先日の神子元島水中クリーン作戦でアクアラングのブースが出ていたのでモニターをしてきました。
ちなみに翌日にはハンマーヘッドの50頭ほどの群れが出たそうで‥。なぜか人が大勢いる時は出ないような気が‥(^_^;)
使用してみたのはアクアラングのメインBCDアクシオムと、エーペックスのフィンRK3。
確認してきたのはアクアラングのダイビングコンピューターi300、ドライスーツのインナーMK2、エーペックスのBCDドーナツウイング。
まずアクシオム。
今までのカマーバンド(腹ベルト)でお腹を締め、脇までBCを持って来て安定させる物とは違い、カマーバンドはなくバックルを締めて引くだけ。
これを可能にしたのがラプチャーハーネスシステム。従来のBCが空気を入れると圧迫感が出たのに対して、ハーネスを別にすることによりエアを入れても圧迫感が出にくい。
そして、タンクベルトが腰の中心付近にくるので、従来のBCのように肩が重さで引っ張られるような感覚がなく重さが軽減される感じ。
水中でも圧迫感が出ず、背中側に多くエアが溜まるのでトリムも取りやすい。
続いてエーペックスのフィンRK3。
一見スキューバプロのジェットフィンのような形をしていますが、中身はまったく異なります。
今年のエーペックスのカタログの表紙にも使われている、アメリカ軍の協力で設計された、頑丈なフィン。ドライスーツ対応の大型フットポケットと、着脱が簡単、スーツが圧縮されても緩みの出ないスプリングストラップ付き。
見た目は重そうですが、純ゴムではなくトリムが取りやすいように浮く素材が使われていて、ブレードを触った感じは、かなり柔らかい。
メーカーさん曰く「通常のフィンキックよりも、あおり足に効果があります」との事。
横幅があるので通常のフィンキックだと僅かに足を広げてキックをするような感じ。あおり足では、幅の広さが有効で力強く進みます。
通常のフィンキックを早く行おうとすれば、それなりの力が必要なので中級者以上向け。スプリングストラップは見た目よりも遥かに柔らかく、使い勝手は良好。
ブーツサイズで25cmから。
次に最近ずいぶん売れているというダイビングコンピューターのi300。
最近は家から付けて行ける小さな腕時計タイプのダイコンが多い中、目立つのが大きさ。
腕に付けて比べてみると、腕時計タイプよりはずいぶん大きい。
その分画面が大きいので、将来を見据えて老眼が気になる方や、ダイビング中しか使わないと割り切っている方には、とても見やすいダイコンです。
また、ベルトも大きく長いのでドライスーツを着用時、手首ではなく腕に巻けたり、グローブを着けたまま着脱しやすいのもいいところ。
そしてナイトロックスにも対応していて、本体価格が¥48,000-とかなり安いので、条件に合う方にはお買い得なコンピューター。
続いてドライスーツのワンピースインナー、インナースーツMK2。
シェルドライ用ですが薄いのでネオプレンでも使用出来るそうです。
見た感じは浮力が強そうでしたが、ワールドダイブのサーマルボディスムーサーと大差がないんじゃないかとの事。
元が保温力のないシェルドライ用なので、ネオプレンで使うには16℃以下でちょうどいい位だそうで、水温が低い時、寒がりな方にお勧め。
ヒップファスナーがあり、フロントファスナーも下から開くので、男性も女性もトイレに行きやすく、全部脱ぐ必要がないので特に寒い時には有効そう。
最後はエーペックスのBCDドーナツウイング。
これは従来の一体型のBCDとは違い、テクニカルダイビングでよくあるハーネスとブラダーを組み合わせて作るもの。
特長としてはフロント部分に何もないので動きやすく、ショルダーベルトが下までおりるので、しっかりとフィットさせる事が出来る事。
また小さいサイズではBCDが体の幅を出ないので、狭いところを通りやすかったり、軽いので飛行機に乗るような時に良いそうです。シンプルで格好いいBCでした。
アクアラングのどの社員の方と話をしても感じるのが、営業と言うよりも開発者という印象。誇りを持って良い製品作りをしているダイビングメーカーだといつも思っています(^-^)
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2016年6月1日(水)
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