4月16日(火)はダイビングライセンス取得コースのプール講習。
4月20日(土)~21(日)はダイビングライセンス取得コースの海洋実習。
初日の海は小田原の江之浦へ。
【天気】晴れ、気温23℃。
【潜水データ】一本目/潜水時間36分/最大深度5.2m/透明度2~3m/最低水温17.4℃。
海の前日、講習で使える現地ダイビングサービスのブログをチェックしていると、タイトルがこんなだった。
「春濁りシーズン」by富戸
「春濁りました!」by赤沢
うーむー、嫌だと思ってもどうなるものでもない(-ω-)/
気温が温かくなったせいか、江之浦は大勢のダイバーで賑わっていた。
まずは水慣れの為にスノーケリングをすると、浅瀬から水底が見えない程の見事な緑色…。
諸々事情があって、この日は潜降しただけでダイビング終了となった。
誰もこの透明度で好んでダイビングをしたい人はいないだろう。
が、来てしまったなら楽しまないともったいない。
楽しそうにダイビングをしている人も多かった。
ここまで悪いともはやネタである。
~ 画像をタップすると拡大します ~
透明度が悪い海を楽しむには、気の持ちようも大きいけれど、スキルも重要になる。
普段からきちんとした位置取り、インストラクターやガイドに対して自分とバディがどの位置に居て、自分からもガイドする人間からもきちんとお互いが視認出来るか?
それが出来ていれば、その距離を短くするだけでいい。
安心して移動が出来れば、透明度が悪い中でも長い移動が出来て、目指せる生物の幅が広がる。
この位置取りというのは「ただ迷子にならないようにガイドの真後ろにいてください」ということではない。
それじゃあ風景が見えずダイビングが楽しめない。
ちょっとダイビングに慣れてくると、ガイドとは違う方向にあっちこっち行ってしまう方がいる。
「私はダイビング上手ですから、グループも見てるし、すぐに戻れますよ」といった感じで。
「離れすぎると迷子になりますから、周りを見て潜ってくださいね」と伝えると、
「私、迷子になったことないですよ」と返ってきたことがあった。
そう、それはグループがその人を待っていたから。
その人が夢中で写真を撮っている頃、他のゲストは集まって待っていたのだった。
ダイビングには様々な時間の制約がある。
ボートならピックアップ時間、残圧、NDL、寒さなど。
潜水計画はぎりぎりでも良くないけれど、あまり安全マージンが多くしすぎれば、周れる範囲が狭まってしまい、楽しさが減ってしまう。
この辺りを考えながら、移動するところ、じっくり魚を見るところを分ける。
仮にみんながバラバラの考えで自分の行きたい方向に進んだり、思い思いの場所で止まっていたりしたら、見られる魚も見られなくなってしまう。
この辺りのことは現地ガイドさんでは伝えにくいことだろう。
知らない人同士ではグループ意識も持ちづらいだろうし、気を悪くするゲストもいるかもしれない。
それなら、そんなことは言わずに楽しんでいってもらって、リピートしてもらった方が良い。
二日目のポイントは富戸にしたが、透明度は若干ましだけれど似たようなものだった。
春濁りには海藻が溶けた色だったりと、いくつかの要因があるけれど、
富戸のガイドさんから「田植えの時期になると濁る」という話を聞いた。
田植えの時期になると水を張り、その水を循環させるため、田んぼの水が川を通って海に流れ出す。
栄養分豊富な陸の土は、海で大量のプランクトンを発生させて濁りを生む。
へー、春濁りにはそんな原因もあったのか。
そして、待てよ?
田植えが原因の一つなら、毎年起こらないとおかしいはず。
昔は3月には春濁りが始まっていたけれど、
今はもう4月の半ば過ぎだ。
濁らないような年もある。
その答えを帰って来てから気づいた。
「どこも透明度悪いんだろうなー」と思って、西伊豆・井田のブログを開けると、
青ッ!
透明度15mと、とても同日とは思えない。
お隣大瀬崎も外海は10~15m、湾内でも8~15m、
千葉の西川名に至っては、時間帯で変わるものの最高25m!
どうも黒潮さえ来れば、春濁りも吹き飛んじゃうみたいだなー。
ダイビングは初心者であればあるほどポイントの制限がある。
上手くなれば海の選択肢が広がる。
透明度だけじゃなく、見られる生物も。
”本当の上手さ”を身に付けて、もっともっとダイビングを楽しめるように、
全てのダイバーになってほしいなー(*^^*)
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