PADIダイビングショップ アリエス

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ブログ ~ 西伊豆・獅子浜ダイビングツアー ~

黄色いアカオビハナダイ

下半身がまっ黄色なアカオビハナダイ@西伊豆・獅子浜|ダイビングショップアリエス

下半身がまっ黄色なアカオビハナダイ

10月14日(土)は西伊豆・獅子浜ダイビングツアー

 

この日はアリエス初参加のお客様二名様を含むチーム。

お二人は伊豆に潜るのもドライスーツを着るのも初めてだった。

ここまでは共通で、今までのダイビング歴は大きく違った。

 

J様は、年に1~2回リゾートでダイビングをしてきた。

最後に潜ったのは先月の奄美大島。

そこで、中性浮力が取れていないと感じ、

「ちゃんとやりたい。ハンマーヘッドシャークや大物を見に行きたい」と、

当店にお越し頂いた。

今までリゾートだけで潜っていた方だと、透明度等の落差で馴染めない方もいるので心配だった。

 

~ 画像をタップすると拡大します ~

アカオビハナダイのオス@西伊豆・獅子浜|ダイビングショップアリエス

薄っすら婚姻色が残るアカオビハナダイ

オオモンハタの幼魚@西伊豆・獅子浜|ダイビングショップアリエス

やたらといっぱいいるオオモンハタの幼魚

もうお一人はAちゃん。

最後にダイビングをしたのは5年ほど前。

今まで潜ってきたダイビングポイントは地元の近くの海だけで、そこはいつも透明度が3~5mほどで、水深も最大で10mまでしか行ったことがなかった。

この経験なら楽しんで頂けるに違いない。

当店には「ホームページの内容がきれいごとだけじゃない」という理由で選んで頂いた。

 

前日の情報では透明度は8mだったが、実際は12~15mほどあり良好。

初めて使う器材なのでウエイトチェックをして、時間をかけて潜降をしていく。

潜降した途端、一名のダイバーに目が釘付けになった。

 

見事な立ち泳ぎである。

足は動いているがフィンキックとは程遠い、膝で進んでいるかのような動きと早い呼吸。

仮に一本目のダイビングであっても、なかなかこうはならない。

きちんとしたインストラクターに習ったことはないのだろう。

やはりダイバーのレベルが落ちていると、今日も感じた。

ミゾレチョウチョウウオ@西伊豆・獅子浜|ダイビングショップアリエス

今年はチョウチョ系が多い。写真はミゾレチョウ

チョウチョウウオ@西伊豆・獅子浜|ダイビングショップアリエス

こちらは普通のチョウチョウウオ

見られた生物は、

エントリー口すぐには、ニザダイとニセカンランハギが海藻をつつき、

色鮮やかなオトメベラ、

ここ数年減ってたなーと思っていたチョウチョウウオ系のトゲやフウライ、ミゾレが多かった。

少し奥の方まで泳いでいくと、サザナミフグ、ヒブダイ、ソメワケヤッコ、モンツキハギなどがいた。

 

やたらと多かったのがオオモンハタの幼魚。

今年はハタの当たり年で、各所で多く見る。

目がくりっとしていてかわいいのだけど、

肉食のハタがあんまり増えると、生物が減りそうで心配だ。

 

そして獅子浜では本来もう少し深場にいるサクラダイが10m台で群れている。

その周りには何十匹ものアカオビハナダイ。

その中でひと際目立つこが一匹いた。

ニセカンランハギとニザダイ@西伊豆・獅子浜|ダイビングショップアリエス

浅瀬に群れるニセカンランハギ(下)とニザダイ

ハナキンチャクフグ@西伊豆・獅子浜|ダイビングショップアリエス

ハナキンチャクフグ

一見するとアカオビハナダイの婚姻色。

婚姻色には本気度(?)によっていくつかバリエーションがあるけれど、

体中央の赤帯の後ろがマンゴーの果肉のようなオレンジ色になり、

頭から尾ひれにかけて白い線が入る。

尾ひれの後端半分ほどが鮮やかな赤。

 

それが、そのこは赤帯の後ろが尾ひれまで全て黄色だった。

写真で見ると少しオレンジがかっているのだけど、実際はもっと薄いきれいなイエローだった。

求愛中らしく動きが早くて、バチっとした写真は撮れなかったけど、

尾ひれ後端まで黄色いのが分かる。

 

西伊豆では場所によってはアカオビハナダイは珍しくなく、

一日で何百匹も見ることがあるが、こんな体色をした個体を見たのは初めてだった。

ケラマハナダイのオス@西伊豆・獅子浜|ダイビングショップアリエス

獅子浜にもケラマハナダイのオス登場

ソメンヤドカリ@西伊豆・獅子浜|ダイビングショップアリエス

イソギンチャクを背負うソメンヤドカリ

店に戻ってから「アカオビハナダイ 婚姻色」と検索をしても、この色のこは出て来ない。

そんな中見つけたのが、フィリピンのモアルボアルで撮られたアカオビの写真。

今日見た個体とまったく一緒だった。

説明文には婚姻色という表現はなかったけれど、フィリンピンではこれが通常色なのだろうか?

しかしきれいな個体だったなー、もっと鰭の開いた写真をばっちり撮りたかった(≧◇≦)

 

ハナダイ繋がりで言えば、ケラマハナダイのオスがいた。

メスがこれだけ大量にいるのだから、オス化する個体がいれも不思議じゃないのだけれど、昔伊豆にはケラマハナダイのオスなんていなかったので、ちょっと興奮した(#^^#)

 

初めて伊豆に潜ったお二人の感想。

jさん。

「想像してたより見えた。先月潜った奄美と変わらないくらい」

これには周りから「いやいやいやいや、それはないでしょ」と突っ込みが入った。

でも、きれいと感じてもらえたようで良かった(^^)

 

Aちゃん。

「深かった」

そう、獅子浜は結構な急斜面で、透明度が良い時はかなり下まで見える。

今までの最大深度が10mで、今日は18mほどまで行ったので、深くも感じるだろう。

もっとダイビングに慣れて頂いて、次は魚の感想が聞けるようにしたい(^^)

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上手くなれば同じ海に潜っても見られる生物はまったく違い、安全性も高くなります。

「上達して、その先にある水中風景を見て欲しい」

 

ダイビングはただ本数をたくさん潜っても上手くはなれません。

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