上から眺めるクエ穴もいい。
最近、深海性のヒメクサアジがこの辺りに出たと聞いた。
一見地味なんだけど、とにかく見たことない生物がいるなら見てみたい。
送り出しの入り江では、前回見たカンムリベラの幼魚が同じ場所に、
近くに顔が黄色いワカウツボ。
一応、このウツボも南方系に入るらしい。
どんどん生物が増えていく伊豆。
いつかハナヒゲウツボなんていうのも登場しちゃうんだろうか。
水面近くはザブザブしていて白くなっている中、
小さなシマアジがビュンビュンと行きかう。
そんな中、銀一色のアジが混ざっていた。
最初はインドカイワリかなんかかと思ったら、口の形が違う。
地球博物館のデータベースで調べたところ、
黄色い線がないシマアジのようだった。
こんなタイプもいるんだなぁ(^_^)
二本目はまるまる外すかもしれない可能性があったけれど、
砂地でカスザメやサカタザメが見れたらいいなーという感じで行ってみた。
砂地からは左右の岩礁域が見えるほど、水がきれいだった。
サカタザメの特徴的な三角頭の跡はあるものの、本体はいない。
やはりダイバーが入っていない早い時間の方が良いのかな~。
砂地にポツンとある岩場にコクテンカタギを発見。
そしてでかい。
まだ水温18℃の時期に、このステージのコクテンカタギがいるとは。
これだけ生物層の豊富なIOPなのに、チョウチョウウオ系は少ない。
が、ちょっとレアなチョウチョウウオ系が現れる。
後日、お客様から「IOPでジャパピグ出ました!」という連絡が来た。
ジャパピグが確認されたのは、今から20年以上も前で、日本でしか確認されないことから、
”ジャパニーズ・ピグミーシーホース”略してジャパピグと呼ばれ、
2018年にやっと和名が付いた。
和名は”ハチジョウタツ”
が、未だに”ジャパピグ”と呼ばれることが多い気がする。
以前、イザリウオがカエルアンコウという名前に変わった時、
「えっ~、呼びにくいなあ。定着しないんじゃないの?」と思ったが、すっかり馴染んだ。
ハチジョウタツもいつか定着するんだろうか。
連絡をくれたお客様からは「今週末の大瀬崎が風向き的に駄目だったら、ジャパピグが狙いたいです!」とあった。
おぉ~、伊豆ではまだジャパピグを見たことはない。
IOPに出たのは、ジャパピグとしては大きいらしく、小指の爪ほどあるとか。
大きくて小指の爪か、探すのに苦労しそうだ…( ゚Д゚)
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