PADIダイビングショップ アリエス

DIVINGSHOP ALIES

〒151-0071 東京都渋谷区本町6-37-8 渡辺ビル1F

営業日時:12:00~20:00   定休日 :木曜日・不定休があります

ダイビングのお問合わせはこちらへ

お問い合わせフォーム

留守番電話になった際はお問い合わせ
フォームよりご連絡をお願い致します

03-6276-5758

~ブログ~ 西伊豆・大瀬崎ダイビングツアー ~

ベニハナダイの素朴な美しさ

ベニハナダイのメス@西伊豆・大瀬崎|ダイビングショップアリエス

透明感のある美しいベニハナダイ

6月25日(日)は西伊豆・大瀬崎ダイビングツアー

 

到着するとスタッフのSくんが言った、

「今日は(休憩室の)席もないっす」

うん、知ってるよ。

昨日が激混みだったので「明日はどうですか?」と聞いたら、ガイドのSさんから、

「もうエアのタンクはないですね。エンリッチなら用意出来ますけど」と言われていた。

 

これだけダイバーが多いと湾内はニゴニゴだろう。

今日は潜れるお客様たちだったので、エンリッチ12リッターを2ダイブ分台車に積んで、

水面休息中も戻って来ないで、先端2ダイブの作戦にした。

 

~ 画像をタップすると拡大します ~

ベンテンコモンエビ@西伊豆・大瀬崎|ダイビングショップアリエス

ベンテンコモンエビだった。珍しいのかな?

ケラマハナダイのオス@西伊豆・大瀬崎|ダイビングショップアリエス

ケラマハナダイのオス

今日の目的は先端の新しいエリアを開拓すること。

いつ潜っても、ボートポイントにも勝る魚影を見せてくれる先端。

ここはもっともっと潜りこんで、面白い生物がいるエリアを見つけたい。

 

一本目は勝負をしすぎて、前半は魚がいなくてやばかった…。

大きなトビエイが通り過ぎ、

オトヒメエビの横にクリアクリーナーシュリンプ。

よく見るエビである。

大して見もせずに、証拠写真だけ撮って終わりにした。

 

が、よく見てみるとクリクリエビとは模様が違う。

ベンテンコモンエビのようだった。

検索してみると南方系のエビで、

伊豆大島の現地サービスなどでもブログに載るので、珍しいエビなんだろうか?

うーん、もっと真剣に撮っておけば良かったなぁ( 一一)

フタイロハナゴイ@西伊豆・大瀬崎|ダイビングショップアリエス

クリーニングをねだるフタイロハナゴイ

クダゴンベ@西伊豆・大瀬崎|ダイビングショップアリエス

三分で二匹のクダゴンベ

一本目は失敗に終わるかと思われた後半。

ケラマハナダイの見事なオスがいるエリアに当たった。

メスは湾内にも沢山いるけれど、背びれに赤い点のあるオスは湾内では見た記憶がない。

 

少しすると三匹のフタイロハナゴイが寄ってきた。

目の前にいるアカシマシラヒゲエビにクリーニングされたいようで、

すーっと寄っていく。

「掃除して~」とねだっているようでかわいかった(#^^#)

 

二本目はまた別のエリアに行ってみることに。

ちょうどうちの横でエントリーの準備をしているチームの中に気になる人がいた。

ドライスーツのファスナーが3cmほど開いていたのだ。

誰か気づかないかなーと見ていたのだけど、いよいよ駄目そうなので声を掛けた。

 

ちなみに「様子を見てずに早く教えてあげればいいじゃん」と思った方もいるだろう。

なぜ様子を見ていたかというと、実は他店のスタッフから自店のゲストのミスを指摘されることを嫌がるイントラがいるのだ。

「うちのゲストは俺が見るんだから、余計な口出すなよ」的な。

まあ、見えてないからこういうことが起こるのだけど、

通常イントラは前からゲストのチェックをしているので、仕方ない面もある。

 

「ファスナー開いてますよ」と声をかけると、

まだ若い男性は「ありがとうございます!」とはきはきした声で応え、

横にいたバディの女性は「私が気づいてあげられれば良かったねー」と言った。

この考え方は素晴らしい。

ダイビングは自己責任でやるものだけれど、

バディは特に水中で助け合えるといい。

別に難しいことはない。

たとえトラブルに対処出来なくても、バディがいなくなった時にイントラに教えるだけでも、十分安全性は上がる。

 

過去に一緒に潜ったことのあるダイバーの中には、バディがいなくなっても、まったく気にしない人もいた。

ドライスーツの浮力コントロールが出来なくて浮いていったのだけど、

「下手だから浮いていったんだね」とばかりに笑っていた。

バディ失格である、というかダイバーとしても相当まずい。

カゴカキダイ@西伊豆・大瀬崎|ダイビングショップアリエス

群れると画になるカゴカキダイ

ヒメゴンベ@西伊豆・大瀬崎|ダイビングショップアリエス

大きなヒメゴンベ

ちなみにアリエスではドライスーツのファスナーを閉めてもらった際に、たとえイントラに閉めてもらったとしても、自分で目視するように伝えている。

これはやり方を変えてはいけない。

時々「自分で引っ張って確認してますから大丈夫です」と言う人がいるが、

インナーが噛んでいると途中で止まってしまい、完全に閉まっている状態と勘違いしてしまう。

 

他にも見てはいるのだけど、取っ手がファスナーの終着部に重なったまま「見てるふり」的な方もいる。

もちろん、これでは開いていても分からない。

 

ダイビングは一つのミスもなく終了するのが当たり前。

なにしろ水中という器材なしでは生きられない場所に行くのだ。

事故やトラブルを防ぐには、セッティング、バディチェック、水中でのチーム意識や位置取り、適切な判断など、様々な要素をきちんと行える必要がある。

 

二本目は先端の先端と呼ばれるエリアへ。

エントリーすると頭上にはメジナの群れが凄い。

そして正面のエリアには婚姻色のイトヒキベラが多く見られる。

ずーっといるのだけど、この美しい色合いの紫はついつい写真に撮ってしまう。

メスもごく普通種なのだけど、なかなか美しい透明感で目を引く。

 

ズンズンと左に泳いでいく。

相も変わらずキンギョハナダイ、サクラダイといった魚が無数に群れる。

イトヒキベラのメス@西伊豆・大瀬崎|ダイビングショップアリエス

普通種ながら、なかなかの透明感のイトヒキベラ

婚姻色のイトヒキベラ@西伊豆・大瀬崎|ダイビングショップアリエス

いつもいるが、いつも撮る婚姻色のイトヒキベラ

目の前を一匹のクダゴンベが泳いでいく。

三分もしない内に、もう一匹。

以前は珍しかったこの魚も、段々見かけるのが普通になってきた。

が、普通になっても美しい魚であることは変わらない。

 

泳ぎ進んで行くと、ある所から水底の石の感じが変わってきた。

そこで水深を落としてみることにした。

そこにいたのは素朴な美しさを持つベニハナダイのメスだった。

 

写真で見ると「色の薄いキンギョハナダイのメス」のように見えるけれど、

実際に見ると、体色には透明感があり、顔と尾ひれが黄色くて、かなりのかわいさなのだ。

くぅ~、やっぱりハナダイはいいなー(≧◇≦)

 

戻っていくと、ザ伊豆の魚のカゴカキダイが群れていた。

この黒と黄色のツートーンカラーの魚は、群れると見応えがある。

ザ伊豆の魚と書いたけれど、オーストラリア辺りにもいるので、

南国風な感じと言えば南国風な感じもする。

 

今日のダイビングは最大深度30m、潜水時間は62分と65分だった。

条件さえ許せば、潜れるだけ潜るのがアリエス流。

先端でがっつり調査ダイブ出来る方、募集中です(#^^#)

~アリエスではコロナ対策をしながら営業をしております。当店のコロナ対策はコチラをご覧ください~

<アリエスはダイビングを上達したいダイバーのためのダイビングショップです

ダイビングを本当に楽しむために必要なのは、

<本当の上手さ>と<生物を見る楽しさ>だと、アリエスでは考えています。

上手くなれば同じ海に潜っても見られる生物はまったく違い、安全性も高くなります。

「上達して、その先にある水中風景を見て欲しい」

 

ダイビングはただ本数をたくさん潜っても上手くはなれません。

上手くなりたい、きちんとしたダイビングをしたい、

そんなお客様はダイビングツアーの特長をご覧頂き、

当店のツアーにご興味をお持ち頂けたら、ツアー参加の流れをご覧ください。

 

<お問い合わせ&お申込み>Tel : 03-6276-5758 E-mail  info@alies.jp

‥ページの先頭へ‥

その他のメニュー

ファンダイビングで自然に上達できることなど、10の特長とサービスをご紹介。

ブランクダイバー、再開したい方は、こちらをご覧ください。

ツアーの特長やサポート、スタッフと店内の紹介、お店の考えなどをご説明しています。

お問合せはこちら

お気軽にお問い合わせください

03-6276-5758

電話受付時間 :12:00~20:00(お問い合わせフォームは24時間受付)

*留守番電話になりましたら、お問い合わせフォームよりご連絡をお願い致します。

 (電話番号が履歴に残りません)

定休日:木曜日・不定休があります

   お問合せ

03-6276-5758

ご来店は予約制となっております。
留守番電話になった際は、問合せフォームよりご連絡をお願い致します(電話番号が履歴に残りません)