初めて日本でエンリッチを使ったのは20年以上前だったろうか?
当時は色々と規制が厳しくて、Oリングも緑の専用品だったし、レギュレーターも専用品だった(沖縄県とかは今もそうだけど)
タンク代も高かったし、今一つ普通のダイビングでは普及してこなかった。
また、主流の32%では最大深度が34mなので、深場の魚を見るのには深度が足りないし、空気と違って、酸素中毒の問題があるので「ちょっと深く行っちゃった」では済まされない。
ところが、赤沢には28%のエンリッチがある。
これなら最大水深を40mとっても、酸素分圧は1.4ataで済む。
ダイコンのプラン上のNDLは空気で9分、エンリッチ28%で12分。
このたった3分の差がどうでるか?
以前、キシマハナダイを空気のタンクで見に行った時は、到着した時点でNDLは3分だった。
プランで3分多かったことを考えると、最大水深でいられる時間は倍。これは大きい。
深場にはちびっこスジハナダイやサクラダイのメスが群れていて、色鮮やか。
が、今回探しているのはこの子たちではない。
NDLが少なくなって、深度を上げてからもエンリッチの威力は発揮された。
エアだと、40m付近でギリギリまでいると、もう一桁の水深まですぐに上げないとならない。
ところが、エンリッチ28%だと、20~15mの辺りで、一気にNDLが増える。
これも大きい。
さらに1ダイブ目が終わって休憩室に行き、お茶でも飲もうかと思ってプランを見たら、
もうNDLが11分まで回復していた。
これは空気のダイビングではあり得ない。
エンリッチの威力恐るべし。
2本目も同じエリアに行ったが、お目当ては見つけられず…。
独立した岩礁がなく、巨石が連なる赤沢は位置が特定しづらく、もっともっと潜りこまないといけないようだ。
頭の中を歌が流れる、♪探し物はなんですか~、見つけにくいものですか~♬
せめてもの救いが、エキジット間際にカメが現れたこと。
またすぐにでも行くぞ!
次こそ見るぞ!
と誓って帰ってきました('◇')ゞ
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2022年1月14日(金)
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