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多くのダイビングメーカーで推奨されている頻度は1年か、100本のいずれか早い方となっています。
この頻度がメーカーが余裕を持って安全を保障出来る期間と言えます。
使用頻度が高く(例えば年10回または10日間)、安全を最優先に考えるなら一年に一度出す方が良いでしょう。
しかし、使用頻度が高くない場合はオーバーホール代が高く感じるのか?出したがらない方もいます。
目に見えない内部の傷みをどうやって知るか?
ヨークスクリューの汚れを見てください。
塩が付着して白っぽくなったヨークスクリュー
塩が付いていないヨークスクリュー
オーバーホールに出していないものは整備済みのものと比べて、緑青(薄い緑色のサビ)が付いています*1
*1 チタン製のものは緑錆が付きづらいので分かりづらいです。
もちろんヨークスクリューは海水に直接触れているので、中の汚れとイコールではありません。ただ、使用頻度が少なかったり、真水できれいに器材を洗っている器材と比べると汚れ方に差があると思います。オーバーホールに出す参考にしてみて下さい。
アリエスでは「使用頻度が少ない人でも、最低1年半に1回」をお勧めしています。
なぜ1年半なのか?それは私の経験上、1年半を過ぎた頃からフリーフローが出てくるからです。
大抵は陸上、エントリー前に起きることが多く、直せない場合は他のレギュに交換します。
エントリーが遅れて他のダイバーに迷惑がかかったり、レンタルでは吸いづらかったり、レンタル代がかかったりと良いことありません。
また、まれに水中で起こることもあり常に空気が出続けるので、空気を押し込まれる感じで苦しく感じます。
あまり大量になるとフリーフローレギュレーターからの呼吸という対処が必要になります。
ダイビングライセンス取得コースで習いましたが覚えてますか?
こうなってしまったら、このダイビングは中止せざるをえません。
他のダイバーの方に、とても迷惑がかかりますね。
もちろん「何年もオーバーホールに出してないけど使えているよ」という方もいるかもしれません。故障が出る以外にもオーバーホールに出す意味があります。
車やバイクに乗る方は「オイル交換のようなもの」と思ってもらうと分かりやすいかもしれません。
決められた距離数で交換しなくても走りますし、エンジンも壊れません。
しかし、ずっと交換しなければオイル量は減り、いつかは焼き付き、エンジンは壊れます。
そこまでいかなくても、オイルの性能が落ちればエンジンは傷みます。
レギュレーターもオーバーホールの頻度が少ないと、徐々に傷んでいき、結果寿命が短くなります。
ぜひ、ダイビングは安全な方向に、他のダイバーに迷惑がかからないように潜って頂けたらと思います。
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