2月3日(土)は東伊豆・八幡野ダイビングツアー。
晴れ、気温9℃、透明度15m、最低水温16℃、凪。
気温の割には日差しが出るとポカポカしていた。
この日アリエスのツアー初参加のIさん。
ある都内のダイビングショップでCカードを取得されたのだけど、
「その店では上達出来そうもない」と感じて当店にお越し頂いた。
なぜIさんが「上達しないダイビングショップ」だと気が付いたかと言えば、
個人で沖縄に潜りに行った時に「垂直潜降しないのは講習違反ですよ」と聞いたから。
そう、この店も潜降というスキルを省き、スロープからそのまま水中に入って行ったそうだ。
ダイビングを教えるのに潜降をしない。
にわかには信じられないことだったけれど、こんなダイビングショップは増えているようだ。
ここは以前のブログ「最大水深6m、潜水時間21分で上達するか?」にも書いた店で、
きちんと教えていないことは知っていたが、潜降すらさせていなかったとは…(-_-)
だが、こんなダイビングショップがPADI優秀賞を取り、どんどんダイビングが出来ないダイバーを増やしていっている。
こういったダイビングショップが大手として大々的にやっているのだから、この業界も困ったものだなぁ…(-_-)
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Iさんの苦手なスキルは「フリー潜降」だった。
そりゃそうだろう、練習していないのだから(^_^)
潜降というのは本当に大切なスキルで、
時々当店に来て頂く新規のダイバーのお客様で、
「潜降出来ない人なんているんですか?」と言われることがあるが、
そういう人はオーバーウエイトで落っこちているだけで、潜降にはなっていない。
「オーバーウエイトは悪いことしかない」にも書いたように、
適正ウエイトで潜降が出来ることで、
スキルが身に付き、中性浮力が取れるようになる。
潜降というスキルには、いくつもの要素がある。
ドライスーツのエアを抜くことが出来ているか、
体は動いていないか、
潜降用の息の吐き方が出来ているか、
バランスは崩れていないか、
何メートルまで潜降すれば体が安定するのか意識しているか。
そして、キック停止のスキルで、
中性浮力、トリム、キックがきちんと出来ているかを検証していく。
見たい生物のリクエストで「カエルアンコウ」というのがあった。
オープンウォーターコースで見れるかも?と言われていたのが見れなかったからだそうだ。
初めて見たカエルアンコウはクロクマこと、黒いクマドリカエルアンコウだった。
一昔前なら激レアだったこのこも、もはや伊豆ではベニカエルより数が多い。
せっかくなので、二本目はベニカエルアンコウを探しにいった。
一番上の写真がそうなのだけど、この場所には同じような色の海綿や岩が沢山あって、見つけるのに苦戦しそうだった。
が、この場所に近づいた時、近くにいた八幡野の現地ダイビングサービス、海好きの福田さんがベニカエルの位置を教えてくれた。
探している最中に教えてくれる人は時々いるが、近づいただけで教えてくれる方というのはほとんどいない。
福田さんには以前にも、こんな感じで教えて頂いたことがある、とても親切な方なのだ。
今回もありがとうございますm(__)m
まだカエルアンコウがイザリウオと呼ばれていた頃、
伊豆で見るのはカエルアンコウかベニカエルアンコウ位で、
クマドリなんて凄く珍しかった。
伊豆の南国化は、もう随分前から言われているけれど、
ただ南方系の魚が増えたというだけじゃなく、いわゆるレアものと呼ばれる生物が多い海になってきたと感じる(#^.^#)
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