ブログ　～鹿児島・トカラダイビングツアー～

トカラはアリエスで行くポイントのダイビングサービの中でも、もっとも厳しい参加条件が示されています。

それは、

・　自分のダイビング器材＆ダイビングコンピューターを持っていること。

・　ヘッドファーストで潜行が出来ること。

・　１００本以上の経験があること。

これに、当然のことですが「ブランクダイバーでないこと」「ドリフトダイビングの経験が豊富であること」などが含まれます。

実際にはトカラで100本というと、まったくの初心者扱い。

平均すると400～500本のゲストが多く、1000本以上のゲストも多いとか。

では、そういったレベルにならないと潜れないのでしょうか？

今回のツアーにも100本ちょっとというゲストの方がいました。

最初はバックロールエントリーからの水面に一度も出ずにする即潜行や、流れなどに苦戦しましたが、5ダイブする内に少しづつ潜れるようになっていきました。

口之島ダイビングサービスの高木さんからも、

「100本にしては上手ですね。質の高いダイビングをしてきたんですね」と言って頂きました(^^)

ダイビングの仕事をしている人の中では「本数が参考になるのは少ないうちだけ、本数が多くなると目安にしかならない」というのが常識。

ダイビングは、ただ本数をこなしたり、難しいと言われる海にいくら潜っても本当に上手くはなりません。

トカラで潜るにはドリフトダイビングの本当の知識があり「ドリフトダイビング中には何をしなければいけなくて、何をしてはいけないのか？」を理解していて、行動できることが必要です。

このスキルを身につける為には、それを提供してくれるダイビングショップ、インストラクターと潜って覚えなければいけません。

そのスキルが身につけられれば、たとえ100本でもトカラに潜ることが出来ます。

伊豆には神子元という強く、複雑な流れが体験できるダイビングポイントがあるので、この海の難しいコンディションの時に満足に潜ることが出来れば、大抵の海では通用すると思います。

たまに難しいと言われるダイビングポイントで、超常連さんと思われるダイバーが、ガイドとはまったく違うルートで、あっちこっちに行っている姿を見かけますが、たとえ潜ることが上手でも、そのようなダイバーはトカラでは通用しません。「潜れる」のと「上手い」のは違うのです(^_^)

本当の上手さを身に着けたら、ぜひトカラでダイビングをしてみてください。

大物好きなら行く価値のある海です＼(^o^)／

＜　関連ページ　＞　インストラクターの考える本当の上級者ダイバーとは？

日曜日の夜。

鹿児島港に到着して、打ち上げで行ったのが、天文館にある居酒屋「八州」

九州全土の伝統料理と創作料理が食べられるお店。

居酒屋としてはちょぴっと高めですが、店内の作り、接客、味とも良く、また行きたいお店でした(^^)

翌日は城山へ。

ここは西南戦争の最後の戦いの地。

タクシーで展望台に向かう途中の県道に、傷をおった西郷隆盛が隠れていた洞窟が見られます。

展望台からは桜島と行き交うフェリー、鹿児島市内が一望！