初心者の内は一カ月空けばスキルは少し落ちて、二カ月経てば当然もっと落ちる。
前回の二本目に出来たことが一本目から出来ること、
今日の二本目が終わった時には、前回潜り終わった時より上達していないと、
上達していくことが出来ない。
諸事情もありダイビングが二カ月振りだったKちゃん。
一本目の潜降は背中からゆっくりと降りていて、これだけ見ると適正ウエイトのようだった。
しかし、ウエイト量を変えていないのに二本目になると、ストーンと早い潜降になった。
一本目の潜水でスーツが水圧で潰れ、多少は浮力が減っているにしても、こうは変わらない。
勘が取り戻されて、ドライスーツのエア抜きや潜水用の呼吸が出来るようになった結果なのだと思う。
このようにダイビングスキルが安定してこないと中性浮力が上達するための前提条件である、適正ウエイトが分からない。
そして、Tさん。
Kちゃんのところでお伝えした通り、初心者の内はスキルが安定しないので適正ウエイトが分からない。
一本目。
ウエイト5㌔で開始すると、潜降が自力では出来なかったものの、ちょっとしたきっかけを作ると、ゆっくり降りることが出来た。
泳いでいる時の浮力は良い感じで、ふわっと浮いていることが出来ている。
が、エアが減少しタンクが軽くなり、水深3mほどになると、しっかりドライスーツとBCの空気を抜いても、軽くて浮いてしまう状態になった。
そこで二本目はウエイトを6㌔にしてみると、水面でドライスーツのエア抜きをしている最中に沈んでいってしまった。
一本目は自力潜降出来なかったのが、二本目に1㌔足しただけで、潜降の意識もしていないのに沈んで行くという違いが出た。
さらにホバリングではなかなか浮かないという状態になった。
ウエイトが重くなったので、一本目とはエアを入れる感覚が異なる。
これに慣れるためには、もっとこのウエイト量で潜り、慣れる必要がある。
たった1㌔のウエイトが、これだけ浮力に影響する。
アリエスのダイビングとしては潜水時間が短めだったけれど、これは残圧の関係だった。
フィンキックに頼ったようにならない中性浮力、
水の抵抗を減らすきれいなトリム、
より少ない回数で効率よく進めるフィンキック、
潜水用の正しい呼吸方法などでタンクの空気を持たせられるようになる。
エアは長持ちする方が、潜水時間を長くすることも出来るし、安全でもある。
以前ダイビング先進国の中で「日本のダイバーのレベルが一番低い」と話してくれた、
テクニカルダイビングのベテランインストラクターの方に会ったたので、
賛否があるディープストップについて聞いてみた。
レクリエーショナルダイビングよりも遥かにシビアな減圧が必要になるテクニカル界ではどうなっているのか。
答えとしては「絶対にやっちゃ駄目だ」とのことだった。
「テクニカルダイビングのインストラクターでやっている人間がいたら、不勉強だ」とも。
なんでもテクニカルダイビングでは、ディープストップをして亡くなったダイバーもいるそうだ。
そして、レクリエーションダイビングに使える浮上の方法もお聞きした。
いつも情報ありがとうございますm(__)m
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