PADIダイビングショップ アリエス

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ブログ ~ 西伊豆・田子ダイビングツアー ~

キビナゴと小カンパチの戦い

カンパチ@西伊豆・田子|ダイビングショップアリエス

延々と繰り広げられていた
キビナゴとカンパチの捕食シーン

8月24日(土)~25(日)は西伊豆・田子&南伊豆・中木ダイビングツアー

初日のダイビングポイントは田子。

 

【天気】晴れ、気温31℃。

【潜水データ】透明度15m

水温 28~30℃

最大深度/①28.2m/②27.0m/③22.0m

潜水時間/①41分/②43分/③51分

 

距離的には遠い田子も、往路は時間的には大瀬崎に行くのと大差ない。

この日もあさ9時半過ぎには到着。

既に港には大勢のダイバーの姿があった。

船長が言った「今の出航逃すと、次は一時間後なんですけど」

 

急いで準備をするとミスが出る可能性があるので、ダイビング前はなるべく時間に余裕を持ちたい。

が、この暑い中一時間待ちは辛いし、今回はたまたま経験本数500~1100本というチームだったので、準備をしながらブリーフィングをし、出船に間に合わせた。

と思ったら、他のショップさんでは経験本数一桁というダイバーもいて、うちの方が早く乗船することとなった。

 

~ 画像をタップすると拡大します ~

スジアラ@西伊豆・田子|ダイビングショップアリエス

大型のスジアラが眼下を通り過ぎる

キンメモドキの群れ@西伊豆・田子|ダイビングショップアリエス

潜降してすぐのキンメモドキの群れ

一本目のポイントは沖根。

ここには二カ月ほど前から、伊豆で初登場じゃないかと言われるピグミーシーホースがいる。

ピグミー自体は何度も見ているけれど、まだ伊豆では見たことがない(初登場なら、そりゃそうなんだけど)

 

ブイ潜降し、隣の根に移る。

先に探しているチームがいて、みんなでウチワをじっくりと見ているが、見つからにようだった。

すると二人で潜っていた別のガイドさんが、すぐにウチワを指さす。

えっ、もう見つけたの?

と思って覗き込んだらアオサハギの幼魚だった。

「ここでアオサハギかーい」と思ったが、これはこれでかわいかった。

 

自分達の番がきて、大物派以外のお客様たちと探したけれど、

見つかる見つからない以前の問題で、自分の中に敵が…。

ピントが合わない…(-_-;)

ルーペ持って、出直してきます。

タカベ@西伊豆・田子|ダイビングショップアリエス

田子島のタカベ玉

クロホシフエダイ@西伊豆・田子|ダイビングショップアリエス

クロホシフエダイ

根の下の方では80cmほどの大型のスジアラが通り過ぎ、

ハタタテハゼ、ツマジロモンガラなどを見て、

根頭に戻ると、そこには数百のオレンジのキンギョハナダイが群れていた。

 

二本目は期間限定ポイントの田子島。

ここは沖根に向かう途中に見える、小さな灯台が立っている小島、その奥には富士山が見える。

巨石が段々と連なりながら深くなり、深い方は砂地になっている。

 

潜降してすぐ、キンメモドキがギュッと固まって群れていた。

横を南国感たっぷりのタカサゴが過ぎていき、

伊豆の魚なのだけど、南方系風のタカベが玉になって現れる。

 

少し泳ぐと、事前にブログで見ていたキビナゴシャワーに当たった。

いやシャワーなんてもんじゃない、この数はまるでキビナゴの中で泳いでいるようだった。

そこに多数のカンパチの若魚が捕食に突っ込んで行く。

こうやって延々と食事を続けて大きくなり、やがて神子元で見るようなメーター級のカンパチに育つのだろう。

その時の動画がこちら↓

さらにワカシ(ブリの若魚)も参加して、潜っている最中に延々と繰り広げられていた。

ワイド派のダイバーにとっては見飽きない光景だった。

ずっと続いていたので、マクロ派の方は下を見始める。

すると、伊豆では初見と思われるミカドチョウチョウチョウウオの幼魚がいた。

ハードコーラルの多い田子では、チョウチョウウオ科の魚が多い。

年によって流行りがあるけれど、三本目に潜った白崎にもいたので、今年はミカドの当たり年のようだ。

ミカドチョウチョウチョウウオの幼魚@西伊豆・田子|ダイビングショップアリエス

伊豆で初見?ミカドチョウチョウチョウウオ

メガネゴンベ@西伊豆・田子|ダイビングショップアリエス

5年前は珍しかったメガネゴンベが何匹も

そのすぐ隣のテーブルサンゴには二匹のメガネゴンベがいた。

田子生物図鑑には2019年に伊豆で初見と書いてあったけれど、このこも白崎にもいて、これから伊豆で普通に見られる魚になっていくのだろうか?

 

三本目は白崎1番から0番コース。

まずは潜降してすぐのところにある土管へ。

ここでは去年ヤイトヤッコのメスを見ているし、ちょっとレア系のキンチャクダイ科の魚が見られる印象のある場所だった。

今年はタテジマヤッコのメスがいた。

タテジマヤッコのオスとメスは似ているけれど、

簡単な見分け方としては、尾ひれの上下に黒い線が入っているのがメスで、ないのがオス。

腹びれが黒いのがオスで、白いのがメスなのだけれど、下の写真でもたたまれてしまっていて、この部分は分からなかった。

タテジマヤッコのメス@西伊豆・田子|ダイビングショップアリエス

白崎の土管にいたタテジマヤッコのメス

コクテンサザナミハギの幼魚@西伊豆・田子|ダイビングショップアリエス

コクテンサザナミハギの幼魚

根を周っていくと、ソメワケヤッコにコクテンサザナミハギの幼魚。

少し先にバラハタの若魚が見えた。

ハタは小さな頃はすぐに隠れてしまう種類が多い。

バラハタもそうなのだけど、この個体は少し大きかったせいか、

最初は逃げていたものの、少しすると堂々と出てきた。

この明るいカラーのバラハタ好きだなー。

 

サンゴエリアに入って気になったのが、サンゴの白化現象。

浅い根に生えているテーブルサンゴが軒並み白い。

去年の夏も伊豆の海は高水温だったけれど、今年はさらに高い。

今までは伊豆でウエットスーツで潜るといっても、2ピースを着ていたけれど、

今は1ピースじゃないと暑くて潜れないくらいだ。

 

元々伊豆に生息しているサンゴは、低水温にも強い種なので、30℃という水温は高すぎる。

少し深くにある、別の種類のサンゴは白化が少ないようだった。

 

もう一つ印象的だったのがフタスジリュウキュウスズメダイが多いこと。

ポイントによっては数匹出てもネタになるのだけど、

ここには数百匹にも及ぶ数がいた。

やはりハードコーラルが多いというのは、魚の種類が圧倒的に増える。

 

田子の海は豪快なドロップオフを始め、地形でも魚群でも楽しめ、

白崎のように魚の種類がとにかく多いマクロ系のポイントもある、

バリエーション豊かな海。

特に夏から初冬にかけては魚が多いので、ぜひ潜って欲しい(#^^#)

バラハタ@西伊豆・田子|ダイビングショップアリエス

出の良かったバラハタ

ヨコシマクロダイ@西伊豆・田子|ダイビングショップアリエス

何気に田子生物図鑑初登場の
ヨコシマクロダイ

ダイビングを終えて、温泉でさっぱりして、スーパーへ買い出しへ。

お酒やお菓子を買って、米売り場の棚を見ると、ここでも棚はスカスカ。

いやー、日本にあって米不足とは(*_*;

 

海を楽しむのはもちろんなのだけど、泊りのツアーで楽しみなのが夕飯!

アリエスが使っている宿は漁師さんがやっているので、新鮮な魚が楽しめる。

この日は生のカツオの刺身を頂いた。

カツオは足が早いので、普通は炙りにする。

生の刺身にすると、とろっとしていて、まったく旨さが違う。

他にも鯛の焼き魚に、揚げたてのフライ。

ついついビールも進んでしまう。

 

海と食が両方楽しめる田子のお泊りツアーは、11月の伊勢海老ツアーと12月のカニツアーと続きます。

参加ご希望の方はご連絡ください。

海も最高の時期なので、田子ツアーのリクエストもお待ちしています(#^^#)

フタスジリュウキュウスズメダイ@西伊豆・田子|ダイビングショップアリエス

何百匹もいたフタスジリュウキュウスズメダイ

ナンヨウブダイの幼魚@西伊豆・田子|ダイビングショップアリエス

ナンヨウブダイの幼魚

<アリエスはダイビングを上達したい初心者ダイバーのためのダイビングショップです

ダイビングを本当に楽しむために必要なのは、

<本当の上手さ>と<生物を見る楽しさ>だと、アリエスでは考えています。

上手くなれば同じ海に潜っても見られる生物はまったく違い、安全性も高くなります。

「上達して、その先にある水中風景を見て欲しい」

 

ダイビングはただ本数をたくさん潜っても上手くはなれません。

上手くなりたい、きちんとしたダイビングをしたい、

そんなお客様はダイビングツアーの特長をご覧頂き、

当店のツアーにご興味をお持ち頂けたら、ツアー参加の流れをご覧ください。

 

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