この日は西風強風で、吹くと寒く感じるが、止めば日差しは暖かい。
冷えた体にはスーツごと入れるお風呂があるのがありがたい。
あまり深場には行かずに、のんびりと生物を探していく。
エントリーすると、透明度は上々で、鮭のようなボラが群れている。
ゴロタ付近では、キビナゴやイワシが銀色の体をキラキラさせながら群れを成す。
15mの漁礁では、ハナダイ系の群れ。
オレンジのキンギョハナダイのメス、
淡い紫色のアカオビハナダイのメス、
ピンク色の体に、シュッと赤い線の入ったアカオビハナダイのオス。
大小様々いて、ハナダイ系が群れていると華やかだ。
水神にはピカチュウこと、ウデフリツノザヤウミウシ。
まだ、2cmほどのかわいい個体。
もう20年以上前に出版された「ウミウシガイドブック2」には、
「このウミウシのおかげで、伊豆のウミウシフィーバーは始まったと言っても過言ではない」と書かれるほどのウミウシ界のアイドルのはしり。
ゴロタ付近ではカミソリウオ。
ニシキベラ、アカササノハベラ、イトヒキベラといった、<ザ・普通のベラ>が多く見られる。
今後、普通のベラがどの位の種類がいるのか注目していきたい。
二本目は北側のサンゴ漁礁へ。
この漁礁の上にある、小さなハードコーラルエリアが、砂地の多い湾内の中で別格でトロピカル。
オレンジのキンギョハナダイに混ざって、赤い背びれのカシワハナダイ、
しばらくいるナンヨウハギ、
フタスジリュウキュウスズメダイやミツボシクロスズメダイ、
小さいヒメゴンベもたくさんいる。
大瀬崎であまり見かけないチョウチョウウオ系のミゾレも。
サンゴエリアの中で目標にしていたのがメガネゴンベ。
まだ小さくきれいな個体で、メガネという名に相応しく、黄色と赤のラインが目の周りにある。
ゴンベ界のアイドルと言えばクダゴンベだったが、寒さに強いらしく、以前は珍しかったのに、最近は伊豆でもずいぶん見かけるようになった。
そして新たなゴンベ界のアイドルとなってきたのが、メガネやホシ。
ゴンベ系の魚は、なんかポケッとした表情がかわいい。
個人的には伊豆でベニゴンベを見てみたい。
浅場に移動した小さな漁礁には、フタホシキツネベラや、何匹ものモンツキベラの幼魚がいた。
タキベラ属の多くは、幼魚の頃はずんぐりしていて、クリっとした目がかわいい魚(#^^#)
< 関連ページ >
☆ 大瀬崎ダイビングツアー< あっ、ドリーだ! > 2021年10月24日
☆ 大瀬崎ダイビングツアー< かじられながらのブチブダイ > 2021年10月20日
☆ 大瀬崎ダイビングツアー< ドリーって知ってる? > 2021年10月14日
☆ 大瀬崎ダイビングツアー< なんとしてもボロカサゴ > 2021年6月23日
☆ 大瀬崎ダイビングツアー< ヒトスジエソ捕食中 > 2021年6月7日
< 年末年始の休業日のお知らせ >
12月31日~1月6日まで店舗休業となります。
また、1月~3月は水・木曜日が定休日となります。
定休日でもツアーは開催出来ますので、お問い合わせください。
宜しくお願い致します。
2021年12月30日(木)
~アリエスではコロナ対策をしながら営業をしております。当店のコロナ対策はコチラをご覧ください~
<アリエスはダイビングを上達したいダイバーのためのダイビングショップです>
ダイビングを本当に楽しむために必要なのは、
<本当の上手さ>と<生物を見る楽しさ>だと、アリエスでは考えています。
上手くなれば同じ海に潜っても見られる生物はまったく違います。
ダイビングはただ本数をたくさん潜っても上手くはなれません。
上手くなりたい、きちんとしたダイビングをしたい、
そんなお客様はダイビングツアーの特長をご覧頂き、
当店のツアーにご興味をお持ち頂けたら、ツアー参加の流れをご覧ください。
<お問い合わせ&お申込み>Tel : 03-6276-5758 E-mail : info@alies.jp
お気軽にお問い合わせください
03-6276-5758
電話受付時間 :12:00~20:00(お問い合わせフォームは24時間受付)
*留守番電話になりましたら、お問い合わせフォームよりご連絡をお願い致します。
(電話番号が履歴に残りません)
定休日:木曜日・不定休があります