2月24日(土)は西伊豆・大瀬崎ダイビングツアー。
晴れ、気温9℃、東寄りの強風、透明度15~20m、最低水温17.2℃、波あり。
「キンギョハナダイの色彩変異がいるそうだ」
そんな情報をもらい画像を見てみると、それはまるで錦鯉のように、白い体に背中が赤く染まっていた。
伊豆はハナダイ科の魚が多い。
当店の大瀬崎生物図鑑にも14種類いて、まだまだ見れていない種もいるので、実際に見れる数はこんなものじゃない。
ハナダイはオスとメス、幼魚、婚姻色でも色や柄が変わるので、もっと多くの種類に感じる。
そんな中でも色彩変異というのは、二度と同じものが現れないかもしれないので、ここはぜひ見ておきたい。
~ 画像をタップすると拡大します ~
東寄りの強風で湾内も白波が立っていた。
先端も波があり、多少ゴロタの上を歩かないとならないので、エントリーエキジットが難しくなる。
が、これもスキルのうち。
高い波への適切な対処方法を知れば、特に問題無くダイビングが出来る様になる。
昨日までの透明度が8~10mと、この時期にしてはぱっとしなかったのに、
一気に透明度も水温も上がっていた。
黒潮が入ってきたようだ。
風が強くて体感温度が低い陸より、断然水中の方が温かく感じる。
エントリーして先端の先端と呼ばれる方に向かうのだけど、まずいことに押される流れだった。
キックもしていないのに、すっーと体が流されていく。
ダイビングのセオリーとして、往路で流れに逆らい、体力とエアが減る後半に流れに乗って戻ってくるのだけれど、行きたい方向が違う以上仕方ない。
目的地に着くと、そこは手前のエリアとは違い、1mほどもあろうかという大きなソフトコーラルが林立し、そこをナガハナダイ、キンギョハナダイ、スズメダイが乱舞している。
これだけの光景を見られる海を、他に知らない。
流れが強すぎて上から探すことも出来ず、帰りの体力と残圧の問題もあるので、
目的の魚は発見出来なかったが、引き返すことにした。
帰り際、トサヤッコが四匹固まっているところを発見。
先端でトサヤッコはちょこちょこ見かけるけれど、四匹も近くにいるのは珍しい。
二本目も干潮時刻を過ぎるので、潮が緩むのを期待して同じ場所に向かう。
途中、中層のスズメダイの群れの中に、体の後半だけ黒くなった色彩変異の個体がいた。
結局、お目当てのキンギョハナダイとは二本目も出会えなかった、無念…(+_+)
だが諦めない。
三月の二週目に再挑戦したいと思う。
泳ぐ距離もあり、時に流れることもあるのでレベル限定ですが、
参加者募集中です(#^^#)
上がり際、見たことのないガンメタリック色をした魚がいた。
おっ、これは珍しいのじゃないか?とシャッターを切っていたけれど、
んっ?これはソラスズメダイの色彩変異?ということに気付いた。
サービスに戻ると、お隣の席から興奮した様子で、こんな話が聞こえてきた。
ゲスト「ヤエギスの写真撮れました?」
スタッフ「撮れたー!近くに行ったら、知り合いのガイドさんが教えてくれたんだよね」
ヤエギス?
よく参考にさせてもらう生物図鑑のレア度には、
「もう一生会えないかも?こんなヤツ見たら目が潰れます」
と、23年前に撮った写真が載っていた。
このこも深海魚で、幼魚が稀に浅瀬に上がってくるらしい。
まるっとしたフォルムと大きな目がかわいい。
うぉー、見たかった!(≧◇≦)
この日はキアンコウも出ていたし、冬の大瀬崎は深海魚に出会う大チャンス。
いつか会える日が来るのかな~?
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