ゴジラのような形をした根、竜の首側に深度を落としていくと、大きなヘラヤガラが何匹も浮かんでいた。
ウチワに群れる黄色と黒のカゴカキダイ、
亀裂を覗いていくと、今年各ダイビングポイントでよく見かけるタテジマキンチャクダイの幼魚がここにもいた。
同じキンチャクダイ科ではアブラヤッコも今年はよく見かける。
北の根に渡ると、キイロイボやタマゴイロ、ニシキなどのウミウシの姿もちらほら。
でかくて派手な体色のニシキウミウシはカラーバリエーションが豊富で、写真の個体はダイニニシキウミウシとも呼ばれる(ウミウシガイドブック2より)
特徴は体の淵に紫の線があって、まだら模様になりにくい。
ニシキウミウシは他にも伊豆に多い、体の淵が紫のドットになっているタイプもいた。
平均深度が深めな沖根では残圧よりもNDLにダイビングが影響されてしまうので、ブイの根に少し早めに戻る。
小さな割れ目をのぞき込むと、オレンジとパープルが鮮やかなフタイロハナゴイの幼魚を発見。この魚はいつ見ても美しい(^^♪
二本目は外海の沖ノ島へ。
ここは魚影は沖根ほどではないものの、大きな根が連なり、巨大な岩が積み重なっていてちょっとした地形が楽しめる。
サンゴイソギンチャクに住むミツボシクロスズメダイ、
田子には少なめのコブダイの若魚。
水深5mほどの根を見上げると、まだ半透明のクロユリハゼが群れていた。
根頭にはハクセンスズメダイの幼魚。
図鑑「スズメダイ」には「水深2mより浅い、白波が立つ岩礁域に生息する」とあるように、福浦でもIOPでも、水深50cmほどの波打ち際にいたので、ばっかんばっかん揺られながら見たが、ここのハクセンは揺られずに見られた。
このハクセンスズメダイも以前は少なかったけど、今年多い魚のひとつ。
温泉でさっぱりした後の夕飯はタカアシガニ料理~!(^^)!
まずは山盛りのタカアシガニをしゃぶしゃぶにして、熱々で頂く。
他のカニのようにほじる必要がなくて、つるっと抜けるので食べやすい。
最後はカニの出汁が出た鍋に、たっぷりのカニの身を入れて煮込んで雑炊に。
卵を流し込むだけで、特に味付けはなし。
これが美味いっ!!!
しゃぶしゃぶはもちろんだけど、個人的にはこの雑炊が楽しみ♪
マグロ尽くしの刺身にキンメダイの煮つけも出してもらって、美味しい夕飯をお腹いっぱい頂いた。
伊豆のダイビングは美味しい食事も楽しみのひとつだよね~(^^♪
明日も凪は良いようなので、また外海に行けそうだ。
今年は過去に例がないほど生物が絶好調なので、明日はまだ今季見たことのない生物が見たいな~(*^▽^*)
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