7月29日(土)夜発~30(日)は南伊豆・神子元ダイビングツアー。
もう一体何日続いているか分からない位、神子元ではハンマーヘッドシャークの大群が登場し続けていた。
そして、前日の現地ダイビングサービスのブログの写真がやばかった。
通常横から撮った写真が多いのだけど、正面下からハンマーの口が分かるようなドアップだった。
くぅ~、こんな写真が撮りたい(≧◇≦)
さらには黒潮が近づいている。
黒潮が近づくと、いつでもハンマーが出るが、
真っ青な海の中で見る大群は格別だ。
だが、あまり過剰な期待は禁物だ。
良くも悪くも神子元マジックというのがあって、1ダイブの中でも大きく状況が変化することがあるし、ブログにも「濁った時間帯」というのが出てくる。
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翌日、神子元島へ向けて出港すると、
晴天、ベタ凪、見るからに海は青い。
船上でベテランガイドのWさんに昨日の海況を聞くと、
「流れが速すぎて、楽に見れてる訳じゃないよ」とのことだった。
ダイビング前、インストラクターが集まりスタッフブリーフィングが行われる。
現地ガイドのAくんが言う、
「南には絶対に出さないでください。出すと…」
出すと?
「終わりです」
終わりとは?
高根の先に三桁の群れが渦巻いているそうなのだが、
それに当てた途端に爆流に巻き込まれ、
その先のダウンカレントで水底に引きづり込まれ、
チームがバラバラになるらしい。
それはやばい…。
この海でそんなことになると、まじめに〇ぬかもしれない(^_^)
一本目、潜降しようとしたら真下に一匹のハンマーがいた。
ハンマー遭遇まで0分、過去のツアーの中で最速だった。
高い根に掴まり、少し様子を見るがハンマーは出ない。
少し東に流していくと、50か100か?
ハンマーの大群を発見!
周りにいたダイバーが一斉にその群れを追う。
しばし追った後、呼吸を整えてると、また大群に遭遇。
息が上がるので、しばしクエを見て休憩。
何度も出るので、ゲストの一人はこう言った。
「単体だとベルを鳴らそうか迷うんだよね」
二本目。
今度は潜降したらハンマーが群れていた。
まるで伊戸で群れるドチザメのようだった。
とにかくこの日は変な潮だった。
まるでダウンカレントのように、吐いた泡が上に行かず横で滞留したり、
高さによって動く方向が違ったり。
潜降直後に群れがいたので期待していたら、その後ハンマーは出なかった。
サメを求めて高根の方に行くが、南側は潮が速そうなので戻ることにする。
そして終盤、またしても大群が出現!
並走して、どんどん距離を詰めてもハンマーは反転することをしない。
この日から投入したバラクーダフィンの威力か、しばらく一緒に泳ぐことが出来た。
昨日の現地サービスの写真程では無いけれど、ハンマーの下に回り込み、
口が分かるほどまで接近出来た。
さらに5分後には、また大群が登場した。
三本目、さらに青に磨きがかかり、船の水温計は29.7℃を指した。
小笠原ツアーにも参加してもらっていたゲストと、
「海の色が小笠原と変わんなくない?」
「変わんないねー」という程の青さだった。
が、水中に入るとなんか白っぽい…。
終盤までハンマーは出ず、
これは最後に外すか?
と思われたが、最後に爆群れが登場した!
後で動画を停止してハンマーを数えると、ワンフレームに40頭位は写っている。
全体ではいったいどれだけいたのか分からない。
神子元では5日前にもジンベイザメが出ていた。
これが伊豆の海だ。
遠くまで行かなくても、神子元に潜れる実力さえあれば、たった一日でこの光景を見ることが出来る。
決して神子元に潜れる実力がないのに、成果だけ求めて潜ろうとしてはいけない。
写真や動画では、この迫力や興奮は伝わらない。
ぜひ腕を磨いて、自分の目でこの迫力を味わって欲しい(*^^)v
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上手くなれば同じ海に潜っても見られる生物はまったく違い、安全性も高くなります。
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