8月23日(日)は東伊豆の富戸でダイビングライセンス取得講習の二日目。
今回受講のゲストは4本目にして、ホバリングも安定して出来るようになった。
そして、このコースではファンダイビング参加のお客様たちもいた。じっくり練習したい方には通常のダイビングツアーよりも時間の取れる講習に参加することもお勧めしている。
ドライスーツではインナーが変わるとウエイトも変わる。
お一人のゲストは冬場5㌔を付けていたが、インナーが薄くなり、スキルも上達してきた今は2㌔で挑戦中。
潜降には苦戦されているようだが、水中では断然動きやすいらしい。
当店では「適正ウエイトから1㌔違えば潜りづらく、2㌔違ったらメチャクチャ」とお伝えしている。
その位、水中での中性浮力を含めたコントロール性は適正ウエイトか否かで違ってしまう。
*画像をクリックすると拡大します。
一本目を上がってきた時だったか、こんな声が聞こえてきた。
現地ダイビングサービスのインストラクターが大勢のゲストに向かって大きな声で叫んだ、
「ウエイト量を教えてください!分からない人は体重の10%のマイナス2㌔が目安です!」
ダイバーを見ると、季節柄ウエットの1ピースで、富戸はスチールタンク。
ふっー…(-_-;)
そんなウエイトの出し方聞いたことがない。
これだと同じ体重の人は同じウエイト量になるが、
骨が太くて筋肉質で沈みやすい人と、脂肪質の人では同じウエイト量になる訳がない。
この出し方で私自身のウエイトを割り出すと適正ウエイトから3㌔のオーバーウエイトになる。
前述したように3㌔も適正ウエイトが違ったら、私でもダイビングはしづらい。
普通のダイバーだったら目茶苦茶だろう。
自分のウエイト量が分からない位だから初心者でしょう。
そんなダイビングをしてたら、どんなに潜ってもダイビングが上達することはない。
ダイバーのスキルレベルの極端な低下が見られるようになってから随分たつ。
先日行った西川名でもタンクの固定の仕方も、インフレーターの使い方も分からないようで、ガイドさんが教えている場面を見た。
西川名は流れが強すぎて潜水中止になることもあるダイビングポイント。
そんな海で、そんなレベルのダイバーをガイドするとは恐ろしい…。
以前、小笠原ツアーでダイバーのレベルの低下を痛感してから、たびたびこのブログでも、ダイバーのレベル低下の事をお伝えしてきた。
この東伊豆のダイビングサービスさんは、ゲストを上達させるという概念は持ってないだろう。
ガイド(=案内人)なのだから当たり前なのかもしれない。
以前、日本レジャーダイビング協会から「水中ガイドの役割」という声明が出され、その中で「ガイドは水中の案内が仕事であり、ダイバーのスキルを補うことを仕事としない」
「そのダイビングポイントに潜れるスキルを身に付けてから来てください」
という主旨のことが書かれていた。
ダイビングポイントに見合わないスキルのダイバーが来ることは、ダイビングを危なく、つまらないものにしてしまう。小笠原ツアーの例のように。
アリエスに来て頂く新規のゲストの3分の2はダイビングライセンスをお持ちの方で、ほとんどは初心者の方。
そして、当店に来た段階でダイビングが出来た人は一人もいない。
全てのインストラクターはもっときちんとダイビングを教えないといけない。
それが職責なのだから。
そうしなければ、いずれ自分たちに大きなしっぺ返しがくるだろう。
~アリエスではコロナ対策をしながら営業をしております。当店のコロナ対策はコチラをご覧ください~
<東京発・富戸ダイビングツアーならダイビングショップアリエスへどうぞ!>
富戸ファンダイビングは週末平日問わず、2名様から送迎付きで開催します。
ツアーの特長はこちらをご覧ください → <ツアーに行きたい>
アリエスを初めてご利用頂く方はレンタル器材無料です!
<お問い合わせ&お申込み>Tel : 03-6276-5758 E-mail : info@alies.jp
お気軽にお問い合わせください
03-6276-5758
電話受付時間 :12:00~20:00(お問い合わせフォームは24時間受付)
*留守番電話になりましたら、お問い合わせフォームよりご連絡をお願い致します。
(電話番号が履歴に残りません)
定休日:木曜日・不定休があります