11月21日(土)は東伊豆・八幡野ダイビングツアー。
北東の風が吹いていたので、もう少し混んでるかと思っていたら、けっこう海は空いていた。
やはり八幡野はこの辺りではのんびり潜れて良いねぇ。
うねりがあって、エントリー口付近は濁りがあったものの、防波堤を越えた辺りからは、透明度も10~12mとまずまず、この日も暑いくらいの陽気だった。
前回の八幡野ツアーには初心者の方がいたので、今日は手前はすっ飛ばしてアジ根から奥を回るコース取りをしてみよう。
エントリーしてすぐの辺りには、まるで雲のようなトウゴロウイワシの大群。
二本目の最後には、やる気のなさそうなイナダがゆるっ~と捕食に来ていた。
あんな速度で泳いでて口に入るのかな?
*画像をクリックすると拡大します
浅いところに、やけに目立つ体色をしたベラがいた。
なんか見たこと有るけど、その時は名前が出てこなかった。
特徴のあるデザインなのでベラ&ブダイ図鑑を見れば、すぐに分かるだろうと思っていた。
が、全ページ見ても分からなかった…。
次に図鑑日本の海水魚を見ると、これか?と思う魚がいた。
が、ちょっと違う。
地球博物館のデータベースでやっと同じタイプを見つけた。
名前はスジベラ。
地域によって体色やデザインまで大きく変わってしまう魚らしい。
アジ根手前の岩には貫禄のあるイロカエルアンコウ。
アジ根の割れ目には西側だけで二匹のタテキン幼魚がいて、片方は10円玉サイズの金色のマツカサウオとのコラボが見られた。
すっかり大きくなったアマミスズメダイに、
割れ目から出てこない、真っ黒に白い線のアブラヤッコ。
根の頂上にはミゾレチョウチョウウオの群れ。
根から離れて砂地の岩に向かうと、黄色が鮮やかなコガネスズメダイ。
そしてブダイベラを見つけた。
10月に黄金崎で発見して、ベテランガイドのYさんも「黄金崎では見たことがない」とのことだったので、レアものかと思ったが、この間は富戸でも見たし、ここには二匹いた。
図鑑海水魚1000種にも稀種とあったが、どうやら今年は当たり年らしい(^_^)
中層に気になるテンジクダイの仲間と思われる魚を見つけた。
目から尾にかけて、特徴的なオレンジのラインが入っている。
図鑑日本の海水魚を見ても、該当する種は載っていない。
地球博物館のデータベースを「イシモチ」で検索すると、3700枚を超える写真が出てきて、調べるのを断念した…。
いつか、見つけたいと思う…。
下の方には、まだ小さいアカハチハゼ。
アカ(=赤)ハチ(=頭)ハゼと言うが、成魚は頭が黄色い。
小さい個体だとちょっと頭が赤っぽくて、名前の由来を感じる。
ずいぶんサイズが大きくなったのに幼魚カラーのツユベラがずっといる。
なぜか伊豆には体は大きいのに幼魚カラーというのをよく見かける。
なんでなんだろう?
水深2mほどのところでは、まだヒレがか細いハナミノカサゴの幼魚が、ウネリを必死に耐えていた(*^_^*)
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