4月15日(土)は西伊豆・獅子浜ダイビングツアー。
今、伊豆半島では東と西の透明度の差が凄い。
小田原から東伊豆は軒並み3~4m、
西伊豆は10~20m。
しかもこの日は大雨予報ということで、どこのダイビングショップも考えることは同じで、雨でも快適な施設を目指す。
獅子浜ではオーナー自ら駐車場で出しやすい位置に誘導してくれて、
「ここなら出やすいでしょ。きょうはかなり混むから早めに潜った方が良いよ」と教えてもらった。
今日は以前のブログ「その大手ダイビングショップでは永遠に上達しない」に登場したHさんもいた。
しばらくすると、その大手ダイビングショップが大挙してやってきた。
~画像をタップすると拡大します~
まだ幼さの残る顔をしたインストラクター達が、ぞくぞくと海に入っていった。
「あー、あんな感じで潜ってたなー」とHさんは言う。
当店にいらした時は経験本数16本にして、既にCカードを7枚持っていた。
「上達している実感もないのに、どんどん講習を受けていって、なんか違うようなぁ」と思い、上達をしたくて当店にお越し頂いた。
そういえば、このブログを書いている数日前、この大手ダイビングショップの沖縄の離島にある支店でアドバンスの講習を受けた新規のお客様が来店された。
ログブックを確認すると、またしても驚きの事実が。
ダイビング時間が短いのだ。
最初の三本は20分ピッタリ。
そして最大水深が5~6m。
四本目はもっと長く潜っていたけれど、お客様曰く、
「実際にはそんなに潜っていないと思う。私には時間が分からなかったけど、こう書くように言われたので書いただけ」と言う。
ふうー、関東の店だけではなくて、沖縄でもこんな講習しているのか…( ̄д ̄)
(2023年5月8日追記)
このブログを書いた10日ほど経ったある日、同じ店でアドバンス講習を受けたというお客様が来店された。
ログを確認すると、やはり潜水時間は20分ほど。
そして、最大水深3mというのがあった。
明らかにこれは違反である。
こちらのお客様はダイコンを持っていたので、誤魔化すことは出来ない。
だが、前出のお客様が「おかしい」と思った、このような講習を、こちらのお客様はおかしいとは思わなかったそうだ。
まともなダイビングショップで講習を受けた人なら、おかしいと分かるだろう。
こんないい加減なダイビングを行うお店がなくならないのは、「気づかない」あるいは「気にならない」お客様たちが多いからだ。
こちらのお客様は、また同店に行ってスペシャリティーを3つ受けてくるらしい。
多分、ここでどれだけ潜っても上達しないと思うが(^_^)
最初にログブックを見た時は「ずいぶん短い潜水時間だな」と思っただけだった。
いや、待てよ。
そんなにピッタリ潜水時間が20分になるものだろうか?
一分も違わず20分なのだ。
そこで思い当たる節があった。
PADIでは講習中、最低潜らなければいけない時間と深度が決まっている。
それがこの時間と深度がギリギリなのだ。
しかしアドバンス講習で、最大深度が6mって。
限定水域講習(=プール講習)じゃないのだ。
深度変化がなければ浮力変化に対応した中性浮力の練習も出来ないし、
こんな短い潜水時間では、課題をやったら遊ぶ時間もないだろう。
とてもゲストのことを考えているとは思えない。
実際お客様も「宮古島では全然魚を見ていない。ダイビングライセンスを取得した大瀬崎の方が楽しかった」と言っていた。
「このお店がゴールドカードなんだから、ゴールドカードにも価値なんてないのだろう」とも。
自分がインストラクターに成りたての頃、勤めていたお店が5スターダイブセンターだったので、ゴールドカードで認定していた。
まだ上手くインストラクションが出来ないのにゴールドカードを発行するのに、違和感を覚えていた。
そう、カードの色に価値はなく、自分を担当するインストラクターがどれだけ上達させてくれるかだけが価値だ。
ご来店頂いたお客様は当店ホームページにある「選んではいけないダイビングショップの見分け方」を見て「ホストキャバクラ商法のお店はここではないの?」と聞かれた。
そこに書いたショップはここではなく、大田区や世田谷区等にある店のことだったのだが、同じような経験をされたらしい。
まともな講習は出来ないのに、余計なことはするようだった。
そして、潜水時間はあんなに短いのに、ダイビング器材を押売りする時間は長くて、うんざりしたそうだ。
こんなダイビングショップが日本で1、2を争う大手ダイビングショップなのだから、呆れるのを通り越して、こっちもうんざりである…(~_~メ)
この日のダイビングはと言えば、透明度も良好で、Hさんにもスキルアップが見られた。
ドライスーツのエア抜きの方法を少し変更し、以前は潜降時の足動きがあったのが、
それもなくなり、以前は潜れなかったウエイト量で潜降が出来るようになった。
度々このブログで書いているけれど、適正ウエイトでダイビングをしているダイバーは意外に少ないように思う。
適正ウエイトだと、特にドライスーツでは潜降がしづらい。
適正ウエイトで潜降が出来るようになると、断然水中でのコントロールがしやすくなる。
そして、重量バランスを考えて前後のトリムを調整し、
きれいなフィンキックを身に付け、
さらに水中での呼吸方法をマスターしてエアを長持ち出来るようにする。
そこまで出来て、当店のスキルレベルの初級者コースが卒業となる(#^.^#)
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<アリエスはダイビングを上達したいダイバーのためのダイビングショップです>
ダイビングを本当に楽しむために必要なのは、
<本当の上手さ>と<生物を見る楽しさ>だと、アリエスでは考えています。
上手くなれば同じ海に潜っても見られる生物はまったく違い、安全性も高くなります。
「上達して、その先にある水中風景を見て欲しい」
ダイビングはただ本数をたくさん潜っても上手くはなれません。
上手くなりたい、きちんとしたダイビングをしたい、
そんなお客様はダイビングツアーの特長をご覧頂き、
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