ダイビング用語集　た行（２）

ダイブプロフィールとはダイビング中の時間毎に深度を表したグラフのこと。

ダイブプロフィールの形により減圧症のリスクが変わってくる。

理想的なダイブプロフィールは潜水開始直後に最大深度を取り、段々浅くなってくるもの。

潜水時間の半分になったら10ｍ以浅にいた方が良いと言う報告もある（TUSA広報ブログ）

減圧症になりやすいダイブプロフィールとしては、潜水時間の後半に深い所に行く、深度の上下を繰り返す、のこぎり型と呼ばれるもの。

潜水パターンと同意語。

デッドエアとは活用出来ない、また動かせない空気の事。

スノーケルやレギュレーターを使用している時に、肺以外のガス交換が行われない部分（呼吸死腔）や、ドライスーツで排気出来ないエア、生地の中に保温や浮力の為に閉じ込められた気泡を指すこともある。

デニールとはBCDの生地の厚みや強度を指す。

数字が大きいほど丈夫で重く、硬い。

数字が小さいと柔らかく、軽く、耐久性は低くなる。

アクアラングの上級機種では耐久性の必要な外生地には840デニール、内側には着やすく、体への当たりも良い420デニールが使われている。

レンタル器材として良く使われるウェーブは全て1050デニール。

トラベル用がメインのズーマは全て420デニール。

生地が重いと言っても、実際のBCDの重量はDリングの材質や数、シュアロックの有無などに変わるので、硬い生地を使っているから重いとは限らない。

アクシオムのSサイズは3.3ｋｇでウェーブは2.9ｋｇ。

陸上で測った重量なので、水中重量（ウエイト量が変わる）とは違う。

また、薄いデニールだからといって外側が丈夫ならば、極端に耐久性が劣る物ではない。

良いＢＣＤの選び方はコチラをご参照ください。