今日はアリエス初参加の三名様を含むチーム。
「上達したい」ということで当店にお越し頂いた。
経験本数も30~80本と幅があり、
課題も「中性浮力」「エア持ち」「50本潜ったけど、上達している実感がない」など色々。
当店では”本当の上手さ”を提供していきたいと思っているけれど、本当の上手さとは、
「おぉ、それが秘訣だったのか!」
なんていう大げさなものは一つもなく、
まずはダイビングスキルがきちんと身に付いていること、これは基本。
次に長く潜れる、遠くまで泳げる、高い波、深く潜る、強い流れでもスムーズに潜れる、
そして、さらにその先がある。
やることは難しくないが、出来る人は少ない。
初めて会う方でも、潜降を見ればスキルレベルはほとんど分かる。
きれいな潜降が出来ているダイバーは意外なほど少ない。
潜降速度は適切か、
手足に動きはないか、
フィートファーストが出来てるか、
息は長く小さく吐けているか、
潜降開始から着底まで位置がずれていないか?
潜降がきれいに出来ていないのに、ダイビングがきれいに出来ていることはあり得ない。
今日、お一人のテーマだった”エア持ち”
なぜ他のダイバーより空気が早く減るかと言えば、答えは呼吸回数が多いから。
肺活量が3000㏄の人と2000㏄の人が同じ呼吸回数でダイビングすれば、当然1.5倍速くなくなる(現実には、こんな単純計算ではないですが)
「体が大きいからエアが早いのは仕方ないんだよ」と思っている方。
同じ呼吸回数なら肺活量が大きい方が早く減るけれど、
同じ呼吸速度なら、理論上減る量は同じになる。
上達さえすれば必ずエアは長く持つようになる。
エアを長持ちさせるには様々な要素がある。
中性浮力が取れてなければゆっくりと吐けない、
トリムがきれいじゃなければ水の抵抗が増える、
キックがきれいに出来ていないと効率が悪いので運動量が増える、
呼吸方法が悪い等々。
ダイビングは上達させられるインストラクターと潜らないと、
なんとなくは潜れても、シビアな海、
流れが早いとか深いとかになると、途端にスキルの差が出てしまう。
300本潜っても、500本潜っても、
「ダイビングが上手とはどういう状態か」を知らなければ、永久に上手くならない。
きちんと教えられるインストラクターが減ってきたようで、きちんと潜れるダイバーは減っていくばかりのような気がする。
この日も本来はもっと透明度が良いはずなのに、
ダイバーが通るゴロタ側は砂が舞って濁り、沖には青い海が広がっていた。
眼下をまるで水底に膝蹴りでも入れているかのようなダイバーが、
砂を巻き上げながら通り過ぎる。
見ているとエアの吐き方も4秒程度で吐ききっている。
あれじゃあ、すぐにエアがなくなりそうだ。
スキルのことを学びつつも、季節来遊漁も色々増えてきて海は楽しかった。
帰りの車中、ゲストのYちゃんが、
「ハタタテハゼかわいかった~」と言っていた。
見たい魚リストの中に入っていたので、見せられて良かった。
するとMさんが言った、
「ハタタテハゼって美味しいんですか?」と。
…( ゚Д゚)
「えっ、なんでYちゃんがかわいかったって言ってるのに、味の話にしちゃったの?」
「だって気になるじゃないですか」
四半世紀以上インストラクターをしているが、
ハタタテハゼの味を気にした人は初めてだった(*^_^*)
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<アリエスはダイビングを上達したいダイバーのためのダイビングショップです>
ダイビングを本当に楽しむために必要なのは、
<本当の上手さ>と<生物を見る楽しさ>だと、アリエスでは考えています。
上手くなれば同じ海に潜っても見られる生物はまったく違います。
ダイビングはただ本数をたくさん潜っても上手くはなれません。
上手くなりたい、きちんとしたダイビングをしたい、
そんなお客様はダイビングツアーの特長をご覧頂き、
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