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ブログ ～ 八丈島ダイビングツアー ～
ハナヒゲウツボは偶然じゃない
今日は見つけたぞ！ハナヒゲウツボ
8月19日（木）～21日（土）の伊豆諸島・八丈島ダイビングツアー二日目。
この日のボートは貸し切りで、3ダイブ予定。
まずは三大お気に入りポイント最後の一つ、
メットウ浅根へ。
ここは巨大な船を思わせる、切り立った大きな根がそびえ立ち、沖に向かっていくつか大きな離れ根があり、巨大なイソバナやウチワが生えている。
そして驚くほど魚影が濃い。
～画像をタップすると拡大します～
モンツキベラの幼魚
レンテンヤッコの幼魚
根頭には見渡す限りのキンギョハナダイとキホシスズメダイの幼魚の群れ。
根沿いにはタテキンやレンテンヤッコ、ハタタテハゼ、アマミスズメダイなどの幼魚が見られた。
根頭に戻ってくると、カメが食事中。
そこに、まるでダイバーなどいないかのようにもう一匹のカメが中層からずんずんやってきた。
ぶつかりそうなほど近く、目の前を横切っていく。
カメに警戒心が感じられなくなってきたな。
アマミスズメダイの幼魚
中層からカメが近づいてきた
二本目は島の北にあるポイント、コウラに行こうかと思ったが、船長から
「流れが速すぎる、駄目だっ！戻ろう」ということで、
大分戻って丸石になった。
大分戻ったので、流れがないかと思いきや、けっこーな流れだった…(;・∀・)
フリー潜降で根の上に集合の予定だったが、潜降に時間がかかった数名が根から外れ、
泳いで根まで辿り着く。
中層を泳ぐことが出来ないので、水底を這って進む。
根沿いにはナメモンガラが群れ、
伊豆半島では人気のベラ三種、
ツユベラ、キツネベラ、カンムリベラ（ちょっと育ってたけど）が一度に見れた。
ユカタハタ
丸石の根ではナメモンガラが群れていた
二本目で体力を使った感じになったので、
三本目は「流れてなさそうなポイント」を選んでもらった。
「局長浜は湾になってるから流れないよ」とのことだったので、そこに決定。
密かにハナヒゲリベンジを狙っていた。
行きがけに探すが見つからない…。
岩場ではイナセギンポやヒレグロスズメダイなど、かわいい魚たちが見つかるが、
ハナヒゲは今日も駄目なのか…。
人気ベラ三種、キツネ、ツユ、カンムリが
一度に見れた
イナセギンポ
帰り際、最後のチャレンジと思い、捜索深度を広げたら、
いたーーー！
薄い青のひょろ長い体に、黄色いリボンを付けたような顔、
ひょろひょろ～と体を伸ばしながら、口をパクパクさせている。
ハナヒゲウツボと言えば、昔は沖縄・ケラマの男岩で、イソマグロと並んで名物だった。
柏島では何匹もいるが、他の海ではあまり見かけない。
自分でも八丈島で見たのは初めてだった。
上がって来てから、今回600本記念を迎えた、17年来のお客様が言った。
「ハナヒゲウツボが偶然見つかるなんて、すげーと思った」
いやハナヒゲウツボはあんま偶然には見つかりません(^_^)
ヒレグロスズメダイの幼魚
最後はカメに回遊魚にツバメウオという
八丈島らしい締めになりました(^^)/
もうラストダイブの潜水時間も残りわずか。
根の上の亀裂の中にカメを発見、
エキジットのために中層に上がると、
ナンヨウカイワリかな？
体高のある回遊魚が過ぎ去り、
2匹のツバメウオが寄ってきて、
さらに水面にもカメがいた。
なんとも八丈島のダイビングらしい締めくくりだった(*^▽^*)
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