PADIダイビングショップ アリエス

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ブログ ~ 沖縄県・久米島ダイビングツアー ~

久米島でタテスジハタ

タテスジハタの幼魚@沖縄県久米島|ダイビングショップアリエス

大瀬崎で出会えなかったタテスジハタに
久米島で出会えた(#^^#)

7月6日(土)~9日(火)はアリエス初の沖縄県・久米島ダイビングツアー

【天気】晴れ、気温34℃。

【潜水データ】透明度15~20m

最低水温30.0℃

最大深度/一本目40m+/二本目19.4m

潜水時間/一本目60分/二本目71分

 

今年の夏のロングツアーに久米島を選んだのは、

「久米島はとにかく生物の種類が多い」という情報を聞いたからだった。

個人的には前のショップで、20年以上前に一回行ったことがあったけれど、

まったく海の印象がない。

 

以前は沖縄とか小笠原とかに行けば、どこのダイビングサービスにガイドをお願いしても、

素晴らしい生物たちが見られると思っていたけれど、そんなことはないのだということにある日気付いた。

そこで今回も久米島のサービスを片っ端から調べていると、

レアものばかりが並ぶ素敵なインスタグラムを見つけた。

那覇だったらショップが多すぎてこうはいかないが、

久米島はそもそも、そんなにサービスの数が多くないので使える手だった。

 

インスタグラムが素敵でも季節性とか難易度、一緒に潜るダイバーの好みやレベルにも左右されるので、どこまで見られるのかは分からない。

期待しながら空路久米島に向かった。

 

~ 画像をタップすると拡大します ~

シコンハタタテハゼ@沖縄県久米島|ダイビングショップアリエス

一番最初に紹介されたのがシコンハタタテハゼ

フチドリハナダイのメス@沖縄県久米島|ダイビングショップアリエス

シコンの上にはフチドリハナダイが群れる

最近の沖縄ツアーは与那国ばかりで、ハンマーや大物狙い以外で潜るのは久しぶりだった。

車を運転してサービスで準備をし、港へ向かう。

 

初めましての挨拶を済ませて、早速一本目のポイント選びへ。

オーナーガイドのHさんが言う、

「40m位にシコンハタタテハゼがいるんですけど、一本目から深くは行かない方がいいですよね?」

そう、経験本数などほとんど当てにならないので、普通は浅瀬のチェックダイブから始まる。

ガイドさんとしても、いきなり深く行くのはリスクが高い。

 

スキルについては事前にお客様が潜れる最大深度と「よほど激流に逆らうとか以外は大丈夫です」と伝えてあった。

ショップツアーということで、その言葉を信用してもらえたのか、初ダイブからシコンハタタテハゼを狙いに行くことになった。

 

もちろん浅いチェックダイブから始めるに越したことはないのだけれど、

深いポイントは基本的には一本目にしか行けない。

三日間のダイビング日であれば、二回しかチャンスがないということだった。

それがお客様のレベルの高さを知っているからこそ出来る潜り方だった。

ヒオドシベラの幼魚@沖縄県久米島|ダイビングショップアリエス

ヒオドシベラの幼魚

ハナゴイ@沖縄県久米島|ダイビングショップアリエス

大小様々なハナゴイが群れる

「シコンから少し上がると、フチドリハナダイがいっぱいいます」

なにっ、フチドリハナダイがいっぱい?

個人的にはフチドリハナダイのオスが一番の目的だった。

「いっぱいと言っても100匹とかじゃないですよ、10匹位です」とHさんは続けた。

いや、10匹で十分凄い。

 

ブリーフィングでは「フタホシキツネベラもいますよ」と言われたのだけど、

それは伊豆でよく見るので遠慮しておいた。

スジハナダイなんかも久米島には少ないらしい。

そういえば、以前柏島で「今、アカオビハナダイがいるんですよ」と言われたことがあったが、大瀬崎の湾内で潜るといつも100匹位いる。

生物が豊富な久米島や柏島であっても、場所が変わると見られるものが全然違うというのが海の面白いところだ。

 

一本目のポイントはウーマガイ。

空は快晴で、なにしろ船上が暑い。

早く海に飛び込みたい。

いざ、ポイントに到着してエントリーすると、

んっ?ぬるい。

それもそのはずで、水温は30℃。

久しぶりに水中で暑いと感じた。

ヒレナガヤッコのオス@沖縄県久米島|ダイビングショップアリエス

ヒレナガヤッコもオスメス合わせ数匹がいた

ホシゴンベ@沖縄県久米島|ダイビングショップアリエス

ゴンベ科の魚も多い。写真はホシゴンベ

久米島にはドロップオフの地形が多い。

カスミチョウチョウウオやハナゴイが群れる棚の上から、ガイドさんの「シコン出てるよー」の合図で一気に水深を落とす。

そこには薄い紫が妖艶なシコンが優雅にホバリングしていた。

 

そのすぐ上にはスミレナガハナダイがいるのだけれど、

これはNDLの都合でスルー。

さらに上、大きく壁がえぐれた中にフチドリハナダイたちが群れている。

この時はオスの姿が少なかった。

ガイドさん曰く「前に入ったチームが散らしちゃったかなー」とのことだった。

 

浅瀬に戻る途中にはオスメス混ざったヒレナガヤッコ、

そして浅瀬には大量のスズメダイたちがいる。

セナキルリ、オキナワ、シコク、アマミ、レモン、イシガキ、ネッタイ、ヒレグロ、ヒメ、イワサキ、メガネといった感じ。

コクハンアラの幼魚@沖縄県久米島|ダイビングショップアリエス

一瞬ノコギリハギかと思ったらコクハンアラでした

イワサキスズメダイ@沖縄県久米島|ダイビングショップアリエス

真っ白なイワサキスズメダイ

二本目のポイントはトンバラザシ。

V字のクレパスの先は深く落ち込み、離れ根がいくつか続くのだけれど、

二本目なので、手前のクレパスの中でじっくり遊ぶことに。

 

ここにはタテスジハタの幼魚がいるとのことだった。

久米島でも現れるのはこの時期の一回だけだそうで、

毎年見られるものの、時期が違うと全然会えないらしい。

 

タテスジハタは去年の秋に大瀬崎の湾内に登場したのだけれど、

出が悪いということで狙いにも行けなかった。

それが久米島で出会えるとは。

 

ブリーフィングでは「引っ込むけれど、すぐに出てきます」ということだったけれど、

機嫌が良かったのか、ずっと出っぱなしだった。

それにしてもパープルの体に尾ひれがオレンジという、なんてきれいなハタなんだろう。

あまりにもずっと出ているものだから、動画を撮ったり、横にいるソメワケヤッコを撮ったりしていた。

次の魚を紹介された時、「んっ、ノコギリハギ?」と思った。

が、体がずいぶん長い。

これもハタの仲間でコクハンアラだった。

似ていると感じたのもそのはずで、ノコギリハギが毒のあるシマキンチャクフグに擬態していると言われ、コクハンアラも同じらしい。

 

その後もカンザシスズメダイ、ニシキヤッコ、モンツキカエルウオ、ツユベラの幼魚、ヒメテグリの求愛行動等々と続いた。

今日一日だけでも、久米島の海の生物層の素晴らしさを感じたダイビングだった(#^^#)

< 関連ページ >

☆ 久米島ダイビングツアー< 美しいミナミハタでハマる >2024年7月18日

☆ 久米島フォトギャラリー

                                2024年7月12日(金)                  

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ダイビングを本当に楽しむために必要なのは、

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上手くなれば同じ海に潜っても見られる生物はまったく違い、安全性も高くなります。

「上達して、その先にある水中風景を見て欲しい」

 

ダイビングはただ本数をたくさん潜っても上手くはなれません。

上手くなりたい、きちんとしたダイビングをしたい、

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