探したのに見つからなかった人もいました」
一時間…(;・∀・)?
ジャパピグがいるのは、小さな岩だ。
とてもゲストに付き合ってもらえそうにない。
良かった~、意外と早く見つかって(#^^#)
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