まずは以前見損ねた方がいたのでミジンベニハゼ狙い。
現地ガイドさんから「5m四方のロープの中の瓶の中にいます」と情報をもらった。
一直線にミジンベニハゼエリアに向かう。
瓶はすぐに見つかった。
が、いない。
と思ったら、すぐ先にもう一本、ここにもいない。
と思ったら、瓶が何本もある!
4本目にしてミジンくん発見。
瓶の入り口を行ったり来たりしている。
いつ見ても、小さくてまっ黄色の体、緑の目がかわいい。
すぐに次の目標ミホノハゴロモハゼへ。
ちょっとモエギハゼを彷彿とさせる、透明感のある白い体色のハゼ。
水深25~26mとNDL的に長くはいられない。
ハゴロモエリアに到着すると、砂が舞っている…。
二人のダイバーがいかにもハゴロモを探しているのだけど、
ここは砂泥質で、手を着こうものならズブズブと奥まで入ってしまうほど柔らかい。
度重なる豪雨の影響で、大分陸の土が流れ込んでしまっているのかもしれない。
目印の棒は突き刺さっているが、ハゴロモは見当たらない。
そうこうしている内にタイムリミットが来てしまった。
一度巻き上がると、ほとんど視界がゼロになってしまう砂泥域では完璧な中性浮力が求められるとともに、フィン先を上に向け、上だけでフィンキックする技術が必要になる。
普通にキックをしたら、すぐに砂泥が舞ってしまう。
うーむー、ハゴロモは再挑戦しなければ。
NDLがぎりぎりになってしまったので、ゴロタの辺りで長めに安全停止を取る。
そこには、まだ小さなイッセンタカダゴや、
赤青黄色の信号機カラーが鮮やかな、ウメイロモドキの幼魚がいた。
二本目は南側に向かい、ヤシャハゼ、ホカケハナダイ、ナンヨウハギ狙い。
ヤシャハゼエリアに着くと、ここも砂が舞っていて目印は見えない…。
次の目標の漁礁を目指す。
ナンヨウハギとホカケハナダイは同じハードコーラルの中にいるらしい。
漁礁の上に植え付けられた小さなサンゴの中にはたくさんの魚がいついている。
その中に小さなナンヨウハギがいた。
ナンヨウハギは映画「ファインディングニモ」のドリー。
もうずいぶん前の映画なので、ドリーを知ってる人も減ってきたかもしれない。
伊豆ではけっこうなレアもので、鮮やかな青が目をひく。
他にも1cmほどのフタスジリュウキュウスズメダイがかわいかった。
が、ホカケハナダイが見当たらない。
まわりにキンギョハナダイやらアカオビハナダイは沢山泳いでいるが、
そこには混ざっていない。
すると、サンゴの中に体つきがホカケによく似た魚がいた。
一匹しかいないので、どうやらこれで間違いなさそうだが、
いかんせん、背びれに特徴のある魚なので、開いてないとなんとも印象が薄い。
ガイドのYさんに「あそこのホカケって背びれ開いてないこと多いですか?」と聞いたら、
「多いですねー、開いてないことが」との返事だった。
かわいいサイズだったので、あの特徴的な背びれが見たかったなー。
ゴロタの辺りではイトマンクロユリハゼがいた。
淡い青がきれいな季節来遊漁。
エキジットすると、知り合いのイントラさんに会った。
外海に行くらしい。
「透明度が20mあるらしいですよ。湾内水が悪かったから三本目で行くんです!」と
元気に去って行った。
今日の湾内の透明度は4~5m。
もちろんきれいに越したことはないが、そんなことは気にしない。
見たかった生物さえ見られれば。
次はいつハゴロモ見に行けるかなー(*^_^*)
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