この2~3年でよく見るようになったウイゴンベ、
ド正面で特徴の赤と白の背中が見えなかったアカシマシラヒゲエビ。
今にもウツボに食われそうな写真だけど、アカシマはクリーニングするので食べられない。
ウツボは「そうじして~」とおねだりしているのかもしれない。
北側の先端では大きなキンギョハナダイたちに混ざって、赤い背びれが特徴的なカシワハナダイの幼魚。
最近の伊豆はハナダイの種類も増えてきて、美しいハナダイにはまりそうでこわい(*^_^*)
なんで怖いかといえば、大体深い。
深いところはゲストのスキルを選ぶ。
同じことばっかり言ってる気がするけど、タカサゴスズメダイも今年やたらと多い魚。
すっかり成魚になって、目の後ろの黒い線が出てきたので分かりやすくなった。
昨日いたフタイロハナゴイを探そうとブイ下に行くと、ガイドさんと二人のダイバーがいた。
一人のダイバーはプチパニック状態で、しきりに同じ場所でフィンキックをしている。
いかにもダイビングに慣れていない様子。
ガイドさんはスレートに「落ち着いて」と書いている。
細かい事情が分からないので一概に言えないが、このレベルのダイバーは沖根には連れて来ない方がいい。
平均深度も深くなりやすいので、浮力調整も難しいしエアも早く減る。
魚が沢山いるので、楽しませたい気持ちもあるかもしれないが、ダイビングは安全を最優先して潜った方がいい(^_^)
一本目が終わって、ゲストに「黄色い魚見えた?このツアーで一番のレアものだよ」と伝えた。
すると「あっ~、あのハタタテハゼと一緒にいたやつですよね?いっぺんに見れて、めっちゃお得だって思いました~」
えっ、ハタタテハゼ…(゜o゜)?
シテンヤッコに全集中してて、全然気づかなかった…。
よし、次のダイビングで両方じっくり見よう。
二本目は一気に25mまで深度を落として、シテンヤッコとハタタテハゼがいた場所へ。
おぉ、ハタタテハゼだ。
ストロボが当たると鮮やかな赤とオレンジのグラデーションのハタタテも光がないとめっちゃ地味で見つけづらい。
するとシテンヤッコも現れて、今度はじっくりと見られた。
この鮮やかなイエローは幼魚ならでは。
北の根の東側で見慣れないスズメダイを見つけた。
かわいい猫目に、黄色いしっぽが特徴的。
あとから調べるとヒレグロスズメダイだった。
黄金崎のブログで名前は知っていたけど、見たのは多分これが初めて。
個人的にスズメダイが大好きで、ミヤコキセンやメガネといった鮮やか系もいいけれど、見たことのないスズメダイが見てみたい(#^^#)
ブイ下の根に戻ってくると、そこにはセダカスズメダイの幼魚がいっぱいいる。
これも2~3年前までは少なくて、グリーンとホワイトのツートーンという魚には珍しい色で、夢中になって見た記憶がある。
何度言っても言い足りないほど、今年は生物が多い。
二十数年ダイビングしてきて最高の年かもしれない。
ダイビングを終えるとサービスで焼きガニを出して頂いた。
日差しの下、潮風を浴びながら食べる、焼き立てのカニは本当に上手い♪
そして、この日は暑すぎて、休憩室の中で昼食が食べられず、外で食べた。
ゲストは「暑くて着てられない」とTシャツになっていた。
タンクトップになっている地元の子までいる、とても12月とは思えない暑さだった。
自然相手のダイビングはコンディションも様々だけど、今回の田子ツアーは、天気は暑いくらい、これ以上ないベタ凪、魚影も濃くてレアものも多くて最高のツアーだった(*^▽^*)
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