一
番の目標はキンギョハナダイの色彩変異。
この日はまだお見せ出来ていないお客様がいた。
前回は発見が時間がぎりぎりになってしまったので、今回はいるエリアも特定出来ているし、早めに見つけたいところだった。
現地ガイドのFさんが一本目に見てきたというので、場所を聞くと
「見つけた時は水底にいたんですけど、23~28mを動き回ってましたね」
うーん、いるエリアが分かっているとはいえ広いし、かなり動き回る個体なので、また見つかるものだろうか…( 一一)
先端で準備をしていると、お隣のチームからも
「キンギョハナダイの色彩変異と思われる個体がいます。流れが速かったら、行くのを止めますが」と言っているのが聞こえた。
タイミング的には重なってしまいそうだったけれど、あちらは10㍑のエアのタンク、
うちは12㍑のエンリッチだったので、時間的にはうちの方が余裕があった。
エントリーすると特に浅場の透明度が素晴らしく良かった。
他の海ではあまり見ないウスバハギが多く群れている。
一直線にキンギョのエリアに向かう。
到着すると、先ほどお隣にいたチームが、みな思い思いの場所で写真を撮っている。
もう見終わったのか?この辺りにはいないのか?
お客様に「この辺ですよー」の合図を送ってから、
さあ探すぞーと思って下を見たら、あっさり見つかった。
すると、もう1チームは見ていなかったのかダイバーが集まってきて、大撮影会になった。
そしてキンギョの色彩変異はけっこうな勢いであちらこちらを泳ぎ周る。
今日は時間があったので写真を撮り、動画にも収められた。
動画の中で数秒止まっているのは珍しい。
そりゃー、自分だけこんなに追い回されるのだから、
自身の姿を知らなかったら「自分だけなんで追い回されるんだろうなー?」と思ってるかもしれない。
彼には気の毒なのだけど、これが海水魚とは思えない色合いで美しい。
見るには少し距離も深さもあるので、ある程度レベルは限られますが、
二度と見られない魚かもしれないので、興味のある方にはぜひ見ておいて頂きたい(*^^*)
戻り際、カシワハナダイのオスもよく見られた。
背中に白い線が出ていて、婚姻色の残る個体もいた。
本気の婚姻色だと、体全体が青白くなる。
カシワハナダイのオスにはいろいろな体色のバリエーションがあって、
顔と背中が真っ赤なものや色の薄い個体、
体の中央に出る赤い線や斑点があるもの、ないものなど。
いくつものタイプを見比べてみてください。
まだ時間もあり、浅場の水温は19℃と暖かかったので、
エキジット口を通り越して西のエリアへも行ってみた。
そこは白い砂に緑のフクロノリ、透き通る青い水、小魚の大群が通り過ぎて行き、お客様曰く
「幻想的だった」とのことでした(#^.^#)
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