井田は大瀬崎から10~15分南に下ったポイントなのだけど、
小さな田舎の集落といった趣で、癒され感がある。
もうすぐ11月だというのに、Tシャツで過ごせるほどのポカポカ陽気だった。
この日は絶賛練習中のお客様たちで、
夏の間ウエットで潜っていてドライが久々の方、
ダイビング自体が久しぶりの方など。
ウエットでは潜っていても、ドライスーツのスキルというのは別なので、
思い出すまでに時間がかかる。
初心者ダイバーの最初の課題の一つが潜降。
ドライスーツはエア抜きというのがあるので、
しっかり抜かないと沈まない。
潜降出来ないからといって安易にウエイトを足してはいけない。
オーバーウエイトにすれば落下はするけれど、
浮力の調整が難しくなり、いつまでたっても上手くなれない。
一本目は苦戦していたゲストも、二本目にはすっと下がれるようになった方もいた。
水中は数日前まで15mあった透明度が10~12mと下がったが、
楽しむには十分で、水温も23℃ほどと暖かかった。
もはや季節来遊魚という言葉が不適当なほど伊豆の南国化が進んだ。
エントリーしてそう遠くない位置に、
30㎝もある大きなオオモンカエルアンコウ、
同じ場所には小さなノコギリハギのペア、
少し先には擬態が凄いニシキフウライウオ、
まだ体が透けている、3㎝もないセジロノドグロベラの幼魚がかわいかった。
中層にはスズメダイやイサキの大群、
今年多いツノダシ、トゲチョウチョウウオ、フウライチョウチョウオ、
パイプからはテンクロスジギンポが顔を出していた。
80㎝はあろうかという大きなヘラヤガラが目の前を通り、
浅場に上がる辺りでは、赤青黄色の体色がきれいなウメイロモドキの幼魚が数匹。
もうエキジット間近の水深1mほどの所には大きなコショウダイ。
そして、見慣れぬヒメジの姿。
オオスジヒメジだった。
ヒメジといえば砂地をエサを探しながらヒゲを動かしているイメージなのだけど、
このこはすぐに岩に下に隠れてしまう。
そして、岩の下の小さな砂地で、小さなヒゲを動かしてエサを探している。
ヒメジにもちゃんと南方系というのがいるのだけど、イマイチダイバーの注目度は低い気がする。
が、個人的にはまだ見たことのない生物を見るためにダイビングをしているようなものなので、初見だったオオスジヒメジを見れたのが嬉しかった(#^^#)
そして今回から新しいマスク、TUSAのゼンシーを使い始めた。
広視界を追求したフレームレスマスクと謳っているだけあって、
とにかく視界が広い!
今まで使っていたマスクのような囲まれ感がない。
ずいぶんと見やすくなった~(*´▽`*)
翌日には大瀬崎で冬の名物リュウグウノツカイが早くも登場した。
そして富戸ではイロブダイの幼魚やキツネメネジリンボウが出ている。
どれも伊豆では見たことない魚ばかり。
これから水温や気温は下がってくるけど、ダイビングは熱い時期続きますよ(≧◇≦)
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