今までダイビングをしたことがない人がダイバーになるのだから、ライセンス取得講習は大変だ。
この二日間の講習の目標は、1つはダイビングの一連の流れを覚えてもらうこと、
もう一つが、少しでも適正ウエイトに近づけて、きれいなトリムを作り、泳げるようになってもらうこと。
一本目は少しウエイトを少し重めにして、水中に慣れてもらう。
中性浮力を取るには適正ウエイトが大前提なのだけど、
最初から、あまりピッタリのウエイトだと、潜降直後から浮いてしまい水慣れすら出来ない。
この日も潜降直後に水面まで浮いてしまうことがあった。
最初のうちはあるあるなのだけれど、
あまり浅い水深で立った状態から、泳ぐために体を横にしようとした時に、フィンを使ってしまうと浮いてしまう。
ごく浅瀬なら、フィンを使わずに息を吐いて、頭を下げていくといい。
プール講習がしっかり出来ていれば、ひとつづつのスキルは出来ない人はほとんどいない。
後は中性浮力を取って、トリムや呼吸を見ながら、長い距離を泳ぐ練習をしていく。
まずは正面奥のオオモンカエルアンコウへ。
初めてオオモンカエルアンコウの成魚を見たのは、20年以上前に行った柏島だった。
当時はオオモン自体が伊豆では珍しく、出ても幼魚だった気がする。
20cm以上ある立派な黒いオオモンは、もう随分長いこといるらしい。
戻っている時には、岩から顔を出す、顔が小指の先ほどしかないようなコケギンポがいた。
そして年中見るんだけど、名前を知らない魚というのがいる。
ついつい特徴のある珍し系に目がいっちゃうけれど、
自分が見る魚は全部分かるようになりたい。
この日注目したのは砂地によくいる、白く眼の後ろから出るラインが印象的な魚。
なにしろハゼは多いので、ある程度特徴がないと特定が出来ない。
図鑑日本のハゼには500種類以上が載っていて、属が分からないと見るだけで大変だ。
このハゼはクツワハゼだった。
二本目は、もっと泳ぐ距離を延ばして砂地の方へ。
テトラ周辺には、以前はテンジクダイと言えばこれというほど多かったような気がするけど、最近はクロホシイシモチに勢力を押されているようなネンブツダイ。
かなり擬態が進んでいるベニカエルアンコウ、
大岩の下にはイチモンジハゼにアオウミウシ、
砂地にはクロイトハゼ、
アオリイカはいなかったけれど、卵は少しあった。
明日の富戸では大きなアオリイカ見られるかな(#^^#)
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