ダイビングのお問合わせはこちらへ
留守番電話になった際はお問い合わせ
フォームよりご連絡をお願い致します
03-6276-5758
6月1日(土)は千葉県・伊戸ダイビングツアー。
【天気】曇りのち晴れ、気温25℃。
【潜水データ】一本目/潜水時間41分/最大深度22.0m/透明度緑っぽい8m/最低水温18.6℃。
二本目/潜水時間38分/最大深度21.4m/透明度緑っぽい10m/最低水温19.0℃。
この日は初ボートダイビングのお客様たちがいらっしゃった。
伊戸は速い流れが出ることもあり、通常は初ボートでは使わないのだけれど、諸々の事情があってそうなった。
ブリーフィングでは、ボートの使い方などと共に、ビーチダイビングとの違いについてもお話する。
例えば時間のなさ。
出航時間が決まっているので、準備の時間にも限りがある。
伊戸は乗合船なので、この日も20名程のダイバーがいた。
潜水時間もボトムタイムで30分のため、潜降にも時間が掛からない方がいい。
自分のチームで耳抜きが出来ない人がいた場合は、後から来たダイバーが潜降しやすいように、左右どちらかに避けるのがマナー。
伊戸は最大深度が深い海ではないけれど、ほとんど地形に起伏がなく、ずっと20mほどにいるので、NDLが特に二本目は厳しくなる。
~ 画像をタップすると拡大します ~
またビーチだと簡単にリカバリー出来るトラブルも、ボートだと出来ない場合がある。
例えばエントリーでフィンやマスクが外れた場合。
ビーチなら真下にあるけれど、
ボートの場合、船➤カレントロープ➤斜めになった潜降ロープと位置が変わるので、
エントリー時に真下に落ちた場合は、透明度や流れによっては拾いに行くことが出来ず、
船に予備がなければ、ダイビングが出来なくなってしまう。
昨日通り過ぎた台風一号の影響はなく、海は凪いでいた。
が、水色は見るからに緑色だった…。
一本目のエントリー。
日本でトップ3に入る大手Aダイビングショップと同じ船だった。
ここは経験の浅いインストラクターが多いお店だ。
見てると色々なことが起きる。
エントリー時、順番待ちをしていると、AショップのゲストがBCDにブシューッとエアを入れていた。
流れの出る可能性があって、カレントラインを引く場合は空気を入れてはいけない。
ブリーフィングで言っていないのか、彼が忘れているだけか。
別のゲストはBCの肩ベルトが締まってなくてユルユルだった。
これでは水の抵抗も増えるし、バランスも悪いだろう。
気にはなったが、事故が起きるような内容ではなかったので、口は挟まなかった。
潜降していくとAショップがロープの途中で止まっている。
20代前半位のイントラさんが「ゲストの耳が抜けない」の合図を送ってくる。
これは仕方ないことなので、別に構わないのだが、
ロープの真下にゲストが並んでいたため、抜きづらい。
こういった場合は左右どちらかに寄れば、他のダイバーが潜降しやすいし、
接触などのトラブルも避けられる。
水は緑っぽいものの、水温は19℃まで上がり、先月来た時よりもサメの数は多かった。
三桁はいるだろう。
他にも大型のクエや、アカエイ、様々なサイズのコブダイやヒゲダイ、
ばびゅーんとヒラマサだろうか?通り過ぎて行った。
ダイビング終盤、水底に水色のフィンが落ちていた。
拾って周りを見渡すが、片フィンのダイバーはいない。
ちょっとして、あるイントラさんが戻って来て、
「ありがとう」の合図とともに、フィンを持っていった。
二本目。
乗船して出航を待っていると、現地サービスのスタッフからAショップのゲストに、
「ドライホースがはまってないですよ」と言っていて、何人かが直していた。
そしてエントリー。
ある女性ゲストが水面でマスクを上げて、Aショップのスタッフと何事かしている。
パニックだろうか?
後から当店のゲストが「ドライスーツのファスナーが開いてたらしいよ。冷た~いって言ってた」と教えてくれた。
ドライスーツのファスナーを閉めた際、当店では必ず「目視してください」伝えている。
引っ張っただけで確認をしているダイバーを見るが、インナーが引っかかっていた場合は止まってしまうので、完全に閉まっているか分からない。
また、スライダーの最後に取っ手が被っていて見えないはずなのに、それでOKとしているダイバーもいる。
振りだけじゃ意味がない。
ドライファスナーが開いていたからといって、すぐに大きな事故になるようなことはないと思う。
ただ、ダイビングは一つのミスもなく終えて当たり前。
当店ブログでも時々お伝えしているように、ほんの僅かなミスの重なりが大きな事故に繋がっていく。
自店で起きたことも、他店で起きたトラブルもブログでお伝えするようにしているので、
自分の身に起きてからではなく、知識として知ってトラブルに事前に合わないようにして欲しい。
二本目の水中は若干水色が良くなった。
いつもは水底近くを泳いでいることが多いドチザメが、中層をガンガン泳いでいたので。
水底に寝っ転がって下から動画を撮ってみた。
上や横から見るとグレーなサメも、下から見ると白に浮かび上がり、
口が見え、羽のようなヒレが恰好良いので、こんなアングルからの見方もお勧めです(#^^#)
<アリエスはダイビングを上達したい初心者ダイバーのためのダイビングショップです>
ダイビングを本当に楽しむために必要なのは、
<本当の上手さ>と<生物を見る楽しさ>だと、アリエスでは考えています。
上手くなれば同じ海に潜っても見られる生物はまったく違い、安全性も高くなります。
「上達して、その先にある水中風景を見て欲しい」
ダイビングはただ本数をたくさん潜っても上手くはなれません。
上手くなりたい、きちんとしたダイビングをしたい、
そんなお客様はダイビングツアーの特長をご覧頂き、
当店のツアーにご興味をお持ち頂けたら、ツアー参加の流れをご覧ください。
<お問い合わせ&お申込み>Tel : 03-6276-5758 E-mail : info@alies.jp
お気軽にお問い合わせください
03-6276-5758
電話受付時間 :12:00~20:00(お問い合わせフォームは24時間受付)
*留守番電話になりましたら、お問い合わせフォームよりご連絡をお願い致します。
(電話番号が履歴に残りません)
定休日:木曜日・不定休があります