1月30日(土)は東伊豆・伊豆海洋公園(IOP)ダイビングツアー。
ある日、お客様から一通のメールが送られてきた。
件名は「ホカケハナダイさん」
「獅子浜で初のホカケハナダイが出てました。図鑑の生息域には相模湾、駿河湾、柏島等とあるけど、他では見かけるの?」
近海で見たことはないし、柏島にも何度も行っているが、見た記憶がない。
これは何としても見てみたい。
この日は獅子浜予定だったけれど、前日が大荒れでクローズ、当日も西風。
ホカケハナダイも一週間ほど載っていないし、海況の良さそうなIOPに行くことにしよう。
予想最高気温11℃とは思えない陽ざしの強さ。
まるで夏かのようにダイバーで賑わっていて、この時期に黒潮効果か水温もアップ、いまだに17℃ある。
そして、5mmワンピースと思われるダイバーもいた。
いや、それはさすがに寒くない?
*画像をクリックすると拡大します
2番の根で遊びたかったので、14リッタータンクを使用。
一本目はウエイトチェックもかねて、1番の根をぐるっと回るコース。
シテンヤッコの幼魚、
大分移動していたジャンボオオモンカエルアンコウ、
いっぱい出る割に寒さに弱いミツボシクロスズメダイ、
ここでも寄ってくるコブダイ、
オレンジのイロカエルアンコウ、
地味ながら、群れると目をひくメジナ、
周りに何匹もいたアカハチハゼはいなくなったのに、
ゴマチョウチョウウオはまだ頑張っていた。
一本目で14リッタータンクのウエイトや長さにも慣れたので、二本目はメインの2番の根へ。
IOPにホカケハナダイさんはいないが、ハナゴンベさんはいる。
自分の中で、絶賛どハマり中のスズメダイに続き、じわじわと来ているのがハナダイ系。
なにしろ美しい。
ニラミハナダイなんて絶対に見てみたい。
が、大抵は深い。
図鑑を見てると撮影深度が70mなんていうのもある…。
テクニカルじゃないと思うんだよなー、どうやって行ってるんだろう…?
一番の根をショートカットして、1.5番の根をスルー、白い砂地を越えると、2番の根の絶壁が白砂の水底からそそり立っている。
いつ見ても、この光景はいい。
ハナゴンベがいる水深は25mほどで、そこめがけて一気に深度を落とす。
前情報で聞いた、特徴的な横穴はすぐに見つかった。
探す、探す、探す…。
ハナゴンベ不在…(;'∀')
まあ、必ずいるものではないので仕方ない。
付近を周ると、お馴染のタテキン幼魚はここにも、
ウチワの下にはクダゴンベ、いる時は4~5匹いるらしい、
シテンヤッコにフタホシキツネベラ、
トサカヤッコと見ものが続々と登場する。
やはり、2番は面白いなー。
ある窪みにスジハナダイが固まっていた。
1番の根でも見るけれど、数は少ない。
2番では、この美しい赤いラインを持つ魚も簡単に見れそうだ。
潜る前はブログのタイトルを「ハナゴンベさん」にしようと思っていたけど、不発だったので、ハナダイ繋がりで「スジハナダイさん」にした(*^_^*)
窒素を溜めてしまったので、送り出しの入り江で過ごしていると、小さなサザナミヤッコがいた。
1月も下旬だというのに、まだこんな小さな個体が出てくるんだな。
エキジット口に向かうと、ブダイの若魚たちが大量に通り過ぎていった。
ハナゴンベは二回目の越冬中らしいので、まだいる可能性がある。
次回のIOPツアーでチャレンジしてみよう(#^^#)
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