7月24日(金)は久しぶりの西伊豆・黄金崎ダイビングツアー。
アリエスのツアーはなぜか雨に降られることが少ない。道中は雨が降っても、ダイビング中は降らない。
この日も時折青空がのぞくような天気だった。
東海地方にも集中的に雨が降り、山の土が流れ込み、今はどこも透明度が安定しない。
透明度が上がると雨が降り、土が流れ込み濁る、また少しすると透明度が上がる、の繰り返し。
二日前までの透明度は砂地で10mほど。
まあ今はこれくらい見えれば上等だろう。
海の日の朝、前日の黄金崎ダイブセンターのブログをチェックすると、
「透明度がガ~ン」というコメントが。
ガ~ンだけで、メートルが書いてない…(;'∀')
*画像をクリックすると拡大します。
結局この日は悪いところで3m、満ちてきて5m位という透明度だった。
ブリーフィングで、
「今日見ようと思ってるのは、ちっちゃいイロカエルアンコウ、ネジリンボウ、チンアナゴとかですかね。ネジリンボウはソフトクリームみたいに黒と白の縞々です」
ネジリンボウは砂地に石でサークルが作ってあるので、近寄り方、離れ方、サークルを通り過ぎる時の注意点などをお伝えする。
潜降時、ちょっと流れがあった。
そして、お客様は一人を除いて流されていった…(;・∀・)
実は潜降時は意外とみなさん真下に降りていない。
それは足が動いてしまっているから。
透明度が良い時は、ちょっと位ずれても平気だが、水が悪い時は同じ場所から全員潜降しないとはぐれてしまう。
多少の流れがあっても、数メートルの水深で同じような速度で全員が潜降出来れば、同じように流されるのではぐれることはない。
ここ最近同じことばかり言ってるが「透明度が悪い時はスキルの差が出やすい」
流されたので、東側のブイから潜降する。
下に降りても透明度は悪くて、見えるのが砂とロープしかなく、正確な場所が分からない。
コンパスを見ながら、知ってるケーソンを目指すことにしよう。
アオリイカの卵を見て、
ケーソンには小さなイサキの群れ、
そこに小さなカンパチの群れが捕食にやってきていた。
第二ケーソンでオレンジが鮮やかな、ちっちゃーいイロカエルアンコウを見る。
ダイビングが一年ぶりというブランクダイバーの方もいたので、一本目は軽く終了。
二本目は、黄金崎ダイブセンターのキャラクターにもなっているネジリンボウと伊豆ではかなりレアなチンアナゴを目指すことにした。
二本目。
2つサークルを見たが、ネジリンボウが出てない。
とりあえず、16mケーソン近くのチンアナゴに向かう。
砂地にはホウボウやセミホウボウの姿。
チンアナゴは越冬した個体だ。
以前は相当珍しかったが、今は黄金崎に来れば見られる。
一匹だから、これ以上増えることはないのかなー。
戻り際、もう一度ネジリンボウを狙ってみる。
ブリーフィングでも話したし、黄金崎に来たからには見て帰ってもらいたい。
サークルに目をこらすがネジリンボウはいない…。
ふと横を見るとサークルの外にペアのネジリンボウがいた!
周りにダイバーもいなかったので、ぱたぱたとホバリングする姿をたっぷり堪能した。
上がってきて器材洗い場での会話。
「ネジリンボウかわいかった~」
「でしょう?白と黒のものはかわいいという法則があるんだよね。パンダとかペンギンとか」
「あと、シャチとか?」
「そうそう」
なんていう会話をしていると、一人のお客様が言った。
「ネジリンボウ分からなかった」と。
ウソでしょ?
あんなに何分間も見てたのに…( ̄▽ ̄;)
「えっ、白と黒の魚だよ。みんなで囲んで、ずっと見てたじゃん」
「あっ、ネジリンボウって魚ですか?それなら見ました」
いや、ブリーフィングで言いましたよね…。
柄とか、サークル内にいるとか…。
まあ、見れていてよかった(*^_^*)
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