PADIダイビングショップ アリエス
〒151-0071 東京都渋谷区本町6-37-8 渡辺ビル1F
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初心者はパラオに潜れるのか?
「来月パラオに行くので、すぐダイビングライセンスを取りたいんですけど」
こんなお問い合わせを頂くことがあります。
Cカードを取り立てだと絶対パラオでダイビングが出来ないかと言われれば、そうでもありません。
それは、パラオでも体験ダイビングが出来るようなポイントもあるからです。
ただ、お問い合わせを頂いている方がイメージしているパラオのダイビングスポットはブルーコーナーやブルーホールだと思います。
こういった人気の迫力があるポイントには安全に配慮している、ダイビングのルールを厳守しているようなダイビングサービスでは潜らせてもらえません。
初心者でもブルーコーナーに連れていくお店もあると思います。
やはり商売ですので、低スキルを理由にお客様を断ってしまえば売上は下がり、評判も悪くなるかもしれません。
ただ、安全面から考えると「お客様のレベルではブルーコーナーには行けません。今のスキルで楽しめるポイントに行きましょう」と言ってくれるのが良いダイビングショップです。
小笠原を楽しめる経験本数は?
オープンウォーターのCカードは18mまでの水深(の講習で潜った範囲)で潜れる資格で、自分が講習を受けた海と同等か、より良いコンディションの海で潜れるという事になっています。
実際にはダイビングライセンス取得コース(4回のダイビング)だけですと、潜ることがやっとで楽しむという所までいきません。
海にははっきりとしたレベル分けがあり、上級者向けほど面白い海が多いのが普通です。
以前、小笠原のベテランガイドさんが、こんなことを言っていました。
「小笠原には200本潜ってから来てほしい。そうでないと、本当の小笠原を見せられない」
現地ガイドから見ると小笠原の魅力を全て見せるには、この位の本数が必要なのでしょう。
個人的には、なんとか潜るなら50本(質の高いダイビングをしていれば)
100本位潜ってから行くと、より安心して楽しめると思います。
みんなで楽しむために必要なこととは?
グループで行うダイビングは、どうしても一番レベルの低いダイバーに合わせて行うことになります。
自分のレベルが極端に低いと周りのダイバーに迷惑をかけてしまいます。
面白いポイントに行けなかったり、周れる範囲が少ない、潜水時間が短くなる等々。
最近はリスクの高まりにより、現地ダイビングサービスでも「目的のダイビングポイントに潜れるレベルになってから来て下さい」*1とはっきり言うようになりました。
*1 詳細はブログ「ダイビング事故の責任は誰にあるのか?」の写真をご覧ください。
今までの経験上、質の高いダイビングをしていれば20~30本で「なんとなくダイビングが出来る」ようになり、
50本位で、よほど難しい海以外は潜れるようになってきます。
50本というと長い道のりのように思えるかもしれませんが、Cカードを取得して、ひとつ上の資格<アドバンス>を取ると、もう9本。楽しんでいる間に潜れてしまいます。
しかし、ただ本数だけ沢山潜っても上手くならないのがダイビング。
パディではダイビングを上達して楽しむために<3つのEが必要>と言っています。
1. エデュケーション(教育)
2. エクスペリエンス(経験)
3. エクイップメント(器材)
1は、上達できる講習やアドバイスをしてくれるインストラクターと潜ること。*2
2は、間を空けず定期的に、レベルアップ出来る海に潜っていくこと。
3は、上達できる自分の器材を持つこと(使う器材によってダイビングの上達は違います)
*2 教育とは、実力の伴わないステップアップやスペシャリティーを勧めることではありません。
そのダイビングポイントにいるダイバーが全員、安全に楽しめるように、自分の実力と海のレベルを考えてダイビングスポットを選んで下さい(^^)
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